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「オーストラリア現代文学傑作選」第2巻
ティム・ウィントン著『ブレス』刊行記念
オーストラリア文学とワインの会


com  このたび「オーストラリア現代文学傑作選」の第2巻として、オーストラリアを代表する作家、ティム・ウィントン の『ブレス(呼吸)』(Breath, 原著 2008 年)を刊行することとなりました。
 ティム・ウィントン(1960年、西オーストラリア州パース生まれ)は、同国でもっとも読まれている書評誌『Australian Book Review』が2010年に実施した、一般読者が自分の好きな小説を選ぶ人気投票で『Cloudstreet』(1991年)が第1位に輝き、本作『ブレス』(第4位)を含む3作品がベスト20にエントリーするなど、オーストラリア隋一の人気作家です。その作品は、児童文学から戯曲まで幅広く、映画や連続ドラマにもなっており、世代を超えて多くの人々に愛され続けています。

この『ブレス』日本刊行を記念して、作家の池澤夏樹さんと、オーストラリアの文化・文学研究者でオーストラリア・日本の文化交流に尽力されているケイト・ダリアン=スミスさんを招き、トークセッションを開催いたします。池澤さんは、個人編集の「世界文学全集」全30巻を編まれるなど世界文学に造詣か深く、またオーストラリアを舞台とした作品も発表されています。おふたりに、オーストラリア現代文学の現状と魅力、世界文学におけるオーストラリア文学の位置づけや可能性について語っていただきます。
また第2部では、『ブレス』の舞台となる西オーストラリアの街や自然の風景を紹介しつつ、西オーストラリアの ワインやお食事を楽しんていただきます。
文学を通じてオーストラリアの息吹にふれる楽しい一夜、どうぞふるってご参加ください。

○オーストラリア文学とワインの会
[第一部]トークセッション「世界文学地図とオーストラリア」
池澤夏樹(作家)× ケイト・ダリアン=スミス(メルボルン大学)
[第二部]西オーストラリアを味わう:ワイン×食

[日時]2014年1月29日(水) 19時より21時半(開場18時半)
[会場]クラブヒルサイドサロン(代官山) アクセスマップ
[参加費]2,400円 *『ブレス』本代

主催:現代企画室 共催:クラブヒルサイド 助成:豪日交流基金

(ゲスト略歴)

com 池澤夏樹(いけざわ・なつき)
1945年、北海道帯広市生まれ。1975年から3年間ギリシャに暮らし、以降もしばしば゛旅にでる。『スティル・ライフ』で1988年に芥川賞受賞。以後『マシアス・ギリの失脚』『静かな大地』『カデナ』『氷山の南』『双頭の船』などの小説を発表し受賞多数。また翻訳家、書評家として世界の現代文学に通暁し、2011年に完結した「池澤夏樹=個人編集世界文学全集」全30巻(河出書房新社)は高い評価を得ている。旅行記『パレオマニア』ではアボリジニの遺物を求めてオーストラリアを訪ね、2012年に発表した『氷山の南』では主人公とアボリジニの少年の精神的な交流がひとつのテーマとなり、オーストラリア西南部からノーザンテリトリーまでのヒッチハイクの旅が゛印象的に描かれるなど、作品を通じたオーストラリアとのつながりも深い。
com ケイト・ダリアン=スミス(Kate Darian-Smith)
メルボルン大学大学院博士課程(歴史学)修了、PhD。メルボルン大学教授。歴史学およびオーストラリア研究を専門分野とし、オーストラリアの社会史や文化史に関する論文を多数執筆。2007年まで国際オーストラリア研究学会会長を務め、現在、同副会長。歴史、文化、文学に関係する国内外における多数の雑誌の編集委員を務める。ヨーロッパ、中国、台湾そして日本におけるオーストラリア研究の発展に力を注ぐ。

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