LA SIESTA

家保さんの思い出vol.6
我が家の猫事情(5)

2009年9月18日掲載

 この3月末、突然の「肝細胞癌」という嬉しくもない診断を受けて以来自宅療養の毎日で、定期的な通院検診・治療は受けていますが思いもかけずゆっくりとさせて貰っています。おかげさまで、現在至って健康的(?)に過ごしておりますが、同居猫8匹とは、なお一層親密なお付き合いをする羽目になってしまいました。

 毎朝夕、彼らの為の食事の準備は欠かせません。ちなみに内容は、猫缶・ちくわ・ご飯・鰹節のミックスが定番です。ご飯パックの空き容器8個をずらっと並べ取り分ける訳ですが、8匹が我先に群がる様はいつ見ても圧巻です。「順番を待って!」と言っても聞いてはくれませんね。そんな時、ふと「毎日毎日同じ物で飽きないのかなあ」などと思ったりします。調べてみると味を感じる味蕾の数は、ヒトで約9000、猫では約800ということなので味音痴と言えそうですね。でも何をおいしいと感じるのかはヒトと猫とでは全く違うのだそうで、ヒトの基準に合わせて考えること自体、ナンセンスと言えるでしょう。しかも、猫の好みに合いそうな刺身・煮魚・カニ肉・ハム・ソーセージ等各種の肉・牛乳などでも好き嫌いは歴然としていて、嗜好癖も8匹それぞれ違います。考えてみれば食べ物の摂取の仕方も、ヒトのように咀嚼をするわけでなく噛みちぎって飲み込むのが主たる動作なのですから、ヒトの感覚で推し量ることなどできはしないのです。何はともあれ、8匹とも食欲旺盛・元気なのが一番です。時々は困ったイタズラをやってくれたりもしますが、彼らあっての「我が家」であり、この同居猫たちの為にも頑張らなけりゃとつくづく感じるこの頃です。(イエティ)