【要請書】陸上自衛隊東部方面総監 今村 功 殿
 陸自東部方面隊のイラクへの第9次派兵を中止し、自衛隊の即時撤退を!  


 12月18日に、イラク第9次派兵中止・即時撤退を求める朝霞駐屯地への要請行動があり
ました。主催は「自衛隊・東部方面隊を自衛隊・東部方面隊をイラクに行かせるな!実
行委員会」。20数名が集まり、主催者を含め4団体が東部方面総監宛の要請書を読み上
げ、手交しました。以下は、反安保実の要請書です。

要請書

陸自東部方面隊のイラクへの第9次派兵を中止し、自衛隊の即時撤退を!

陸上自衛隊東部方面総監 今村 功 殿

 報道によれば、来年1月上旬、朝霞駐屯地に総監部を置く陸上自衛隊東部方面隊から
、また1月下旬から2月にかけて陸上自衛隊第一師団が、イラクに派兵されるとのことです。 
 
 私たちは2003年の秋以来、何度も防衛庁を訪れ、派兵中止、即時撤兵の要請を繰り返
してきました。私たちの要請だけでなく、全国各地、特に自衛隊が派遣される地元の人 々の
要請も届けてきました。本日、こうしてまた要請行動を行なわねばならないことは 、まったく残
念でなりません。 
 
 私たちがこの間訴え続けてきた根拠は以下のように明白なものです。
1)アメリカのイラク攻撃は、国連憲章・国際法に明確に違反していること。
2)アメリカ自身があげた攻撃の理由(大量破壊兵器の存在、9.11テロとの関係)がま
ったく根拠がないものであったことが明らかになったこと。ブッシュ大統領自らも、そ れを認めて
いること。
3)自衛隊の活動は、この米国の違法な軍事的侵略・占領と一体となったものであること。
つまり、イラクの民衆と敵対するものであるということ。 

 国際社会では、紛争地の人道援助に携わる場合には丸腰で、武器を持っていないと表
明することが、自らの安全を保障する第一歩だということは常識です。にもかかわらず
迷彩服を着、装甲車に乗り、武器を携えた軍隊である自衛隊による「復興支援」は、非
効率なだけでなく、無用な緊張を現地に強いるものでもあります。12月4日のデモ隊の
自衛隊装甲車への投石、12日に12回目となった迫撃弾による宿営地への砲撃などに見ら
れるように、サマワでの自衛隊の活動は危険であり、自衛隊が「殺し、殺される」可能
性が極めて高くなっています。
 
 さらに、ムサンナ州の産科小児科病院では、劣化ウランないし化学物質汚染によると
思われる子どもの病気が急増しているといいます。また、サマワに派遣されていたアメ
リカ州兵たちが、働けないほどの倦怠感や偏頭痛に悩まされ、帰国後に受けた尿検査で
は9人のうち4人から劣化ウランが検出されています(2005年8月5日付「京都新聞」
)。そのような場所に自衛官を送り込み続けていることを、貴職らはどのようにお考え
でしょうか。
 
 最近の報道では、米兵の死者は2100名を超え、イラク民間人の死者はその10倍、2700
0人から3万人以上に上るとされています。そして12月9日から11日にかけて行なわれた
日本テレビの世論調査では、59.8%の人が、イラクへの自衛隊派遣延長を支持しない、
と答えています。
 
 以下、私たちは要請します。
1)イラクへの第9次派兵を直ちに中止すること。
2)イラクから自衛隊を即時撤退させること。
 
 2005年12月18日
 
 イラクからの自衛隊撤退と沖縄の米軍基地撤去を求める実行委員会
 東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル4F
 hananpojitsu@jca.apc.org fax:03-3234-4118


 イラクからの自衛隊撤退と沖縄の米軍基地撤去を求める実行委員会(反安保実IX)
 東京都千代田区三崎町3-1-18 市民のひろば気付
 TEL:03-5275-5989/FAX:03-3234-4118
 メール:hananpojitsu@jca.apc.org
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