足立壽美の本
東西冷戦・狂気の浪費 核兵器蓄積競争の出発点をめぐって
足立壽美著/46判・260p/94.3/2200円+税
核兵器蓄積競争の道をひた走り始める、1945年後直後の米ソの姿を、新資料を駆使して、米国側の動きから探る。核兵器の問題に取り組み続ける著者の第三作。


カウント・ゼロ[改訂・新判] 原爆投下前夜
足立壽美著/46判・248p/90.1/1500円+税
探究心と言う純粋な欲望が生み出した史上最強にして最悪の兵器=原爆。あの破壊と大量殺戮の決定は、世界平和の構築という理想主義を掲げつつ稚拙になされた。


原爆の父オッペンハイマーと水爆の父テラー
悲劇の物理学者たち
足立壽美著/46判・344p/87.6/1800円+税
核兵器開発の半世紀。その渦中に生きた科学者のなかでもオッペンハイマーとテラーは対象的な道を歩んだ。政治と科学が交錯する核兵器の開発史を描く。