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//  かわら版・ジャパンユニオン 2004/4/1 第99号
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<INDEX>---------------------------------------------------------

 1.今号のきめゼリフ
2.こんな時どうする
 3.二週間・Newsスッぱ切り
 4.労働電子辞書
 5.サイト紹介
 6.ほっかほか・ほーこく
 7.「No.ゼロ」のぶつぶつつぶやきスペース


<今号のきめゼリフ>----------------------------------------------

 暖かな日差しの中、世田谷にある「いわさきちひろ美術館」に行く。描
 かれている少女のまなざしを眺めていると、「アフガン零年」という映
 画のポスターの少女のまなざしが浮かんできました。もっとも映画はま
 だ見ていませんが。

 3月20日は世界中で、そして日本でも各地でイラク戦争反対の集会やイベ
 ントが行われました。私も氷雨降るなか日比谷公園からデモをしてきま
 した。あの寒さの中、たくさんの労働者・市民が集会やデモを行いまし
 た。しかしまだ戦争は終わりません。今も少女たちのまなざしはずっと
 私たち大人を見つめているのでしょう。もっともっと大きな声を出さな
 ければと思います。


<こんな時どうする>----------------------------------------------

 「経営が苦しいから」解雇? 泣くしかないのか?

 Q:社長から、経営が苦しいから人員削減のため解雇と言われた。同族
   経営の役員には多額の報酬を払っている。新規に新入社員も雇った
   ばかりだ。経営状況の中身の説明もない。会社は整理解雇と言って
   いる。これって合法? 泣くしかないのか?

 A:泣くのは早すぎです。
   「整理解雇」については、裁判では、整理解雇4要件といわれる4
   つの条件がすべて備わっていないと「会社の解雇権の濫用」として
   解雇は認められません。
   4つの要件とは、(1)経営上、人員削減の高度の必要性が存在す
   ること、(2)解雇を回避するための努力が尽くされていること、
   (3)解雇される者の選定基準と選定が合理的運用であること、
   (4)解雇に至るまでに労働者、労働組合に誠実に説明・協議をし
   たこと。この内一つでも欠けていれば、整理解雇は出来ません。あ
   なたの場合、社長の解雇理由は全く不当であることはおわかりでし
   ょう。
   さあ!立ち上がりましょう。


<二週間・Newsスッぱ切り>------------------------------------

 3/12 ・男子大学生の内定率、過去5年間で最低(2月1日現在)
      /厚労省
 3/13 ・14ヶ月連続で倒産件数減少。先月、前年同月比
     ・解雇無効求め中野区を提訴/非常勤保育士7人
     ・組合結成で担任外し、「一審後もいやがらせ」慰謝料5割り
      増し/大阪高裁命令
 3/17 ・春闘一斉回答/一時金件並みアップ。賃上げ抑制傾向。日産
      は満額。
     ・タクシー運転手に労災認定。過重労働を認める/甲府労基署
     ・日本IBMが6300円賃上げへ。
 3/18 ・中国の低賃金、米の雇用奪う/米最大労組が提訴
 3/19 ・日航の就業規則「変更は一方的」。組合勝訴/東京地裁
     ・10日現在の賃上げ率1.41%(4,623円)/東京都
      速報
 3/24 ・「労働契約法」制定へ研究会/厚労省、4月にも
 3/25 ・平均4,625円、前年比334円増/連合・中小ヤマ場の
      回答
     ・大手の賃上げ5,318円、率のトップは食品/日本経団連
     ・自動車総連傘下、45組合がベア獲得
     ・JR各社、定期昇給は確保。東日本が6,618円(1.97%)、西
      日本が4,095円(1.17%)
     ・広島銀行元嘱託の女性敗訴/「雇い止めは正当」と地裁
 3/26 ・教諭の戒告処分無効の判決。当番日の休暇めぐる訴訟/名古
      屋地裁。


<労働電子辞書>--------------------------------------------------

 No.20 −「減給」

 一般には職場秩序を違反に対し、懲戒処分として賃金からその一定の額
 を差し引くこと。減俸とも言う。懲戒処分の一種であり、契約罰として
 の損害賠償とは区別される。労基法では、労働者保護の観点から、減給
 1回の額が平均賃金の一日分の半額を超え、総額が一賃金支払い期にお
 ける賃金の総額の10分の1を超えてはならないと規定している。

 最近労働相談で、仕事のミスで会社に損害賠償金を払っているという話
 がありました。請負契約でない限り、損害賠償などありえませんし、懲
 戒処分であっても労基法による歯止めがあります。会社の脅かしに屈す
 ることなかれ。


<サイト紹介>----------------------------------------------------

 労働者の疲労蓄積度診断チェックリスト
 http://www.jisha.or.jp/frame/index_profile_check.html

 過重労働による健康障害防止のための総合対策が厚生労働省労働基準局
 長通達により(平成14年2月12日:基発第0212001号)示されており、こ
 れにもとづき、中央労働災害防止協会が、労働者自身が疲労の蓄積をセ
 ルフチェックするツールとして、労働者の疲労蓄積度自己診断チェック
 リストが 試作されました。

 発表直後はサイトがパンクするくらいアクセスが殺到したそうです。一
 度これで診断してみてはどうでしょうか。


<ほっかほか・ほーこく>------------------------------------------

 ジャパンユニオン東京東部労組日本橋医師会支部の須藤さんが公益法人
 日本橋医師会に対して起こしていた解雇無効の裁判は3月26日、須藤
 さん全面勝訴の判決が出された。
 
 須藤さんは2002年8月に解雇通告を受けた。すぐさま仮処分裁判を
 起こし、同年11月、勝利決定をかちとった。その後、本裁判を起こし、
 上記判決に至ったものである。
 
 判決は、「被告(日本橋医師会)が主張する解雇事由は、いずれも就業
 規則所定の解雇事由に該当しないというべきであるから、本件解雇は、
 社会通念上相当なものとして是認することができず、解雇権の濫用とし
 て無効である」と断じた。
 
 地裁判決を受けて、東部労組本部と支部は同日、すぐさま日本橋医師会
 に対し団体交渉を申し入れ、話し合い解決を要求した。

 (詳細はジャパンユニオンホームページ「最新ニュース」
 http://www.jca.apc.org/j-union/houkoku.2004.htm を参照)


<「No.ゼロ」のぶつぶつつぶやきスペース>-------------------------

 ●ジャパンユニオン東京東部労組ではメールでの労働相談を受け付けて
 います●主に僕を含む専従のスタッフが回答を作成しているのですが、
 先日、相談への対応をより組合内で広く取り組もうと、執行委員に呼び
 かけました●集まった執行委員にメール相談を渡し、回答の作成に入り
 ましたが、みなさん真剣な表情で回答の作成に取り組んでいました●相
 談が増えてきています。3月はメール、電話など、あわせて500件を超え
 そうです●今後もこういった取り組みができていけばいいと思っていま
 す。(存)



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◆労働組合を結成したい方には
   『東京東部労働組合』
    http://www02.so-net.ne.jp/~toburoso/toburoso.htm
◆労働問題全般についての相談には
   『労働相談センター』
    http://www02.so-net.ne.jp/~toburoso/index.htm
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