【メディア情報】
 沖縄北部訓練場で枯れ葉剤(琉球新報7月9日夕)
 北部の希少生物に奇形(琉球新報7月12日朝)
 米「裏付け資料なし」(琉球新報7月14日朝)
 枯れ葉剤使用 地位協定の改正しかない(琉球新報7月15日朝、社説)
     


(一言)
またまた新たな米軍基地被害が発覚した。
米公文書から沖縄北部訓練場で枯れ葉剤が撒かれ、
元兵士ががん認定を受けていた。
北部の希少生物の奇形は十数年前から確認されていた。
米側は、防衛施設庁と外務省に「枯れ葉剤使用を裏付ける資料は無かった」と回答。
さすがに、琉球新報は社説で、うやむやにするな、やはり地位協定改定しかない、と主張。

基地の環境への影響は、(故)宇井純氏が早くから訴えていた。
環境被害は基地が返還されてもずっと続く。
基地被害を見逃してはいけない。

○北部訓練場で枯れ葉剤 米軍、60年代散布 米公文書明らかに 元兵士、がん認定
  ダイオキシン残留可能性  県「全くの初耳」 (琉球新報7月9日夕)

              琉球新報2007年7月9日夕刊トップより

○北部の希少生物に奇形
 ヤマガメ、ナミエガエル、イボイモリ
 訓練場隣接地 十数年前から確認 
 (琉球新報 2007年7月12日朝

○枯れ葉剤使用 米「裏付け資料なし」
 北部訓練場調査求めず  政府、解決と認識
 (琉球新報 2007年7月14日朝

○枯れ葉剤使用 地位協定の改正しかない
 このままやぶの中、とうわけにはいかない。ことはあまりに重大だ。在沖米軍が1960年代、沖縄本島北部訓練場でダイオキシンを含む枯れ葉剤を使用していたとされる問題で、米側は13日までに「(枯れ葉剤が)使用、貯蔵されていたことを示す資料、証言や記録はない」と回答してきた。防衛施設庁と外務省が明らかにした。
 施設庁の地引良幸次長は、米側への照会以外の対応を聞かれ「それ以外に手法がないので、まずは米側に確認するのが第一だ」と述べている。つまり、自ら現地調査なり、事実を究明する気はないということになる。案の定、日本政府としては新たに土壌調査、水質調査を求める予定はないとも明言した。日米ともこれで幕引き、としたいのだろうが県民としては到底、納得できるものではない。
………。
 (琉球新報 2007年7月15日朝、社説

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