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チェルノブイリ診療記
| 菅谷 昭 |
| 私にとって『チェルノブイリ』は、奉仕の精神や慈善活動ではありまん。もうひとつの人生を探す旅なのです。 |
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何かをしたい、何かをしなければというやむにやまれぬ衝動にかられるのは、人の子の親であれば、だれもが感じるごく当たり前の心情ではないだろうか。われわれは同じ地球に生を受け、自分の意志とは関係なく、ただ異なった国という環境のなかでそれぞれに生活しているだけではないか。広大無辺の宇宙から見れば、地球も数ある惑星のなかのひとつにすぎない。そう、われわれは地球人なんだ。少しずつでもよい。今こそ、国と国の境を越えた援助の輪を広げてゆく必要があるのではないだろうか。それぞれが自分のできる範囲で、何らかの行動を起こしてもよいのではないか。
柄になく、そんな思いが私の頭をかけめぐっていた。
わずか2週間。束の間のベラルーシ訪問は、私のこれまでの生き方に、新たな強烈なインパクトを与えてくれた。
そして、ここから私の生きがい探しの旅は始まったのである。
(「はじめに-ベラルーシの夕陽」より)
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- ■目次より
- 決意
- ベラルーシの医療現場
- 事故10年目の春
- 不思議の国ベラルーシ
- 外科医の日常
- 人々の闘い
- ボブルイスク
- 希望
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■A5判206ぺ一ジ
- ■定価:1900円(税抜)
- ■発行:晶文社 東京都千代田区外神田2-1-12 /Tel 03(3255)4501
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