--------------------------------------------------------------------------- 進歩的コミュニケーション協会「インターネットの権利」 欧州ワークショップからの記者発表 --------------------------------------------------------------------------- プレスリリース 2001年2月22日 「インターネットは社会正義にとって安全かつ身近な道具であるべきだ。」 コミュニケーション分野の活動家によるプラハ会議 プラハよ「インターネットをいじくらないでくれ」 PRAGUE "Leave the Internet alone" というのが、2月18日から22日にかけて社会正義のためのインターネット防御 計画をたてるために東西ヨーロッパから集まった弁護士、コンピュータプログ ラマー、学者、コミュニケーション活動家らが政府や大企業に向けて発したメ ッセージの核心である。 会議主催者は、社会正義と開発のためのインターネット利用を促進する国際協 会非営利組織、進歩的コミュニケーション協会(Association for Progressive Communications ―APC)。APC とパートナー組織は、1990年から 市民社会組織を結びつける役割を果たしている。 APC・インターネットの権利・欧州プロジェクトを運営するカレン・バンクス (GreenNet,APC 英国メンバー)は、「APC には、身近で安全なコミュニケー ション手段としてのインターネットを守ろうとする活動家や市民社会組織に声 を与える役割がある。」と語る。 これまでに、APC メンバーとパートナーは、韓国、南ア、英国、スペインで起 きた理不尽な政府、商業利害によって公開中止の脅威にさらされたウェブコン テンツを守る活動を行っている。プラハ会議で参加者が検討したのは、こうし た脅威に対応するさまざまな対策であった。そのひとつが、脅威にさらされた コンテンツを24時間以内に自動複製する技術的・法的に強固な仕組みである 「急速応答ネットワーク」 (Rapid Response Network -- RRN) である。 Andrea Monti はイタリアの弁護士で Electronic Frontiers Italy の代表を 務め、RPN に関する APC に助言する3人の弁護士のひとりである。「弁護士 としてこんなに関心の高い聴衆を得ることは新鮮な体験でした。」とジョーク を飛ばし、「APC がこの革新的連合体を形成することによって、開かれたイン ターネットへの脅威に対抗する真剣かつ有効な解答を生み出している現場に同 席することは本当に新鮮な体験でした。」と続けた。 Alan McCluskey, 'Connected'やオンラインマガジン創立編集者である。彼は 「インターネットが『人々が自己を表現することを勇気付けるため』の道具で あるべきこと。また「ものごとを変え」「コミュニティの暮らしに学びをもた らす」ために用いられるべきことを強調した。 ある参加者は、インターネットの急速な商業化と、世界、国のレベルで進む管 理化を指摘した。いくつかの国家でインターネット接続業者(ISP -- Internet Service Providers) への規制に向けた動きがあることは、コミュニ ケーションのための自由かつオープンな媒体であるべき存在に対する明白な脅 威である。 会議の結論として、「インターネットの権利を護ることは人権の擁護である」 という点に対して参加者の間にゆるやかな合意が成立した。居住地、社会的地 位、性別、政治的、宗教的立場によらず、コミュニケーションを行う権利は人 々の権利であるからだ。 APC メンバーは、少なからず自国で電子コミュニケーションを最初に提供した パイオニアであり、今日では社会参加と変革のための強力な道具であるインタ ーネットの民主的ポテンシャルを護る活動を精力的に進めている。今回の「イ ンターネットの権利」プラハ会議は、そうした一連の活動の最新のものであり、 世界中の政府や大企業に対して「インターネットはオープンであるべき(管理 してはいけない)、環境を護り、人権・平和・開発・民主主義をを推進するた めに用いられるべきである。」という強力なメッセージを発信するために開催 された。 APC について APC (創立 1990) は、平和・人権・開発・環境保護の分野で活動するグループ をはじめて世界的に相互接続させた NGO ネットワークです。今日では瑣末な ことであっても、1980年代から1990年代初頭における電子メールやパソコン会 議の提供は、市民社会が未来に向かって大きく飛躍することを意味しました。 当事、活動家が意見を表明する方法として、これよりも費用対効果の高いの方 法は存在しなかったのです。 10年後のいま、APC は、相変わらず健在で、いまなお市民社会がインターネッ トを戦略的に使う新たな方法を探求しています。メンバーのネットワークは世 界にまたがり、西欧・中欧・東欧、アジア、ラテンアメリカ、北米に拠点があ ります。 APC: http://www.apc.org. 詳しくは下記に連絡を。 Contact: Karen Banks APC Europe Internet Rights Project Manager karenb@gn.apc.org Tel 44 207 713 1941 Anriette Esterhuysen APC Executive Director anriette@apc.org Tel 27 11 726 1692