『医療ノート』
木村健一・工藤明人著
目次から
症例研究
欲求不満テストより見たアルコール中毒患者の性格傾向「山谷地域」労務者の肝機能障害について
いわゆる「ジャパゆきさん」にみられた急性幻覚妄想状態と悪性症候群
急性薬物中毒の2症例:中学生の自殺企図について
男子アルコール依存者とその妻のPicture Frustration Test
他25例の研究
論文
収奪・治安管理としての社会保障:保安処分としての医療のシス テム化
シンナー遊び「規制」のもつ治安的意味
優性保護法改悪に反対する
末期医療の論理:人は安楽に死ねるのか?
「患者満足度」を考える。あえて「患者満足」に抵抗する
他4論文
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まえがき
「思えばその時々に書いたものは、その人にとっては排泄物のようなものです。完成するまでは、何かに突き動かされるように必死で書くのだが、書き終わってしまえば、書いたものはすでに過去のものなのです。しかし何となくいとおしく、きちんと後始末・整理してやらねばならないと思ってしまいます。
だから筆者は思い入れたっぷりで整理しようとしますが、他人のウンチを見せられる読者の方はたまったものではないですね。すいませんとしかいいようがありません。この本は、数年前から工藤君と共同してまとめようと準備していたのですが、木村が病気したりして中断されていました。
この数年、関西の友人から、『木村はすでに死んだとの噂があるが生きているのか』との手紙をもらい何と返事していいのかわからずそのままにしているのですが、とりあえず、この論文集を完成することになりました。
ともかく、なにはともあれ、まあいろいろあるが、熱い『友情と連帯』の挨拶として、この小冊子が貴方の元に届くと思うと、いてもたってもいられないくらいのいい気持ちです。」
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