学労ネット

市教委事務折衝報告
(来年の短時間再任用職員について)

2015年11月8日掲載

10月8日・市教委事務局
出席*学労ネット・・増田、志摩、末廣、長谷川
   教職員課・・・吉川副主幹、的場副主幹

 9月の校長会で、市教委から「来年度再任用職員の希望集約の結果、37名の短時間勤務の希望があった。また、府の「別途定数管理」によって、5校に週3日勤務の短時間勤務者が1名枠として配置される」との報告がありました。
 大阪では、フルタイム枠と週3日勤務(23h15m)枠があります。週4日枠(31h)は、もう募集されていませんし、現在は数名の方が市に残っておられるだけです。週3日間しか来ない人を1名としてカウントすると、本人も働きづらく学校も大変です。一体どうなっているのかと、教職員課に聞きに行きました。
 的場副主幹が主に説明。「残っている4日の再任用職員+同3日+同3日で、10日分、2名とカウントすることができるが、すでに4日の方がひとケタに減り、府が「別途定数管理」をし再任用の定数を割り振っているので、苦しい状態。どうしても5校の中には、3日の人を1名とカウントしてしまうところが出る。」

 ◆組合は以下の事を要求しました。
・現場の負担をできるだけ減らすために、どうしても異動しなければならない場合は、校長は本人にしっかり説明し、本人の理解を得た上で異動し、強制配転にならないようにすること。
・市教委は、現場の負担を最小限にするための配置計画を立てること。
・府教委は、標準定数法を無視して短時間勤務再任用職員の定数を「別途定 数管理」と称して各市教委に押しつけている。市教委の苦労を十分に理解す るが、現場の負担をできるだけ少なくする努力を続けて欲しい。

高槻ではこの後12月に最終希望が集約されます。「3日間勤務者には年金を出す」(支給年齢対象者だけ)という決定が週3日の希望者を大幅に増やしたようです。末廣組合員も書いていますが、短時間勤務の労働条件をさらに築いていくことがこれからの活動のひとつになりそうです。

(長谷川)