従来、JCA-NET はインターネット上での活動にあたって JCA.APC.ORG というAPCのサブドメインを利用してきたが、今後は APC とは独立した独自のドメインを用いることとする。独自ドメインの名称や導入時期については理事会と(株)市民電子情報網(POEM)の間で協議して決定する。なお、従来のJCA.APC.ORG ドメインについては、今後もアクセス可能な状態を保つための努力を続けるものとし、廃止は行わない。
インターネットでの電子メールのやりとりやWebサイトへのアクセスに欠かせないドメイン名について、JCA-NET は従来、JCA.APC.ORG という、APC のもつAPC.ORG ドメインのサブドメインを用いてきた。JCA.APC.ORG というドメインは、JCA-NET が APC の一員であることが容易に理解できるドメインとして長らく親しまれてきた。
しかし、インターネット環境や APC やAPCの会員団体の体制の変化に伴い、JCA-NET が JCA.APC.ORG というドメインを用いてインターネット上に安定して存在し、アクセスできる状態を維持するのには技術的に問題がある状態が昨今たびたび発生するようになってきた。これは、ドメイン名の階層構造の上位に存在する APC が原因となって起きていると考えられる事態であり、JCA-NETやPOEM の自助努力で解決できるものではない。
そこで、JCA-NET が会員や非会員のインターネット利用者に対して責任あるサービスや情報を提供し、インターネット上でのコミュニケーションを維持するためには、APC とは独立の独自のドメインを用いる体制に移行するべきだと理事会は判断した。この判断はもっぱら技術的な判断であり、JCA-NET と APC の関係に変化を与えるものではない。そもそも、APC の会員団体も、そのほとんどが現在は独自ドメインを用いている。また、今後は新ドメインへの移行をはかるとはいっても、すでに JCA.APC.ORG というドメイン名は国内外の市民運動や日本国内のインターネット界に広く知られているものであるため、移行後についても廃止を行わず、可能な範囲でアクセス可能な状態を維持する努力は継続して行う。
なお、使用するドメイン名については、現在、JCA-NET であることがよくわかるドメイン名がPOEMの管理下にあるため、仮にそのドメイン名を用いるとするとPOEMとの協議が必要なること、当該ドメイン名以外のドメイン名を新たに取得する場合には、ドメイン名の取得は原則は先着順であるといったことから、この議案ではドメイン名に直接言及せず、理事会とPOEMの協議に委ねることとした。
以下は今回の提案のきっかけのひとつとなった、POEM代表取締役社長から理事会への要請である。このほか、POEMのドメイン名システムの運用担当者からの直接の連絡も先行してあり、その内容はより深刻なものであったことを付記しておく。理事会は現在、(1)の作業を行っているが、楽観視できるものではないと考え、(2)に該当する本提案を行うこととした。
Subject: 【大至急】JCA.APC.ORG の DNS について
Date: Sun, 22 Jan 2006 19:57:09 +0900
JCA-NET理事会の皆様
お世話になります、POEM の入江です。
2006/01/19 頃から、APC が管理をしている
「ドメイン JCA.APC.ORG の DNS」に
断続的に障害が発生しているようです。
この障害は本日も継続して発生しています。
この障害の影響で、JCA-NET サービスのサーバにアクセスしようとする
と、サービスの種類を問わず「サーバが見つかりません」といったエラー
メッセージが利用者のパソコンに表示され、サービスをまったく利用で
きないという現象が発生しています。
* 障害の性質上、ユーザのアクセスプロバイダ等の条件によって一時的に
障害が解消したように見える場合もありますが、障害の原因がなくなっ
たわけではありません
この障害は、これまでも幾度かありました。
このような障害が度々発生すると、JCA-NET の活動に支障をきたすのは
言うまでもなく、JCA-NET サービスの運用自体ができません。
そこで、何を置いても大至急、次の対応を取っていただきたくお願いい
たします。
(1) APC 会員である JCA-NET の理事会として、
APC が管理する「ドメイン JCA.APC.ORG の DNS 」に
障害がたびたび発生しないような対応策を実施する。
具体的には、APC の担当者に理事会よりご連絡いただき、交渉してい
ただき、 対応策を実施していただくことになろうかと思います。
また、対応策の実施は、遅くとも今年度中 (2006年3月末まで) に完了
して頂きたいと存じます。
(2) 上記の対策を JCA-NET 理事会ならびに APC で上記期限までに実施で
きない場合は、JCA-NET の理事会として、別途の対応策を実施する。
別途の対応策を実施する場合も、上記 (1) 同様に、2006年3月末までに
完了して頂きたいと存じます。
尚、上記の (1) または (2) 、或いは (1) (2) 以外の対策を
とっていただけるのかどうかを、2006年2月末までにご連絡ください。
期日を切らせていただきましたが、何ヶ月も待てる状況ではないと
思いますので、対処のほどよろしくお願いいたします。