ビデオ講習会オンラインテキスト

#7会議室「ビデオなんでも」より
Copyright1996/GKD0056 hiroueda


・1996年10月18日作成

【目次(見たいタイトルをクリックして下さい)】


0022 (96/09/30) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト目次
0023 (96/10/01) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト01
0033 (96/10/03) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト21
0042 (96/10/05) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト24-1
0043 (96/10/05) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト24-2
0040 (96/10/05) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト26-1
0041 (96/10/05) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト26-2
0024 (96/10/02) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト31-1
0025 (96/10/02) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト31-2
0026 (96/10/02) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト31-3
0027 (96/10/02) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト31-4
0057 (96/10/16) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト32
0054 (96/10/12) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト33
0030 (96/10/02) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト34
0050 (96/10/10) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト36-1
0051 (96/10/10) hiroueda       ビデオ講習会オンラインテキスト36-2



【本文】


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Message  #  22 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/09/30 23:54:02 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト目次

ビデオ講習会・オンラインテキスト目次

01:ビデオの種類
02:上手なテープの使い方
03:テープの保管

11:カメラの構え方
12:撮影時に守る2つのポイント
13:ビデオカメラのしくみ
14:バッテリーの上手な使い方
15:編集を前提にした撮影
16:知っておくと得をするカメラワーク

21:短い作品をつくろう
22:テロップを入れよう
23:マイク一本でナレーション・BGMを入れよう
24:選曲のポイント
25:機器の接続
26:タイムコードを使おう
27:編集しやすいデッキ

31:結婚式を撮る
32:発表会を撮る
33:運動会を撮る
34:子供を撮る
35:地域を撮る
36:海外旅行にビデオを持っていく
37:ビデオカメラをサークル活動に利用しよう

41:パソコンに画像を取り込む

*講習会の内容を書き出してみました。今使っているテキストをデジタルビデオがでて構成を変えなければなりません。2月の講習会までに少しずつアップロードしていくつもりです。間違いやこうした方がわかりやすい、こんな項目も欲しい、これを先に書け、などのご意見お待ちしています。
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Message  #  23 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/01  0:07:53 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト01

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その1〜
1.ビデオの種類
現在、市場にでまわっているビデオには次のような方式があります。
もし、あなたがカメラを持っているなら、ご自分の方式がどれに相当するかわかりますか?お店でテープを買うときは間違えないように注意して下さい。
*VHS-C    S-VHS-C
  VHSテープと同じ幅のテープを短くしてタバコの箱程度のコンパクトカセットに
 したものです。20〜40分録画可能。3倍モードで使用可能(画質が落ちるのでおす すめできません)。S(=Super)-VHS-Cは高画質タイプ。
  S-VHS-Cのカメラには S-VHS-Cのテープを使わなければ高画質にはなりません。
*8ミリ     Hi8
 8ミリ幅のテープで30〜180分録画可能。Hi8(ハイエイト)は高画質タイプ。
 現在最も普及している撮影用の方式。Hi8カメラにはHi8テープを使わなければ
 高画質にはなりません。
*ミニDVC
 1995年9月に登場したデジタルビデオカセットテープ。デジタルからデジタルに
 ダビング(移し変え)すれば画質の劣化はない。専用のDV端子(Apple社の   
   IEEE1394に準拠)でパソコンに画像を取り込むことも考えられている。
 30〜60分の録画可能。SONYのDCR-PC7には1.5倍の録画モード(LPモード)
 があり60分テープで90分録画できる(画質はデジタルなので変わりません)
 標準サイズのDVCカセット(270分)もあるがカメラも別の機種。
 現在メーカー出荷台数では、8ミリを抜いた。高画質テープはデジタル記録なので
 特になし。6.3ミリ幅の蒸着テープ。
いずれの方式もテープの大きさ等、まちまちなので同じ方式のカメラでないと使えません。ただし、お互いのカメラ(デッキ)をつなげば別の方式にダビングできます。
また、 S-VHS-CやHi8で撮ったテープをVHS-Cや8ミリのデッキやカメラに入れても
正常に動作しません。高画質カメラには高画質テープ。
もしあなたが人にテープをコピーしてあげるときは、相手がS-VHSやHi8とはっきりわかっている時以外はVHSテープで渡すのが一番無難です。
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*再度アップロードしました。



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Message  #  33 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/03 22:52:18 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト21

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その21〜
作品は短くまとめよう

ミッキーマウスのマンガ映画をはじめ映画は10分を単位にして1巻といいます。
つまり10分という長さがものづくりの基準で、労働単価のベースにもなっています。
また、子供が集中できる時間もだいたい10分程度です。
そこで、人に見せるビデオ作品をつくる場合は10分以下にまとめるのがコツです。
旅行ビデオの場合など、まわった箇所をすべて1作品にしないで、場所やテーマで短い作品にして数本の作品をつくる方が見やすくなります。ひとつのテーマで1本の作品というのが基本です。構成方法やストーリーによって一概にはいえませんが10分で50〜60カットを目安に編集してみましょう。
夕陽の綺麗なカットなど撮ったときの思い入れもあり長く使いがちで1本の作品の中に
数回登場する作品もみかけますが飽きられることがほとんどです。思い切って短く効果的に使いましょう。
<編集のポイント>
*全体を長くしない
*ストーリー性を考える
*撮影した画面の中で見にくいところを除く
*カットの長さを適当に変える
*順序を入れ替えてみる
*メインタイトル、エンドタイトルを入れる
*雰囲気を盛り上げる音楽を入れる
*意味のないテクニックは使わない
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Message  #  42 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/05 19:43:57 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト24-1

