無実のゴビンダさんを支える会

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2度目の面会は、「いらっしゃいませー!」のご挨拶  2005年6月22日

 客野です。
 今日の午後、ゴビンダさんの身元引受人になってから2回目の面会に行ってきました。今日来ることは先月から予告していたので、ゴビンダさんの方でも訊きたいことや頼みたいことなど考えて待ち受けていたようです。
 面会室に入ってきた第一声は、いつもの「ナマステ」ではなくて、「いらっしゃいませー!」という、威勢の良いものでした。

 日弁連に対する人権救済の手紙を書くようにと、6月15日面会の時、佃先生から指示があった。早速、翌16日に手紙を書いて神田先生宛に送ったので、届いているかどうか確認してほしい。 (23日到着を確認)

    客野から週2回のペースで送っている絵はがきは、3日程度で手元に届いている。これらの絵はがきをくださったみなさん(小野寺さん、山本さん、飯島さん)のことを懐かしく思い出している。よろしく伝えてください。
 加茂京子さん手描きのバースデイカード、嬉しかった。私の誕生日は6月25日が本当(パスポートの10月21日は間違い)。あと3日で39歳になる。
 蓮見さんからの手紙、届いている。ありがとうございますと伝えてください。
 熊野さんからの「ニュースウィーク」、昨日受け取ったそうです。「これから暑くなると思いますが、体に気をつけて元気ですごしてください。ゴビンダさんのこと、決して忘れていません。再審に向けて一緒にがんばりましょう」という熊野さんのメッセージを読むと、とても喜んでいました。

 こうやって、月1回面会があるし、手紙も頻繁に届くのですごく嬉しいと言うので、周囲の人(まったく手紙や面会のない受刑者)から妬まれるようなことはないかそんな話を聞いたことがあるので心配だと言ったところ、独居房なので周囲を気にしなくてよいし、私に支援グループがついていて新聞や雑誌など送られてくることは前から知られているから、まったく問題ないとのこと。

 発信は、まだ4級だから月1回。7月は、通信用の支援者への手紙を書いてほしいと頼みました。喜んで書くけれど、生活に変化がないので、何を書いたらいいのか、いつも同じようになってしまう・・・同様な理由で家族にもなかなか手紙を書けないでいる。

 ここでの生活は、とにかく変化がない。暑くなったので先週から入浴が週3回になったことくらい。規則に慣れたので、とくに注意されることもない。独居房だからゆっくりすごせる。テレビは、「義経」、「さんまのからくりTV」、爆笑問題のバラエティ番組などをみている。時間があるから日記は毎日つけている。

「何か目標を定めて学習したらどうか。無実なのになぜ!?という無念さはわかるが、刑務所でも学ぼうとすれば多くを学べるはず。長い時間を有効に生かして、何か目標を決めて勉強するとよい。たとえば日本語をマスターすれば、将来ネパールに帰ってからも役に立つはず」との今井さんの激励メッセージを伝えたところ、「日本語は、他の外国人と一緒に勉強するクラスがあるので、入会を申し込んでいる。まだ無理だけど、そのうち日本語でみなさんに手紙を書けるよう、がんばります」と言っていました。

「お願いしていいですか?」と切り出して、ランニングシャツ2枚、差し入れてほしいと希望。サイズは3L。体重は、84から89になり、現在、87キロ。本人いわく、食事の量は同じなのに体重が増えるのは、独居でストレスが減ったせいらしい。

 今日の面会は25分。次回は、7月20日(水)の約束です。