無実のゴビンダさんを支える会

Justice for Govinda Innocence Advocacy Group

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三者協議の情況、すでに新聞で知っていたゴビンダさん。  2012年1月26日(木)

 1月24日三者協議の結果を報告するため面会に行ったのですが、ゴビンダさんは、私から聞くまでもなく、すでに新聞で読んで知っていました。追加鑑定15点からゴビンダさんのDNA型が検出されなかったことについて、「当然の結果です。いつも言っているように、私は、事件当日、被害者と接触していないのですから」。残り27点の鑑定はもう必要ないと、おそらく裁判所もわかってくれていると思うので、次回こそ、最後の三者協議になるだろうと期待していると言っていました。

「ここの仲間たちも、何かニュースが出ると、『ゴビンダ、よかったな。あと少しの辛抱だよ』と励ましてくれています」。おかげで、明るい気持ちで過ごしているが、この頃の厳しい寒さには、さすがに参るとのこと。「工場は、ストーブに近い席なので暖かいけれど、自分の部屋はまるで冷蔵庫。手紙を書こうとしても、手がかじかんでしまって」。ちなみに、横浜刑務所では「使い捨てカイロ」の購入・使用が認められていないとのこと。同じ関東地方で「使い捨てカイロ」を認めている刑務所もあるのに、どうして刑務所によって違いがあるのか、まったく不可解です。しかし、「本当に辛いのは、暑さや寒さという肉体的苦痛ではなく、無実なのに囚われているという精神的な苦痛」と言っています。
ゴビンダさんが1日も早く解放されることを切実に願わずにはいられません。
客野美喜子