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その24-1〜
選曲のポイントPART1・音楽の知識

1.音楽の効果
*画面の描写を助ける効果
BGM(バック・グラウンド・ミュージック)といわれるように、画面の背景的音楽として使われ、映し出される画面の雰囲気を強調したり、描写を助け、一層印象深いものにする効果があります。
*画面に感情を与える効果
雪解けの画面に春を迎える喜びを音楽で表そうとするように、作者や登場人物の感情を音楽で表現する使い方もあります。

2.感情と情緒の表現
*音域
一般に高音域の音は明るさや清らかさを感じさせ、低音域の音は強さや重々しさを感じさせます。高音を中心にした音楽では、威厳や陰鬱感を出すことはできないし、逆に低音をい中心とした音楽では、生き生きとした軽快な感じを出すことはできません。
*楽器
バイオリン・ビオラ・チェロなどの弦楽器を使った音楽は、ソフトな感じが強く、艶やかで豊かさがあり、反対に、トランペットやトロンボーンなどの金管楽器は、圧倒的な強さを感じ、派手な刺激を与えます。
この中間に位置するのが木管楽器で、地味な感じを与え、クラリネットなどは丸みのある曲が多いので「ホームビデオ」には使いやすいといえます。
ピアノ・電子オルガン・ギターなどは、広い音域の音や和音が自由に出せる楽器ですし、最近の電子楽器やMIDIを使った音楽は、いろいろな表現ができるので応用範囲が広いものです。

3.音楽の文体
音楽にはまず前奏部分があります。ここでは、この音楽は「どういうテンポで」「どういうリズムで」「どういう感じで」展開していくかという前触れの役割をはたします。次に、主題となる旋律があらわれます。そして、その旋律が、ひとかたまり演奏されて、間奏になって、繰り返されたり、あるいは新しい旋律があらわれたり、変奏部分があったりして終わります。
音楽の大きな特徴は、このひとつひとつのかたまりが時間的に整然と展開することにあります。この場合の時間というのは、時計の時間ではなく、テンポのことです。
この時計の時間(秒とか分)は地球の自転から割り出したもので、テンポは人間の生理から発したものです。テンポが速さを決めるのに対して、リズムはどんな調子かを決めます。そして、音楽の一番重要な要素はメロディで、明るい曲(長調)と悲しい曲(短調)に分類できます。

4.音楽の種類
*テーマ的音楽
ドラマなどでよく使われる手法で、印象的な旋律を歌や特徴のある楽器で演奏し、トップタイトルやここぞというシーンに使うことで印象づけるのです。ただし、乱用すると観客は飽きたり、呆れたりするのでほどほどにする。
*伴奏としての音楽
画のテンポやトーンに合わせて選び、楽しさ・悲しさ・壮大さとかを表現します。
この場合、ナレーションと画面と音楽が同じことを言わないように注意。
*歴史・状況・環境・国などの設定のための音楽
流行歌の場合よくあることですが、例えば「リンゴの歌」は終戦直後の描写に、「インターナショナル」はメーデーにとか、その音楽はその時代や行事を代表します。

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Message  #  43 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/05 19:47:47 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト24-2

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その24-2〜
選曲のポイントPART2・選曲の方法

1.選曲のための音楽の聞き方
まず、演奏形式や楽器の編成、曲のタイトル、といったものから離れることが必要です。次に、部屋を暗くするか、目を閉じて音楽を聞いてみましょう。
音楽がはじまり、組み立っていくと、それにつれて風景が展開していくはずです。
その風景をメモしておきましょう。
同じ音楽を繰り返し聞くことはあまりよくありません。第一印象を大切にして下さい。こうして聞くと、音楽から受ける印象にタイトルとはちがった意外なものがあることに、気付くはずです。これが選曲のポイントのひとつです。
「自分はこの音楽で、こういう印象を得た。他の人にはどういう印象になるか」これがあなたのイメージをメッセージにすることなのです。

