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紙消費大国、日本

 日本の紙・板紙の生産量は3063万トンで、アメリカに次いで世界第2位。世界合計の約1割を占めている。

世界の紙生産量

 日本の国民1人当たりの紙・板紙消費量は239kgで、世界第7位。世界平均53kgの4.5倍、中国(28.3kg)の8.4倍、インド(4kg)の60倍を消費している。1日当たりにすると655gで、A4の紙130枚分(紙分78枚、板紙分52枚)に相当する。

国民一人あたりの紙・板紙消費量

増え続ける生産量

 2000年度の紙・板紙の生産量合計は3,183万トン。内訳は、紙1,904万トン(合計の60%)、板紙1,279万トン(40%)で、紙の占める割合が高い。

 紙・板紙の生産量は、紙、板紙ともに増加傾向にある。紙・板紙全体では10年前と比べ13.3%増、20年前と比べ76%増、30年前の約2.5倍である。そのうち、紙は10年前より16%増、20年前より81%増、30年前の約2.7倍。板紙は10年前より10%増、20年前より69%増、30年前の約2.2倍と紙の伸び率が高い。

紙・板紙の生産推移

過半数を占める印刷情報用紙

 紙の生産量の内訳は、非塗工印刷用紙(書籍、ノート、雑誌、グラビアなどに使用)、塗工印刷紙(ポスター、カタログ、カレンダー、チラシ、美術書などに使用)、情報用紙(コピー用紙など)を合わせた印刷情報用紙が全体の62%を占める。その中でも印刷用紙が多い。続いて、新聞が18%、衛生用紙9%、包装用紙6%である。

紙の生産量

 板紙の内訳は、76%が段ボールで最も多い。その他は、食品や洗剤、タバコ、薬などを包装する紙箱に使う紙器用板紙が16%である。

板紙の生産量

古紙利用率の低い紙

 製紙原料に占める古紙の割合(古紙利用率)は、紙・板紙全体で57.0%(2000年)である。段ボールなどの板紙の古紙利用率は89.5%と高いが、紙・板紙全体の60%を占める紙は32.1%となっている。古紙利用率を分類別に見ると、新聞紙60%、衛生用紙62.5%、印刷・情報用紙20.9%、包装用紙6.3%となっている。

 私たちが日常に接している雑誌、コピー用紙などの印刷・情報用紙は、古紙利用率が低い上に、新聞紙のように回収システムが整っていないため、古紙回収率も32.9%である。

製品別古紙利用率

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