上告棄却直後の朴龍皓さんからのアピール

朴龍皓さんの友人、知人の皆さんへ

 前略、お世話になります。
大阪拘置所の朴さんから、友人、知人の皆さんへ年賀のごあいさつを送って欲しいと頼まれましたので、本人の文章を送らせていただきます。
 困難な状況にあっても、身の潔白を晴らすために最後まで闘うとの強い意思を保つためには、皆さんと繋がっているとの実感がとても大事なように思います。
今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。
弁護士 乘井 弥生

明けましておめでとうございます。

 長きにわたるご支援には、心より深く感謝しています。
 平成18年11月26日に最高裁から、判決訂正申し立てに対する棄却決定書を受領。同日付で正式に、無実の罪で無期懲役判決が確定。同時に無実の受刑者となりました。
厳しい再審請求の道を歩む再スタートの日となりました。その後、12月初旬に確定処遇に入ったので、平成19年正月は、大阪拘置所では最後、無実の受刑者としては最初となります。
 悲願は無罪判決。今や絶対零度の決意として結晶化しております。今後とも、どうかご支援の程、よろしくお願いします。

平成19年 正月
「東住吉冤罪事件」
朴龍皓