2.選曲の注意
*なるべく楽器を統一すること
静かなギターのソロに始まりながら、途中から急に華麗なオーケストラになり、次には尺八がでるといったやり方はビデオの内容によることはもちろんですが、あまり感心しません。できることなら、ギターならギターだけで全体を統一することが望ましいでしょう。
同じ作曲家の、早いテンポのもの、遅いテンポのもの、あるいはトップシーンやラストシーンに使えるような曲をビデオのリズムに合わせて使った方が、違和感も少なく、効果的です。
*音楽に型はない
純日本式の庭園で美しい着物姿の女性が野点をしているシーンがあると、まるで判で押したように流れる曲は「春の海」であり「六段の調べ」のことがあります。
しかし、日本にはこれらの曲の他にたくさんのすぐれた曲があります。また、日本的なシーンには琴や尺八でなければならないという規則もありません。
ひと昔前までは、想像もつかなかった尺八がジャズと結ばれ、三味線が管楽器とひとつステージで演奏されることもあります。千年以上もたった古い寺や仏像に電子楽器をぶつけてみるのも悪くないと思います。
*有名曲や映画音楽は避ける
あまりにも有名な曲や、映画音楽は、誰でもその曲の題名や映画の強い印象があるので逆効果になりやすいものです。
誰もが知っているような曲を使うには、それなりの自信をもった作品が要求されます。
*オーケストラよりも小編成の演奏
一般にスケールの大きいオーケストラによるシンフォニーにはビデオ向きのものは少ないようで、むしろ小編成の室内楽的な曲、アンサンブルやトリオなどによる小品やギター、電子オルガンなどの音楽を使う方がビデオ向き。
*歌を使うときの注意
言葉(自国語)と音楽と効果音が同じ音量で与えられたとき、感覚的に人間の注意はまず言葉にむけられます。他人に対してのメッセージとして、言葉は何にも増して優先します。外国語の歌の場合は器楽曲に準じますが、なかには意味のわかる人もいて具合の悪いこともあります。それに歌の場合はどうしても、歌詞を聞こうとしてしまうので、ナレーションが必要な時は喧嘩して困るでしょう。

3.選曲のヒント
*観光・旅行
ポピュラーな感じの曲、環境音楽が適当。その地方の民謡や民族音楽も使える。
*家庭の記録(子供の成長・動物園・遊園地など)
明るく楽しい感じの音楽、軽快な曲、ワルツ風の曲が合う。内容によって童謡や唱歌も使える。
*記念式典(結婚式・入学式・地鎮祭など)
クラシック風の音楽。結婚式に欠かせないのが結婚行進曲。
*行事記録(運動会・お祭・パレードなど)
活発な感じの音楽、マーチ風の曲。リレーにはテンポが早い曲、表彰式にはファンファーレが効果的。
*風物詩(ビデオポエム・季節の風物など)
叙情的な感じの音楽が定石。描写的なクラシック曲。

4.音楽の使い方のルール
*メインタイトルの前に導入部がある場合は、その導入部には音楽をつけないこと。
この場合は、導入部は効果音や同録、モノローグ(独白)などをやや低めの音量で録音し、タイトルの出と同時にガーンと音楽をぶつけてやるとタイトルの印象が強くなります。
*「1シーン1音楽」のルール
シーンの終わりは、ひとつの区切りで時間・場所・人物が変わること。
芝居の幕、暗転に相当、ビデオではフェードアウトにすればはっきりするのですが、カットをそのままつなぐと昼と夜の変わり目でもない限り、シーンが変わったことは第三者には伝わりません。そこで、このシーンの終了したことを音楽で表すのです。
つまり、次のシーンは同録か効果音が望ましいのですが音楽を使うなら、別の曲にかえなければなりません。
*回想シーンは音楽だけで効果音などは入れない方がいい
*クライマックスは音を入れない
クライマックスのピークに達するまで、大音量で音楽を流し、ここぞと思うカットが来たら、音楽ばかりかすべての音をきってしまう。このサイレントこそクライマックスを表現する音なのです。
この無音状態は、2〜3秒、長くとも10秒ぐらい続けて元の音楽を聞かせるのです。
*作品の終わりは音楽も終わること
曲の終わりは「終」の文字が消えるよりも早めか、少し長くなるかちょっとずれた方が、心理的に終了した感じになります。

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Message  #  40 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/05  0:45:38 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト26-1

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その26-1〜
タイムコードを使おうPART1・タイムコードの特徴

1.プロの現場で使われているタイムコード
タイムコードというのは、テレビ局などのプロの現場で編集作業に使われているもので、取材したオリジナルのテープにはVTRに内蔵されているジェネレーターにより、撮影時にタイムコードを打ち込んだり、局に戻って取材テープに後からタイムコードを記録します。
このテープをコピーして、画面にタイムコード(時・分・秒・フレーム)を表示しながら編集作業を行います。このとき編集ポイントのフレームを記録し、このデータを使ってオリジナルテープから編集をするという方法をとっています。

2.タイムコードは絶対的位置を示す
以前のビデオカメラにはリニアテープカウンターという機能が付いていてテープのスタートでカウンターをゼロにリセットしておいて、表示時間によって編集を行っていました。
しかし、撮影テープが数本にわたったり、途中で別撮りしたテープのカットを使う場合、テープを取り出すとそのたびにテープを最初まで巻き戻してリセットをかけて作業をしなければなりませんでした。つまり、いままでのカウンターはテープの頭から何分何秒再生したかを表している(相対的位置)わけです。
一方、タイムコードは、表示が何分何秒何フレームという具合に1フレーム単位に対応している他に、撮影時(または後から追記)の絶対的位置を記録しているので、テープをどこから再生しても、カットの変わり目が3分5秒12フレーム(0:03:05:12)だとすれば、ピッタリその場所を示すことができるのです。
※1秒間=30フレーム(30コマ)

