【メディア情報】
 ジュゴン影響調査命令 米連邦地裁が判決 文化財保護法に違反(琉球新報1月25日ほか)
 


辺野古への新基地建設阻止で大きな成果があった。
米サンフランシスコのジュゴン裁判で、地裁が米国防総省に、
ジュゴンへの影響評価(アセスメント)を示す文書を出すように求めた。
琉球新報は大きく報道、本土では毎日jpや東京新聞に小さく報道された。
また、2月2日朝にTBSラジオで真喜志好一さんが少し話した。
訴えたのはジュゴンだった。
基地建設阻止の大きなはずみにしよう。


【毎日(共同配信)】
在日米軍再編:普天間移設 ジュゴン影響考慮を−−米サンフランシスコ連邦地裁
 米軍普天間飛行場移設先のキャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)沿岸部に生息するジュゴンの保護を求め、日米の環境保護団体が起こしていた訴訟で、米サンフランシスコ連邦地裁は24日、米国防総省に対し、移設に際しジュゴンへの影響を考慮するよう要請。同省にジュゴンへの影響を評価する文書を90日以内に提出するよう命じた。【共同】
毎日新聞 2008年1月26日 東京朝刊 (東京新聞も同様の報道)

【琉球新報】 1月25日夕刊から
ジュゴン影響調査命令 米連邦地裁が判決
名護市嘉陽沖を悠々と泳ぐ国の天然記念物ジュゴン=2005年4月21日 普天間飛行場の移設予定地である名護市辺野古沖に生息する国の天然記念物ジュゴンをめぐって、日米の環境保護団体が米文化財保護法(NHPA)に基づき保護を求めた訴訟で、サンフランシスコ連邦地裁は24日(現地時間)、米国防総省が普天間飛行場代替施設建設でジュゴンへの影響などを評価、検討していないことがNHPA違反に当たるとし、同省として公的な環境への影響調査を実施するよう求める判決を下した。
 同地裁は国防総省に対し、ジュゴンへの影響などを示す文書を90日以内に提出するよう求めた。
 …
 同訴訟は2003年9月に提訴された。
 原告側は「歴史遺産の保存を定めたNHPAは、米国外の歴史遺産に対しても、米政府が悪影響を及ぼす行為をする場合は悪影響を回避、緩和する措置をとるべきだと定めており、代替施設建設は同法違反に当たる」と主張していた。
 米政府側は04年8月の初回審理で「NHPAの適用対象は建造物などで、ジュゴンのような生物は対象になり得ない」と却下の申し立てをしていた。
 同訴訟は07年9月に結審した。
基地阻止に弾み 原告関係団体が評価

ジュゴン訴訟判決(要旨)

連絡先
新しい反安保行動をつくる実行委員会(反安保実)
東京都干代田区三崎町3-1-18 近江ピル4階 市民のひろば気付 
FAX:03-3234-4118
e-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
URL:http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/

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