【メディア情報】 沖縄タイムス(9月30日〜10月7日)
   パトリオット配備 装備次々那覇へ
   順次嘉手納搬送へ/3日間で300台58号通過
   
パトリオット配備「負担増容認できぬ」
   市民団体などは搬入に反対する緊急抗議集会
   知事、負担増に遺憾/米軍再編
     

【メディア情報】沖縄タイムス(9月30日〜10月7日)
(一言)
ついに、迎撃ミサイルパトリオット(PAC3)の初の国内配備が目前となった。PAC3の関連装備品が40台以上のトラックで沖縄本当の嘉手納基地に搬入された。地元首長が声をあげ、「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」も、市民も反対し、沖縄の首長の7割が反対と明言している。そのため、琉球新報も沖縄タイムスも連日報道していた。にもかかわらず、東京では、ほとんどこの重要な報道に接することがない。

○沖縄タイムス(9月30日朝)
パトリオット配備 装備次々那覇へ  週明けに嘉手納搬入
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200609301300_01.html
 日米両政府が米軍嘉手納基地(嘉手納町など)配備で合意した最新鋭の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)ミサイルと関連装備品が三十日から順次本島の米軍港湾施設に到着、週明けから同基地に搬入されることが分かった。在日米軍当局が二十九日、明らかにした。…

○沖縄タイムス(9月30日夕)
装備品 軍港に陸揚げ/パトリオット配備  夜にも嘉手納搬入
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200609301700_01.html
 最新鋭の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の運用にあたる米陸軍防空歩兵大隊が使用する大型車両などの装備品が三十日午前、那覇市の那覇軍港ふ頭に陸揚げされた。米軍は早ければ同日深夜にも一部を配備先の嘉手納基地へ搬入する。PAC3ミサイルと発射台は週明けの十月二日以降、別の輸送船が米軍の天願桟橋(うるま市)に寄港し、弾薬類などを降ろした後、那覇軍港で陸揚げする。ミサイル防衛(MD)を目的とする迎撃ミサイルの国内配備は初めて。…

○沖縄タイムス(10月1日朝)
装備品陸揚げ完了/米パトリオット  順次嘉手納搬送へ/3日間で300台58号通過
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610011300_01.html
在日米軍再編の日米合意に伴う地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の沖縄配備に向け、米軍は三十日夕、輸送船に搭載していた軍用車両三百数十台(コンテナを含む)の那覇軍港ふ頭への陸揚げを完了した。一日午前零時半現在、陸揚げされた装備品は軍港敷地内から移動しておらず、国道58号を使った嘉手納基地への陸送は、一日未明に実施されなければ、二日未明に開始される見通しだ。一方、PAC3ミサイルと発射台を積んだ輸送船は二日以降、米軍の天願桟橋(うるま市)に寄港する。…。

×「負担軽減」後回し/機能強化に反発 沖縄市 事前連絡なく不満…

○沖縄タイムス(10月2日夕)
闇夜突く「大行軍」/市民、警備の薄さに驚きも
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610021700_02.html
 米軍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)装備品を積んだ大型軍用車両四十二台が「大行軍」した二日未明の国道58号。静まり返った街に突如現れたトラックの巨大な姿とエンジン音は、「基地沖縄」のさらなる負担増を告げた。「戦争が忍び寄っている」「異常事態だ」。闇夜を裂いてひた走る姿に、市民は不安の目を向けた。…
×説明なき搬入 首長反発/「基地強化」「住民不安」沖縄市・嘉手納町
×東門市長抗議「地元無視だ」/施設局・外務省に

○沖縄タイムス(10月3日朝)
PAC3撤去要求/嘉手納町議会、あす声明
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610031300_02.html
【中部】最新鋭の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)ミサイルの装備品搬入を受け、配備先の米軍嘉手納基地や嘉手納弾薬庫地区周辺の自治体で反発が広がっている。嘉手納町議会(伊礼政吉議長)は、四日にPAC3の撤去を求める声明文を発表するほか、中部市町村会(会長・知念恒男うるま市長)も同日、うるま市の天願桟橋を使用したPAC3の搬入や基地配備に抗議する方針。米軍は二日午後十一時三十三分、二日間連続で那覇軍港から嘉手納基地への装備品の搬送を始めた。…

米総領事「なぜ騒ぐ」/沖縄市長強く抗議
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610031300_03.html
【中部】地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の米軍嘉手納基地への配備問題で、在沖米国総領事館のケビン・メア総領事が二日、抗議に訪れた東門美津子沖縄市長に対し、「(搬送は)騒音もないのに、なぜこのように騒ぐのか理解できない」との趣旨の発言をした。東門市長が総領事との会見後、取材に対して明らかにした。同市長は「今回の搬送が県民にどれだけ驚くべき光景か、まったく理解されていない」と憤っている。…