3.8ミリ用のRCタイムコード
一般用の8ミリビデオのために開発されたタイムコードで、撮影時に記録されるほか打ち込み(追記)ができる。日付・時刻のデータコードも記録される。
業務用のタイムコードのように信頼性向上のため同一データを重複記録してはいないが再生側に必ず「ランク端子」付のRCタイムコード対応のカメラ・デッキと対応した編集機を使用することによって高精度なプログラム編集が可能。
※RCタイムコード=Rewritable Consumer Time Codo
※ランク(LANC)端子=コントロールL端子、リモート端子

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Message  #  41 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/05  0:47:01 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト26-2

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その26-2〜
タイムコードを使おうPART2・対応機種一覧

*デジタルビデオ(DV方式)カメラ
DVカメラは規格で全機種で記録される
SONY DCR-PC7
KYOCERA DV-L1
SONY DCR-VX1000
SONY DCR-VX700
SONY DSR-200
*デジタルビデオ(DV方式)カメラ(LANC端子なし)
Panasonic NV-DP1
Panasonic NV-DJ1
Panasonic NV-DL1
Panasonic NV-DR1
Victor GR-DVM1
Victor GR-DV1
SHARP VL-DH4000
SHARP VL-DH5000
Canon D10V
*Hi8ビデオカメラ
SONY CCD-TRV201
SONY CCD-TRV101
SONY CCD-TRV91
SONY CCD-TRV71
SONY CCD-TR3300
SONY CCD-TR3000
SONY CCD-TR2000
SONY CCD-TR12
SONY CCD-TR11
SONY CCD-V800
SONY CCD-VX-1
FUJIX FH100
KYOCERA KX-LV3
KYOCERA KD-H170
KYOCERA KX-H5
Canon LX-1T
*Hi8ビデオカメラ(録画済みテープに追記不可)
SONY CCD-TRV90
SONY CCD-RV100
SONY CCD-RV200
SONY CCD-TR3
*Hi8ビデオカメラ(撮影時記録のみ、再生不可)
SONY CCD-TR1000
SONY CCD-TR900
FUJIX FH101

*8ミリビデオデッキ
SONY EV-NS9000
SONY EV-NS7000
SONY EV-S2200
SONY EVO-9720
SONY EVO-540(再生のみ)
SONY CVD-500

*ビデオ編集機
SONY XV-AL300
SONY RM-E1000
SONY RM-E500
SONY FXE-120
SONY FXE-100

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Message  #  24 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/02  1:09:42 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト31-1

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その31〜
結婚式を撮るPART1・準備

結婚式のシーズンになりました。
すでに知人の披露宴の案内状を受け取られた方もおみえになるかと思います。
そこで、ビデオカメラの撮り方を整理してみましょう。
<用意する機材>
*ビデオカメラ…日頃使いなれたものものがよい
*ビデオテープ…60分テープを3〜4本
*バッテリーパック…2時間の披露宴なら3〜4時間分は必要
*ACバッテリーチャージャー…使用したバッテリーを会場で充電
*ビデオライト…使わないで済ませたいがきれいに撮るにはやはり必要
*AC延長コード…10mぐらいのものがあると便利
*ガムテープ…布製のもの
<あると便利なもの>
*小型テレビモニター…液晶または4〜6インチぐらいのもの
*クロススクリーンフィルター…キャンドルサービスの光に十字をいれる
*望遠マイク…拡声されていればいいが、場内が騒がしくなったときなどに必要
*三脚・ドーリー…建物の撮影など、画面の安定には欠かせない
以上は、車等で機材搬入ができるかどうかにもよりますが、失敗を防ぐためにも持参する方が賢明です。
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Message  #  25 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/02  1:11:17 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト31-2

