| 東京からの派兵を許すな! 1・21防衛庁抗議行動
 ──自衛隊はイラクへ行くな! すぐかえれ! 殺すな!殺されるな!
 日時:1月21日(土) 14:30(集会開始) 15:00(デモ発)場所:市ヶ谷・外堀公園(JR市ヶ谷駅駅前交番裏手。お堀沿いの公園)
 主催:新しい反安保行動をつくる実行委員会第10期(準)
   練馬北町に司令部を置く陸上自衛隊第一師団が、イラクに派兵される。1月末から2月にかけて500人もの隊員がイラクに送られるのだ。先だって、1月上旬にも、朝
 霞駐屯地に総監部を置く東部方面隊全体から、100人の先遣隊が派兵される。
 イラクでは新憲法に基づく総選挙が行われ、新政府が発足するという段取りになっ ている。
 しかし、新政府樹立以後、アメリカをはじめとする多国籍軍反発と撤退の要求はさらに強まり、
 新政府もそれを無視できなくなるだろう。 『治安の悪化』は占領軍のせいだとする民衆の声は勢いを増すに違いない。
 改めて確認するが、そうした混乱の発端となったのは、アメリカによるイラクへの
 一方的な攻撃と占領だ。しかもアメリカ軍が攻撃の理由とした大量破壊兵器開発の証
 拠も見つからなかった。イラクで、アメリカ軍やその同盟国の軍隊に対する反発が止
 まらないのは、当たり前といえば当たり前なのだ。
 サマワではこの12月4日、デモ隊による投石で陸自の軽装甲機動車の1台のサイド
 ミラーが壊された。デモ隊は、自衛隊向かって「占領軍!」と喚んだとも伝えられて
 いる。
 アメリカによる違法な先制攻撃・侵略・占領を支えるための派兵の延長・継続は許
 されてならない。
 しかも、今回派兵される東部方面隊は、新たに創設される海外派兵専門の待機部隊
 を含む中央即応集団の中核をなすともいわれている。中央即応集団の司令部は、米軍
 陸軍の第一軍団が来るとされる座間基地に置かれようとしている。撤退含みでの東部
 方面隊のイラク派兵であるが、実は、米軍再編を睨んだ、日米共同派兵部隊の先駆け
 としての派兵でもあるのだ。日米軍事体制強化を許さないと言う意味合いでも、第一
 師団の派兵を許してはならない!
 
 イラクからの自衛隊撤退と沖縄の米軍基地撤去を求める実行委員会
 (新しい反安保行動をつくる実行委員会第9期(反安保実IX))
 東京都千代田区三崎町3-1-18 市民のひろば気付
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