世界を見る-《ロシア・ソ連・東欧》 |
ぼくのポーランド文学 〔連帯〕の革命を生み出す精神について語る | |
工藤幸雄著 四六判 394頁 本体価格2200円+税 1981年11月刊 |
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異端、奇筆の作家たちが亡命し、非業の死を遂げる、ポーランドの芸術家のかなしい伝統。小国の悲劇の歴史を背景に負の時代を生きる人々が生み出す〔連帯〕の文化。 |
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ニコライ堂の人びと 日本近代史のなかのロシア正教会 | |
長縄光男著 四六判 264頁 本体価格2000円+税 1989年8月刊 |
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東京・駿河台に異彩を放ってそびえ立つニコライ堂にまつわる、日本近代の歴史の闇を明るみに出して、賭けるべき何事かをもっていた時代の群像を描く労作。 |
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おろしや盆踊唄考 日露文化交渉史捨遺 | |
中村喜和著 四六判 312頁 本体価格2200円+税 1990年5月刊 |
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日露文化交渉史にまつわるこぼれ話やエピソードのなかに、日本とロシアの長い歴史の本質がいかに凝縮されているか。世に流布する粗雑なロシア人認識を排す。 |
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[ペレストロイカポスター集] イメージの叛乱 ソヴィエト帝国へのレクイエム |
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ジェームス・フレーザー編 A4判 112頁 |
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旧ソヴィエト社会に独自の表現ジャンルとして定着していたポスター。風刺・ユーモア・凝視力に優れた作品を集大成。激動を生き抜く芸術家と民衆の心が伝わる。 |
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道標 ロシア革命批判論文集1 | |
ブルガーコフ他著 長縄/御子柴訳 A5判 336頁 |
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レーニンが「自由主義的裏切りの百科全書」と呼んだ本書は、1905年革命後の反動期に、革命・国家・知識人・民衆の意味を問いつめた真摯な思索の書である。 |
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深き淵より ロシア革命批判論文集2 | |
ストルーヴェ他著 長縄/御子柴訳 |
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誰かの夢を担い、誰かの希望を踏みにじり、誰かの拍手のなかで消えたロシア革命。17年直後に革命批判をなしえた預言者たちの栄光と悲哀がこの書にはある。 |
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迷走する復古ロシア | |
ボリス・カガルリツキー著 佐久間/水谷/湯川訳 四六判 308頁 |
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堕落した「共産主義」体制は崩壊した。市場資本主義の「復活」は失敗した。そして次は何か? それを準備するのは誰か? 20世紀末ロシアは誰に住みよいか? |
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