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その31〜
結婚式を撮るPART2・挙式の撮影

さて、撮影を依頼されたら、新郎・新婦かその両親に、ビデオカメラの持ち込みについて、式場またはホテルに許可をとってもらうようにします。
式場によっては、ビデオの持ち込み料をとるところもあります。
当日、神主に断って撮らせてもらおうなどと考えているとトラブルの元です。
また、司会者や式場のマネージャーから進行表を入手しておけば安心です。
前日までに、カメラのチェックをして、テープの頭にタイトルを少し長め(7〜10秒)にいれておきます。
当日は、式の始まる30〜60分前には会場へ行き、建物の外観、立て札、控室、受付、芳名帳などを撮っておく。結婚式の撮影では、ピント合わせは、出席者やボーイさんがよこぎったりするので、AFを使わずマニュアルで使うと良いでしょう。
神前式の挙式の場合、撮影許可がでても、カメラマンの位置、ライトの使用は制限されることが多く、動きのあるカメラワークは望めません。できれば、新郎・新婦の顔を撮影できるポジションを確保し、三三九度の杯では、二人の表情、杯を上げる手元などをアップでおさえておきます。
ライトが使えないときも、あきらめず、画面が少々暗くても撮影できれば、記録としての価値は十分です。
教会式の場合は、割と制限が少ないので、進行状況をよく見て、新婦の入場、讃美歌の合唱、結婚宣誓、指輪の交換など、遠慮なく前へ出て撮りましょう。ただし、バージン・ロードは絶対に踏まないこと。移動は機敏に行い、撮影時以外はわきにさがります。挙式が終わったら、披露宴の会場へ早めに移動し、使ったバッテリーをすぐ充電。このときに、新郎・新婦の入退場の扉や通り道、司会者の位置、スピーカーやマイク、照明設備の明るさ、テーブルの配置を下見します。
モニターテレビがある場合には、会場の照明を付けてもらい、ホワイトバランスを確認する。特にスポットライトが会場の照明の色温度と異なることがあるので注意します。この時点で全体にビデオライトを使用するかどうか判断するとよいでしょう。
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Message  #  26 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/02  1:13:37 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト31-3

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その31〜
結婚式を撮るPART3・披露宴の撮影

まずは、金屏風の前で、新郎・新婦が、来賓をお迎えするところから撮影しますが、ビデオライトを使う場合は、直接あてないで天井が白っぽい場合は、バウンスさせてください。それが無理なら逆光補正で調節します。
これが終わると、いよいよ、新郎・新婦の入場です。このとき、会場の照明を消してスポットライトを使うことが多い。そこで、ビデオライトは使わず、司会者の「只今から新郎・新婦が入場致します」というところから二人が着席するまでを一気にフォローします。
暗くて最初のピント合わせがわからない場合は、入場する扉の上にある「非常口」灯などに合わせておくのも手です。
続いて媒酌人の挨拶になりますが、この途中で必ず、新郎・新婦と忘れずに両親のアップを撮ります。よく媒酌人の顔を延々と写したビデオをみかけますが、主役はあくまで二人ですから、新郎の紹介のときは新郎をとるようにしましょう。
主賓の挨拶は、話の区切りのよいところで止めて、終わりかけたら再びスタートして拍手が入ったらストップします。
前置きばかり長い人や、だらだらとしゃべる人の場合は、1分ぐらいで止めて、出席者を、来賓、親戚、友人にわけて撮りましょう。出席者は必ず一度は画面に登場させることが鉄則です。後で「私も出席していたのに、どうして写っていないのかしら」とうらまれることのないよう気をつけてください。
乾杯は、音頭をとる人のバスト・ショット(BS)から、急速にズームバックして出席者全員を撮ります。
続いて、ケーキカットですが、これは、スチール写真撮影のために入刀後、しばらくポーズをつけていることが多いので、入刀まではフルショット(FS)で撮り、入刀後に、手元と二人のアップをおさえておくとよいでしょう。
このとき、会場によっては、スポットライトの位置が悪く、ケーキの影が新郎・新婦にかかることもあるのでライトを点灯します。
さて、新婦がお色直しで退場したら、食事をしてください。ここまで撮り進んでくると、さぞ料理が気になったことでしょう。でもゆっくりとはしていられません。
和食の場合は、この時点ではほとんど料理がそろっているでしょうが、洋食のときは、何皿か引きあげられていることもあります。できれば、ボーイさんに頼んでおく
とよいかもしれません。
また、この間に余興を行う場合もあるので注意します。
二人がお色直しで入場すると、場内を暗くしてキャンドル・サービスが始まります。
このときは、ライトを消して、会場のスポットライトだけで撮ると逆光の効果もでて、厳かに見えるものです。
余裕があればクロスフィルターを付けてキャンドルのアップなどを撮ると雰囲気が盛りあがります。正面のメイン・キャンドルに灯が入ったら、お色直し後の二人をしっかりと撮っておきましょう。
披露宴のここまでを大体30分位で撮影できれば、バランス的には大丈夫ですが、この後に友人達の祝辞や歌が始まります。
新郎・新婦もリラックスしてきて自然な表情や笑顔が撮れるのもこのときです。スピーチの途中に二人のアップを入れるのを忘れずに。ハプニングも多いので、チャンスを逃がさないようにします。また、この頃になると各テーブルで話がはずんで騒がしくなりスピーチが録音しにくくなってきます。外部マイクをスピーカーに近づけたり、望遠マイクやバックカットマイクを使ったりする必要もでてきます。
来賓祝辞が終わると、いよいよクライマックスの両親への花束贈呈がありますが、やはり渡すまでをフルショットで撮って、新婦や母親の涙ぐむ(たまに父親が大泣きすることもある)のを、アップでとらえます。
続いて新郎の父親の挨拶で幕となりますが、テープに余裕があれば廊下で新郎・新婦が来賓を見送るところを撮り、最後に会場に残っている盛り花で終わりにします。
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Message  #  27 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/02  1:14:53 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト31-4