○沖縄タイムス(10月3日夕)
パトリオット搬送/連夜の「大行軍」62台
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610031700_01.html
米軍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の沖縄配備に向けた装備品の搬送作業が二日深夜から三日早朝にかけ、また実施された。那覇軍港から嘉手納基地まで移動した軍用車両は六十二台。未明のゲートには、市民グループの抗議の声が響き、国道58号は二夜連続となる「大行軍」に緊迫した。搬送は五日未明まで続く見込みだ。…

○沖縄タイムス(10月4日朝)
三連協が抗議決定/PAC3配備
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610041300_04.html
【中部】地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の米軍嘉手納基地や嘉手納弾薬庫地区への配備問題で、嘉手納町、沖縄市、北谷町の首長と議長で構成する「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)は三日、米軍や国に配備の撤回を求めるとともに、事前説明がないまま装備品の搬入が始まったことに抗議することを決めた。抗議行動の日時や抗議先については四日以降に決まる見通し。…
×3夜連続で移送作業/天願桟橋の輸送船出港

○沖縄タイムス(10月4日夕)
パトリオット配備「負担増容認できぬ」/嘉手納議会基地特委  撤回求め声明
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610041700_01.html
【嘉手納・北谷】米軍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の関連装備品が嘉手納基地に搬入されたことを受け、同基地を抱える嘉手納町議会(伊礼政吉議長)の基地対策特別委員会は四日午前、「これ以上の基地負担は容認できない」などとして、配備撤回を求める声明文を発表した。北谷町議会(宮里友常議長)も同日午前、基地対策特別委員会を開いて対応を協議したが、賛否の意見が出て協議を続けることにした。…
×PAC3本体6日到着
×赤信号無視が続出/PAC3搬送車両

○沖縄タイムス(10月5日夕)
パトリオットくるな/天願桟橋前で市民抗議
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610051700_01.html
【うるま】米軍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)本体が六日にうるま市の天願桟橋に到着予定であることを受け五日午前、沖縄平和運動センターや市民団体などは搬入に反対する緊急抗議集会を同桟橋ゲート前で開いた。午後十時に再び集会を開き、監視行動に入る方針。…
×装備品搬送が完了/PAC3

○沖縄タイムス(10月6日朝)
パトリオット/首長7割「配備反対」
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610061300_02.html
米軍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)本体の到着が迫る中、沖縄タイムス社は五日、米軍基地所在市町村長二十一人を対象に緊急アンケートを実施した。回答した十八人のうち、七割以上の十三人が「反対」と明言。五人は「どちらとも言えない」とし、「賛成」はいなかった。配備先となる中部だけでなく、全県に反発が広がっている。…
×県民守る?米軍都合だ/「逆に標的」高まる懸念 政府論理に異議示す
×元統合幕僚議長・石川亨氏が講演/「パトリオット百発百中でない」 避難所確保の必要性訴え

○沖縄タイムス(10月6日夕)
知事、負担増に遺憾/米軍再編
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610061700_01.html
【東京】稲嶺恵一知事は六日午前、国会内で久間章生防衛庁長官と会談し、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の米軍嘉手納基地への搬入や同基地所属F15戦闘機の未明の離着陸について「住民は非常に過重な負担という認識を持っている。沖縄と本土に温度差がある」と指摘し、在日米軍再編に伴う住民の負担増が先行している現状に、遺憾の意を示した。…

○沖縄タイムス(10月7日朝)
首相「沖縄振興に全力」/知事、PAC3負担訴え
  http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610071300_01.html
 【東京】 稲嶺恵一知事は六日午後、安倍晋三首相と官邸で会談し、沖縄の経済振興や米軍基地の整理・縮小への努力を次期県政でも継続するよう要請した。安倍首相は、米軍普天間飛行場の移設問題を念頭に、今後の政府対応について「沖縄に(米軍)基地が集中している現状を踏まえ(地元)振興にしっかりと取り組みたい。地元の切実な声に応えていかなければならない」と述べ、沖縄振興に全力を挙げる考えを示した。安倍内閣発足後、稲嶺知事と安倍首相の会談は初めて。
 稲嶺知事は、嘉手納基地への地対空誘導弾パトリオット(PAC3)配備に関し「米軍再編は、長期的には地元の負担軽減だが、当面(地元負担は)増加傾向にある」と指摘、配慮を求めた。…


連絡先
新しい反安保行動をつくる実行委員会第10期(反安保実X)
東京都干代田区三崎町3-1-18 近江ピル4階 市民のひろば気付 
FAX:03-3234-4118
e-mail:hananpojitsu@jca.apc.org
URL:http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/

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