現代企画室

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二分の一になった俺
はたちで両足を失った男の自叙伝

須藤義之/著
2021年6月刊行
定価1300円+税
4-6並製・272頁
ISBN978-4-7738-2103-1 C0036

両足がない、それがどうした。
生きているんだから、希望はあるさ。

「二分の一」になってはじめて気づいた、
支え合う生命の尊厳と真実の物語

1980年9月、20歳のときに、同乗者2人の命を奪い、自らも両足を失う交通事故を経験した著者が、還暦を機に新たに書き下ろした痛快な自叙伝。絶望の淵から立ち上がり、壮絶なリハビリと職業訓練、再就職、そして劇的な恋愛と結婚を経て人生に「勝利」した過程と、これからの人生で果たしたい夢を綴る。

著者・須藤義之のYoutubeチャンネル
「いっすーくるまの自虐の極み」
https://www.youtube.com/channel/UC0EOhwxTiVkik4IbR5LFu0Q

【著者紹介】須藤義之(スドウ ヨシユキ)

1959年北海道生まれ。9歳の時に神奈川県川崎市に転居。高校卒業後、調理師専門学校に進学。夏季休暇にオートバイ事故を起こし、全身11か所を粉砕骨折。1年間の療養生活を送った後に復学する。1980年4月、調理師として就職するも、同年9月、大型トラック3台と激突する交通事故で両足を失う。その後、神奈川身体障害者職業訓練校でデザインを学び、印刷会社に就職。1984年に結婚、3人の子どもに恵まれる。1992年に企画・デザイン・版下制作 で独立し、1994年に有限会社リバティープリント設立。2001年、いじめによる自殺増加を憂い、最初の自叙伝を出版。 全国250か所以上で、命の大切さを訴える講演会を行なう。2007 年に会社を解散、大手企業に再就職。還暦を迎えたのを機に、YouTube チャンネルなどを通じて、「生命尊厳」のメッセージを若者に伝える活動に再び取り組んでいる。