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その31〜
結婚式を撮るPART4・仕上げ

帰宅後、「寿」「結び」「しあわせに」などのエンドタイトルを撮影します。ビデオの場合、そのままオリジナルテープを渡して済む場合もありますが、持っているビデオデッキの方式が異なったり、新郎・新婦の両親用にダビングを頼まれることの方が多いでしょう。
めんどうでも、ピンぼけやNGカットを抜き、つながりの悪い所(お色直しで再入場する前)などに花のカットを入れたり、カラーバランスの悪いところなどをエフェクターなどで補正してあげればベストです。
二人が新婚旅行から帰ってきたらケースに「寿」と書いて渡してあげましょう。
きっと笑顔がかえってくるはずです。
Copyright1996/ hiroueda



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Message  #  57 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/16 22:30:04 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト32

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その32〜
発表会を撮る

1.三脚を使うのがポイント
ホールなどで行われる合唱や劇をビデオカメラで撮る場合、会場の両サイドから撮ることになりますが、体育館のように太陽光が入る場合は、逆光にならないように窓側から撮るのがコツです。
また、客席を立つ児童や父兄が写り込むことが多くなるので、できるだけ三脚などを使って高い位置から撮るようにしましょう。

2.高めのポジションで撮る
二階席や後方が高くなっているような会場では、思い切って正面の高い位置に三脚を立てて撮ります。
その場合は高倍率ズームカメラでないと人物が小さくなって表情がわかりにくいので、少なくともバストショットが撮れるように、テレコンバーターなどをレンズの前につけて倍率を上げておきましょう。

3.ズームをいじりすぎないように
演目のタイトル看板を画面いっぱいに収め、始まりは広角で舞台全体を画面に入れて、テープは回しっぱなしにします。
途中はズームで寄ったり引いたりの連続になることが多いのですが、始めから終わりまでそれを繰り返すのはやめましょう。舞台全体の画面がいちばん見やすく安定しています。
また、グループショットかフルショットで数人をまとめて撮るようにしましょう。
ただし、音楽会の独唱など、スポットライトの当たっているところは、アップにして撮影しないと、児童の顔が白くとんでしまいます。
このように、三脚を立てて室内で撮る場合は、ACアダプターと延長コードを使ってコンセントを使ってコンセントから電源をとりましょう。
又、舞台との距離が一定の時は、アップでピントを合わせたら、オートフォーカスをロックしておくのがよいでしょう

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Message  #  54 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/12  9:37:24 Section 7: ビデオなんでも
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ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その33〜
運動会を撮る

1.準備
まず、子供が学校から持ち帰った「運動会プログラム」のチェックから始めます。
子供が出る競技をしっかり確認しておきます。徒競走は何組目か、マスゲームでは
どの位置にいるかなど予行練習でわかったことを聞いておきます。
<用意する機材>
*ビデオカメラ…できるだけ高倍率ズームカメラがよい
*ビデオテープ…60分テープを1〜2本
*バッテリーパック…3〜4時間分
*一脚…人垣の後ろから撮ったり、俯瞰撮影をしたいときにカメラを高い位置に差し出すことが可能。三脚のかわりにも使えます
*三脚…特に望遠を多用するため、ブレを防ぐのに欠かせない
*カメラプレート…三脚や一脚との着脱がワンタッチでできる
*透明なビニール袋…急に雨がぱらついたときにカメラをおおう

2.当日の朝は大忙し
さて、当日の朝はお母さんはお弁当づくりで大変です。お父さんもやれビニールシートを持てだの、水筒にお茶をつめろだのと、こき使われることが多いので、充電などは必ず前日に済ましておきます。そして、運動会撮影の一番のポイントは「いいポジションを確保すること」につきます。そのためにも人より先に会場に行き応援席の一番前を抑えましょう。
まずは、正門にかけられた「○○小学校大運動会」の文字の入った看板・アーチボードを撮影、校舎なども撮っておくと後々懐かしい記録になります。

3.競技撮影のポイント
*入場行進
まず自分の子供がどこにいるか見失わないようにします。他の学年などのときは、全体を撮ったり、足元だけを撮って雰囲気をおさえておきます。そして子供がでてきたら一気にアップで表情をとらえます。
*開会式
まず全校生徒が並んだ全景を撮ります。校長先生やPTA会長のあいさつはたいていお天気の話が多いので言葉の区切りのいいところで早めにカットします。
*徒競走
なんといってもゴールの裏側がベストポジション顔の表情もしっかり撮れます。
それが無理なときは、最終コーナーを曲がった直線のところで撮影します。ここなら
スタートから一気に記録できます。
*綱引き
綱の中心からスタートして自分の子供のいる方へパンをしていきます。すべてアップぎみで歯を食いしばっている子や顔を真赤にしている子、尻もちをついている子の表情をとらえます。
*ダンス・マスゲーム
音楽が途切れると不自然なので終わりまで一気に通して撮ります。
全体の動きや流れがわかるように、ズームやパンを使うときもゆっくりカメラを動かします。
*玉入れ
競技全体を撮りながら、ズームを使って子供のアップを撮るようにします。ただし、動いているので子供を見つけるのが大変です。グループショットでここらあたりにいると思われるところに寄って撮っておきます。
*ヒーローインタビュー
勝っても負けても、競技が終わったらすかさずインタビューです。カメラをまわしながら話しかけて感想を収録します。団体競技のときは子供のいるにグループに直撃インタビューしても面白いでしょう。
*応援合戦
子供がでないときに、子供のクラスの応援風景を撮っておきましょう。

