2007年7月11日
森林問題と森林認証をテーマにアンケートを実施
〜エコ意識の高い市民は、原料調達の段階でも環境配慮をするよう、
製品・企業に求めていることが数字で明らかに〜
熱帯林行動ネットワーク(JATAN)は、4月21、22日の2日間、東京・渋谷のアースデーのイベント会場で「熱帯林アンケート」を実施しました。
その回答をまとめたところ、熱帯林の破壊の現状について回答者のうち9割近くの人が認識をしていたほか、森林破壊など環境に配慮をしない原料から製造した製品については否定的な意見が多数を占めるなどの消費傾向が明らかとなりました。
これまでこのような角度からの意識調査が取り上げられることが少なかったことを踏まえ、JATANではこの結果を広くアピールしたいと思い、以下簡単に報告致します。
【アンケートについて】
合計で、244人(有効回答数)から回答をいただきました。
質問は簡単に5項目とし、回答者の個人情報を一切問わない無記名方式を採用しました。
尚、アンケート実施会場がアースデーのイベントということもあり、若干エコ意識の高い市民が多いという特徴があります。
【質問内容とその回答から読み取れること】
質問内容は、
1)貴重な天然林を含む熱帯林が紙や合板の原料となっている事を知っているかどうか
2)海外の貴重な森林を原料にして紙や合板を製造する日本企業をどう思うか
3)「森林認証」の存在を知っているかどうか
4)森林認証のある製品とそうでない製品が並んだ場合にどちらを購入するか
などです。
前半2問については、現状への認識の高さと、海外の森林破壊に配慮のない企業の姿勢を問題視する回答が過半数を占めました。後半については、「森林認証」を知らないという回答が多かったものの(全く知らなかった61%)、このような証明があるのであればそうした商品を購入したい、という意欲の高さが高い数値で表れました(値段が上がっても買う56%)。


フリーアンサー
・学校の教科書に書いてあった


フリーアンサー
・正式名称を書いてほしい。FSCだけじゃ分からない。

フリーアンサー
・新しい紙は使わない。
その他アンケートに対するコメント
・マレーシア、サラワクでMDF(合板)工場建設してました。すみません。
以上の回答にあるように、森林環境を破壊していない原料を使った製品を買いたいという意欲の高さは、消費傾向として捉えた場合、注目に値するものとJATANでは考えています。
同時にJATANでは、環境に配慮をした原料調達を行っていくよう、企業に対して強く注意を促していく考えです。
今回の回答者は、会場の特殊性もあって、エコ意識の高い市民が多いという傾向があります。しかし、一般的な傾向としてみても、環境配慮型の消費行動は拡大する傾向にあります。今回の回答は、それらを先取りしたものと、JATANでは分析しています。
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