<<< 学童保育に関する投書集 >>> <1996年1月29日(月) 【朝日新聞】朝刊 9面 より> 題 名=「学童保育こそ空き教室必要」 投稿者=北海道 平川 美代子 投稿欄=きょういく’96「私もひとこと」  22日の空き教室利用の記事を読んで、学校で異世代間の交流が可能になることは すばらしいと思います。  しかし、現実問題として、学校は本当に空き教室を必要としている児童は閉め出し ています。学童保育の場としての利用は、全国の教育委員会からことごとく拒否され 続けています。  学童保育の現場では、老朽化、騒音による立ち退き問題、資金繰りなどに奔走して います。学校という公的施設が利用でき、公的補助も得て保育ができれば、どんなに すばらしいことでしょう。  これではますます少子化に拍車がかかり、空き教室は増える一方で、小学校は老人 たちの憩いの場になるに違いありません。