家に帰ったら、夕食をとりながらさっそく上映会です。そのあと地面を撮ったりの見にくい画面をカットしてまとめます。子供の運動会の感想などを追加撮影して、田舎のおばあちゃんなどに送ってあげると喜ばれます。また、子供の友達を呼んでの上映会も楽しいものです。

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Message  #  30 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/02 23:37:44 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト34

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その34〜
子供を撮る

1.子供が遊んでいる自然な姿を撮ろう
それには、特別な行事などがなくてもいつもビデオカメラをまわして、子供に慣れさせることです。最初に、ビデオカメラを学校や公園に持ち込むとカメラマンをわっと囲んで、レンズに顔を近づけてくる子やVサインの手・手……
これも回数を重ねカメラに慣れてくると、カメラに気付いても自分達の遊びに夢中になっているようになってきます。こうなってから初めて自然な姿をカメラに収めることができます。しかし、それでもカメラについて歩くような子は写されるより写すカメラに興味があるのでしょう。将来の有望なビデオクラブ員かもしれません。

2.子供の目の高さで撮ってみよう
大人の目線で撮るだけでなく、ときにはローアングルにカメラを構えて子供の目線で撮ってみましょう。子供が見ているお母さんの顔は大人の目の高さから見た顔とは違っていることがわかります。ただし、すべて子供の目の高さで撮ってしまうと年令の差や背の高さがわからなくなってしまいます。

3.自分の子供だけでなくまわりやクラスメイトを撮ろう
誰でも自分の子供はかわいいものですが、かわいさのあまり自分の子供ばかり追いかけてしまうと、記録としての価値が半減します。後になってみるとそのときどきの友達やまわりの景色は子供にとってなつかしいものとなり、かけがえのない記録となります。同じように、子供部屋なども、よその家を訪ねたつもりで撮るとよい記録になります。ランドセルの中身・机・ベッド・握ってないと寝られないハンカチなど…
その他、晴れ舞台の日だけでなく、泣いた表情・憎たらしくなるような表情や子供同志の喧嘩も10年後には大爆笑のすばらしい記録になります。

4.年代や季節がわかるようなものを撮っておこう
撮影日がわかるように新聞・カレンダー・垂れ幕などを撮っておく。赤ちゃんを撮る場合には、人形が履くような小さな靴・おむつなどの小物も忘れずに撮りましょう。

5.子供にビデオカメラを渡そう
子供が小学生になったら兄弟・友達同志で撮らせてみましょう。きっと新鮮な感覚にあふれた記録が撮れることうけあいです。

6.幼稚園でのビデオの活用
幼稚園では通常、親たちが年上で若い先生は話がしにくいものです。そこで、子供の生きた姿を伝えるには、ビデオが一番!
遠足・園内の様子・お泊まり会のビデオが、時として親にショックを与えることもあります。また、日常の様々な場面を気楽に記録しておくと、指導の上でも役に立ちます。
撮影のポイントは*長く撮らない*その場の状況がわかるように撮る*撮影しながら場面の説明や補足をしゃべりながら撮ると理解しやすい*ビデオによる説明は10分程度に心がける、といったことです。
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Message  #  50 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/10 21:15:32 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト36-1

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その36-1〜
海外旅行にビデオを持っていくPART1・充電

1.バッテリーの充電

*現在のビデオのチャージャーはAC100〜240Vで作動する
世界的には100Vの国は少なく、110、120、220、230、240Vが多い。
初期の8ミリビデオでNP-22タイプのバッテリーを使うものや初期のVHS-Cなどで100Vのみというチャージャーもあるが、この場合は別に変圧器が必要。チャージャーに貼ってあるラベルを確認して下さい。「INPUT:AC100-240V 50/60Hz」というように書いてあればどこでもOK。後はプラグの問題だけ。

*訪れる国の電源プラグの形状を調べよう
プラグ形状には次のようなものがあります。
A……American Type 平型2ピン、米国、日本、韓国、台湾、カナダなど
B……British Type 太丸形2ピン、英国、香港、中国、パキスタンなど
B3…丸形3ピンタイプ、旧英国領、スリランカなど
BF…角形3ピン・ヒューズ入り、旧英国領、シンガポール、マレーシアなど
C……細丸形2ピン、英国を除くヨーロッパ、フランス、イタリアなど
O……Oceania Type 平形2ピンでハの字、オーストラリア、ニュージーランドなど
SE…ヨーロッパ統一規格、中太丸形2ピン、ドイツなど

