【メディア情報】 琉球新報5月6日夕刊、7日朝刊より
  軍港移設14ヘクタール拡大(那覇軍港と牧港補給地区、キャンプ・キンザー)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13408-storytopic-3.htmlhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13437-storytopic-25.html


(一言)負担軽減の目玉のひとつのはずの標記返還も、実はSACO合意の35ヘクタールよりも14ヘクタールも拡大して49ヘクタールになることが判明した。6日午前に北原防衛施設庁長官が那覇市と浦添市に説明した。
「だが軍港と集積場の一体化で、代替施設とキンザーを結ぶ進入道路が不必要になるなど、機能効率が上がるのは必然だ。地元には、原子力潜水艦や空母の入港、弾薬搬出入など、現施設では行われていない活動の実施を警戒する声がある。運用を制限する使用協定の締結議論も、活発化しそうだ。」と報じている。

軍港移設14ヘクタール拡大
(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13408-storytopic-3.html)
 北原巌男防衛施設庁長官は6日午前、那覇市役所、浦添市役所を相次いで訪れ、米軍再編の最終報告に盛り込まれた那覇軍港と牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の全面返還などについて説明した。北原長官は、SACO(日米特別行動委員会)合意で決まった那覇軍港の浦添ふ頭沖への移設計画に加えて、新軍港と隣接した14ヘクタールの物資集積場を新たに整備する決定を明らかにした。これにより代替施設の規模は、35ヘクタールから49ヘクタールに拡大される。
 浦添市の儀間光男市長は、物資集積場の追加整備について「この14ヘクタールはSACOとは別の計画で、新たな基地の受け入れになる。港湾区域内であることから、今後、移設に関する協議会で新たな議論が必要になる」との見解を示した。

 ―以下略―
(5/6 16:03)

特集/透視鏡2006
受け入れめぐり波紋 那覇軍港移設規模拡大

(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13437-storytopic-25.html)
 ―前半略―
 北原長官との会談後、儀間光男浦添市長は「軍港移転は、SACO合意に基づく事項として、実施していくとのことだった。だが、物資集積場は、今回の再編協議で新しく出てきた内容だ」と述べ、従来計画と集積場整備への対応は別という考え方を強調した。「14ヘクタールの新たな基地の受け入れになる。協議会で議論が必要だ」と慎重だ。
 キャンプ・キンザーは最終報告直前まで、「全面返還」ではなかった。
■「全面」の攻防
 防衛庁は4月半ば、那覇軍港移設に伴う物資集積場の整備について、水面下で儀間市長に打診していた。キンザー内に集積場用地を一部残した上で、同施設を返還する提案だった。浦添市側は「まかりならない」と猛反発し、全面返還を要求して譲らなかった。
 政府は急きょ最終報告の見直しに着手。物資集積場は、沖合に建設する代替施設に隣接させることに変更した。防衛庁幹部は「集積場は、積み荷の保管など、軍港に限らず一般的な港の機能だ。地元の抵抗は少ないだろう」とみる。
■位置未定
 ―以下略―
(5/7 13:54)



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