学労ネット

証言席で
山田さんの人事委員会不服申立審理

2013年10月27日掲載

証言席で 山田肇さん 君が代不当処分・人事委員会第2回口頭審理
   
 9月26日2時から、大阪の辺境・大阪府咲洲庁舎で、卒業式君が代不当処分を受けた山田さんの不服申し立て人事委員会第2回口頭審理が行われました。1回目は、府側の証人(能村元教職員課長と永井南平台小校長)の審理。今回は、長谷川と、山田さんの南平台小元同僚のMさんが証言しました。私は、2011年度卒業式で、市内で学労ネット・高槻の組合員4名だけに、各校長から一方的に職務命令が出た差別的経緯を証言しました。元々アガリ症で記憶力の悪い私は、証人に最も不向きなタイプで、本番は冷や汗ものでした。しかし、ホットラインHP府側の弁護士が、卒業式当日の事を尋問した時、弁護士がちゃんとリサーチせず、学校の事をよく知らないことがわかって落ち着きました。また、事前に永嶋弁護士が「こんな事を反対尋問で訊かれるやろな」と言われたことが大当たりだったのでワクワクしました。私が府に答えた事が、全体の中でどのような位置を占めるのか証言席で良くわからなかったので、不安でした。
 学校という「井戸の中」にずっと漬かっていると、40秒座っただけで目の敵にされ、仕事を取り上げられても仕方がないと思われがちです。しかし、「井戸の外」・国の外では、憲法違反でとんでもない事です。山田さんになされたこの理不尽を撤回させることは、決して山田さんお一人のためだけではなく、日本に住む全員に関わる事だと肝に銘じたいです。
(長谷川)