このうちAとCプラグで80%は使えます。C変換プラグはチャージャーに付属してくることが多いので必ず持参します。3ピンタイプは子供が金属棒などをコンセントに入れて感電しないようカバーするためや1本はアースになっています。
また、規格が統一されてない国も多く、同じ国でもヨーロッパ系のホテルではCプラグ、日本系のホテルではAプラグというようなこともあります。旅行社を通じてホテルに確認させるとよいでしょう。また、現地でプラグが合わないとわかったらホテルのフロントに相談すると変換プラグを貸してくれるところもあります。ヨーロッパではCタイプからSEタイプに変わりつつあるので、両方持参するとよいでしょう。
また、海外旅行用品ショップなどで7種類の変換プラグをセットにして2500〜3000円で売っています。これを持っていけば万全です。それでも心配なひとはリード線や工具を持参することになりますが、感電したり、スパイと間違えられても責任はもてません。

*ホテルでの注意
まず、部屋にはいったらコンセントを確認します。
部屋とバスルームのコンセントの形状が違うこともあり、多くの場合、部屋のコンセントが3ピンだったりしてもバスルームはシェーバーなどの充電のためにAやCプラグが使えるようになっていることあります。
また、最近のホテルは部屋に入ってキー(カード)を差し込まないと電気がつかないところが多くなりました。この場合キーを持って外出すると部屋の電源が切れてしまい充電できないこともあります。確かめておきましょう。だめなら部屋にいるときに
充電します。また、チャージャーは連続2個充電できるようなタイプか予備にもう一つ持参しましょう。1時間おきに起きてバッテリーを交換して寝不足になることも考えられます。撮影会のときは同室のひとも充電しますのでテーブルタップなども必需品です。
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Message  #  51 is from: GKD0056 hiroueda
Time: 96/10/10 21:17:21 Section 7: ビデオなんでも
Subj: ビデオ講習会オンラインテキスト36-2

ビデオ講習会・オンライン・テキスト〜その36-2〜
海外旅行にビデオを持っていくPART2・機材

1.海外撮影に持っていく機材
*ビデオカメラ…できるだけ機内持ち込みする。
*ビデオテープ…60〜90分テープを旅行にあわせて持っていく
*チャージャー…スーツケースにいれる。
*変換プラグ・テーブルタップ…スーツケースにいれる。
*三脚……スーツケースにはいる大きさのものにする。別の荷物にして預けるときは梱包を厳重にする。投げられてヘッドが壊れることがあるので注意。
*透明なビニール袋…急にスコールなどが来たときにカメラをおおう。
*サランラップ……砂漠などではパウダー状の砂からカメラを守る。
*クリーニングテープ…必ず持っていく。
*小さなドライバー…テープがからまった時などに必要
*予備のビデオカメラ…海外での修理は不可能なことが多い
*おみやげ…現地で一般の人にモデルを頼んだときにお礼に渡す。
キャンディ・ボールペン・使い捨てライター・カード電卓・竹の耳かきなど。一番喜ばれるのはインスタントカメラで撮影してその場で写真をあげること。

現地でテープや電池などの購入は考えない。テープなどヨーロッパでは方式がちがう。8ミリの場合日本などNTSC方式の国では「P6-60」という表示ですがPAL方式の国では「P5-60」と書いてあります。P:MP(塗布型メタルテープ)E:ME(蒸着メタルテープ)6:NTSC方式 5:PAL方式という意味です。
「P5-60」というPAL方式のテープをNTSC方式で撮影することはできますが、表示時間どおりには撮れません。
また、現地で売っているビデオテープもPAL方式だと持ち帰っても見れません。
観光用ビデオなどはNTSC方式であることを確認して購入しましょう。

2.現地のテレビでの再生は難しい
世界のテレビ放送は3方式
*NTSC方式…走査線525本、毎秒30フレーム
日本、韓国、台湾、フィリピン、アメリカ、カナダ、メキシコ、チリ、など
*PAL方式……走査線625本、毎秒25フレーム
ヨーロッパ(仏を除く)、インド、インドネシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランドなど。
*SECAM方式…走査線625本、毎秒25フレーム
フランスがPALを改良した方式。フランス、ロシア、ギリシャ、イラン、エジプト、リビアなど。

NTSC方式のテレビであればビデオ入力端子にカメラをつないで再生できます。
ただし、アンテナ線でつないでRF接続した場合、日本と同じ2chと表示されていても国によって違う周波数が割り当てられているので映りません。
小型の液晶テレビを持参するのが間違いないでしょう。

3.カメラマンスタイルはやめる
カメラマンジャケットに、カメラマンバッグやジュラルミンのケースを持って出かける人がいますが国によってはプロカメラマンとみなされ調べられたり制約を受けることがあります。カメラには名前を書いたステッカーを貼ったり、ツアーバッチは必ずつけましょう。機材も必要以上に持っていかないことです。アマチュア無線機なども
スリランカなどでは軍隊が同じものを使っていたり、パソコンもインターネットを制限している国もあるので持ち込みには注意が必要です。
また、空港内には軍事施設がある場合が多いので撮影はやめましょう。

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