現代企画室

お問い合わせ
  • twitter
  • facebook

トペラトト
おもいでをたべるオバケのはなし

田島 征三/作
おおたか しずる/作
2015年3月刊行
定価1000円+税
A4変上製・24頁
ISBN978-4-7738-1503-0 C8797

「トペラトト」は、新潟県十日町市の山間、すり鉢状の地形の「鉢」という集落にある「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」に棲んでいます。子どもが少なくなった集落の小学校は廃校になりましたが、世界最大規模の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」でアーティスト田島征三による「空間絵本」として再生しました。そこに長年棲んでいたのが学校オバケの「トペラトト」。食いしん坊のトペラトトは「思い出」が大好物。学校がにぎやかだったころは子どもたちの思い出を食べていました。学校が美術館になった今は、訪れる人の思い出をこっそり食べています。2015年夏、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」開催! 本書は、実際に会いに行けるオバケのトペラトトのおはなし。おおたかしずるのオノマトペによる「トペラップ」も収録!

【著者紹介】田島 征三(タシマ セイゾウ)

大阪生まれ。幼少期を高知県で過ごす。学生時代に私家版『しばてん』を制作。1969年『ちからたろう』でBIB(世界絵本原画展)金のりんご賞を受賞。畑を耕し山羊やチャボを飼い、自然に向き合う生活の中で創作活動を続ける。絵本制作と共に、木の実や流木などによる作品を発表し続けている。

【著者紹介】おおたか しずる(オオタカ シズル)

東京生まれ。七色の声を自由に操る、無国籍、ノン・ジャンルのシンガー&ボイス・アーティスト。数百曲に及ぶTVCMでの歌唱や映像、絵画、朗読、ダンスとのコラボレーション等ジャンルや国境を越えた音楽活動を展開している。「声のお絵描き教室」主宰、NHKEテレ「にほんごであそぼ」にレギュラー出演中。

syohyo