私たちにできること

 森林破壊を止めるために私たちにできることは、いろいろあります。できることから始めましょう。

 まずは、自らの木材消費生活を変えることがひとつの方法です。大量消費につながっている生活を見直すほか、環境に配慮した製品を選ぶことによって、森林破壊につながっている製品を拒否し、環境に配慮した製品の生産を支持することができます。さらには、政府や企業に対して働きかけを行ったり、森林保護団体の活動に参加すると、より大きな貢献ができるでしょう。

購入時に木材原料に配慮した製品の選択をする

 木材製品を購入するときに、その木材がどこでどのように生産されたかを考慮して選択しましょう。熱帯材、原生林材、合板、バージンパルプなどで作られた製品ではなく、 FSCなどの信頼された制度によって認証された製品、 エコマークが付いた製品、 リサイクル材や古紙、国産人工林材や間伐材を利用した製品 などを選択しましょう。また、木材原料の産出国や樹種を確認することによって、どのように生産された木材であるかを推測できる場合もあります。

木材の消費量を削減する

 環境や社会に影響を与える形で生産された木材製品は削減する必要があります。大量消費につながっているものを使わない(Reduce)、使ったものを再利用する(Reuse)リサイクルする(Recycle)を3つのRとして、心がけるとよいでしょう。

政府や企業に働きかける

 個人消費よりも、政府や自治体、企業による取り組みの方が重要かもしれません。政府や自治体、木材や紙を扱っている企業に対して、環境や社会に配慮した政策や木材調達を推進して欲しいと要望しましょう。

※JATANでは、熱帯林破壊のコピー用紙を取扱っている会社に再考を求める活動や、森林破壊をもたらしている製品をやめ、適切な森林管理によって生産された製品の利用を進める違法材・原生林材不使用キャンペーンを行っています。

活動に参加する

 個人で活動するよりも、グループで活動する方が効果的ですし、知識や人脈も広がります。仲間と森林保護活動を行ったり、森林保護団体の活動に参加しましょう。

世界的視野に立って生活を見直す

 突き詰めて考えれば、森林問題は単なる環境問題ではなく、世界的な南北間の経済格差や、日本を含めた先進国の大量消費を前提とした経済構造や労働慣習によるものであるといえます。こうした大きな構造を変えるには時間がかかるでしょうが、人類が避けて通れない問題でしょう。世界的な環境問題を解決し、持続的な社会を築くために何が必要かを考えていきましょう。

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