★本文にも投稿しましたが、ここ数カ月、隊内からの相談が急増しています。当局からの退職の強要、退職したいのに絶対辞めさせてくれない、上官からセクハラをうけている、人権侵害がはびこっている、などなど。中には退職できないので「脱柵や自殺」も考えているという悲痛な声もあります。

 これらの隊内からの声をみると、ようやく私たちが創り上げているホットラインが、成果を発揮し出したということになります。ホットラインは、イラク派兵での隊員たちの相談だけでなく、隊員たちの日常的な「人権相談機関」として創り上げていくことを確認していますが、いよいよその力を持ち始めています。これらの具体的な内容は、プライバシィーの問題がありますから報告はできませんが、ホットラインが「命の手綱」になりつつあることを会員の皆さまにご報告できます。

★陸自部隊のイラク・サマワからの撤退がとりざたされています。ホットラインは、この最後の撤退までねばり強く運動を続けていきたいと思いますが、もちろん、陸自の撤退後も、この運動は継続していきます(イラクでの、空自の派兵は拡大することが予定)。というのは、通常国会での「防衛省昇格法案」とともに、自衛隊の恒常的海外派兵出動法案も出されようとしているからです。ぜひ、会員の皆さま、末永くご支援をお願い致します(小西 誠)。


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