指 導 員 会 活 動 報 告 (研修活動は『保育内容の充実』の項を参照)  今年度は、公立の育成室が増えた事で、市連協加盟の学童保育が減り、ブロックを 4つに再編してのスタートになりました。再編に当たっては、大きく入れ替わった所 もあり、それぞれ試行錯誤しながら新たなブロック体制づくりに取り組んできました。  その中で、学童保育の役割や指導員の仕事を捉え直していくこと、特に指導員の仕 事については私たち自身がしっかり捉え、父母や行政に理解を広げていくことは昨年 度からの大きな課題でした。  実態調査に取り組み、「仕事」を整理していきながらも、特に「伝える」という内 容を重点に学び合ってきました。「クラブだより」の発行や父母会での保育報告につ いても、ブロック職員会議や全体職員会議で具体的に内容を検討し、確かめあってき ました。ブロック研修や全体研修についても、受け止め方の違いもあって論議になり ましたが、お互いの保育について指摘し合い、率直に意見を出し合っていく事を大事 にしていこうと、繰り返し確認してきました。一人ひとりの力量を高め、自分たちの 仕事をより充実させていくために、一層の努力をしていきたいと思います。  行政との話し合いの中でも、指導員の仕事について「専門性を持つ仕事」である事 を、強く訴えてきました。長い時間かけて強く訴えかけてきた事が少しずつ理解され ているのか、行政研修の中味も指導員の仕事が確かめられる内容になってきつつあり ます。要望書に基ずく話し合いも、初めて全員が参加して行われ、「公立の指導員は 正規職員が望ましいと思っている」という行政からの言葉が初めて聞かれました。ま た、指導員全員の健康診断が行われた事も、大きな前進でした。  指導員の仕事と役割についても、市連協の提起を受けて「父母の役割、指導員の役 割」を再度学び合いながら、確かめあってきました。それぞれの会で実情は違ってい ますが、父母にも伝えながら、しっかり押さえていきたいと思います。  労働条件の改善については、『中小企業退職金共済』の加入にむけて、学習会を開 催しました。ブロックの中では労働条件について交流されてきましたが、実情を捕ら えて、全体の要求にしていく事はで来ませんでした。  公立の問題については、社会福祉事業団との話し合い、各地域の該当する学童保育 と育成室の交流のみに終わっています。自分たちの問題として捉え、見通しを持って いくのには時間がかかります。課題として残りました。 ┌───┬──────────────────────────────┐ │月 日│ 全 体 会 の 記 録 │ ├───┼──────────────────────────────┤ │5/ │ 総会 │ │6/24│ 近況交流、指導員の仕事と役割1. │ │7/16│ 近況交流、指導員の仕事と役割2. 父母との関わり │ │9/28│ 近況交流、要望書について1. (指導員の実態から) │ │10/22│ 近況交流、研修会の持ち方について │ │11/26│ 近況交流、仕事確立委員会から 午前中の仕事確立について │ │12/15│ 近況交流、要望書について2. 行政との話し合いに向けて │ │1/28│ 近況交流、伝える仕事の確立1. 「クラブだより・父母会」 │ │2/24│ 近況交流、『中小企業退職金共済』学習会 │ │3/18│ 近況交流、伝える仕事の確立2. 「クラブだより・父母会」 │ └───┴──────────────────────────────┘