---------------------------------------------------------------------------- *** ファイルシステム利用の手引き (Ver6.10) ***  ファイルシステムのコマンドは次の通りです。コマンドは大文字の1文字のみ入力 します(例:List → 'L' または 'l' を入力)。  ファイルメニューに入る前に、「ボード番号は? (?:ボードリスト 0:end)>」に答えて ください。'?' とすれば使用可能なボードが表示されます。'0'とするとメインメニュ ーに戻ります(ラベルでの指定も可)。  また、MAINから 'FN'とすると指定日時以降に登録されたファイルを全ボードにわた って検索します。 ● リストを見る ● L ------ 登録されたライブラリリストを表示します。 (List) 数字とファイル名の間が':'となっているものはバイナリーファイル、'*' となっているものはテキストファイルです。アップロード/ダウンロード の時に操作が若干異なりますので注意してください。 ● 情報を見る ● I ------ リストより一歩詳しくライブラリの情報を表示します。ファイル紹介文が (Info)      登録されていればそれも表示されます。 ● 検索する ● S ------ 登録者・ファイル名・コメントを検索します。 (Search) 検索キーは全半角・大小文字・カナかなを区別しません(IDを除く)。 また、正規表現・ワイルドカードは使用できません。 ● ダウンロードする ● XD ---- XMODEMでホストからそちらにファイルを送ります。バイナリー、テ (XDown) キストのどちらのファイルもダウンロードできます。 現在、128byte SUM/CRC, 1024byte CRC のプロトコルをサポートしていま す。 注:正確には Xmodem - Down の2つのコマンドなのですが、'XD'の2文 字でひとつと覚えてしまったほうが良いでしょう(以下同様)。 YD ---- YMODEMでホストからそちらにファイルを送ります。バイナリー、テ (YDown) キストのどちらのファイルもダウンロードできます。 YBD -- YMODEM−BATCHでホストからそちらにファイルを送ります。バ (YBDown) イナリー、テキストのどちらのファイルもダウンロードできます。最大で 10ファイルまで一度に指定可能です。 YGD -- YMODEM−gでホストからそちらにファイルを送ります。バイナリー (YGDown) テキストのどちらのファイルもダウンロードできます。インストール画面 でバッチモードを指定してあれば最大10ファイルまで一度に指定可能で す。エラー訂正機能(MNPやV42)のないモデムでダウンロードをす ると、エラーチェックをしていないために途中でダウンロードを失敗する 場合があります。 ZD ---- ZMODEMでホストからそちらにファイルを送ります。バイナリー、テ (ZDown) キストのどちらのファイルもダウンロードできます。最大10ファイルま で一度に指定可能です。 MD ---- M−LINKでホストからそちらにファイルを送ります。バイナリー、テ (MDown) キストのどちらのファイルもダウンロードできます。最大10ファイルま で一度に指定可能です。エラー訂正機能(MNPやV42)のないモデム でダウンロードをすると、エラーチェックをしていないために途中でダウ ンロードを失敗する場合があります。 D ------ テキストファイルをダウンロード(表示)します。バイナリーファイルを (Down) 指定すると、UUENCODE方式でテキスト形式に変換しながら表示します。  ダウンロードした時は、感想などをできるだけボードに書くようにしてください。 登録者の励みになりますし、これはマナーです。よいしょの書き込みほど嬉しいもの はありません。 ● アップロードする ● XU ---- XMODEMでホストにファイルをアップロード(登録)します。登録し (XUp) たファイルはバイナリー属性がつきます。 現在、128byte SUM/CRC, 1024byte CRC のプロトコルをサポートしていま す。 YU ---- YMODEMでホストにファイルをアップロードします。登録したファイ YUp ルはバイナリー属性がつきます。 YGU -- YMODEM−gでホストにファイルをアップロードします。アップロー (YGUp) ド時にはバッチモードは使えません。エラー訂正機能(MNPやV42) のないモデムでアップロードをすると、エラーチェックをしていないため に途中でアップロードを失敗する場合があります。 ZU ---- ZMODEMでホストにファイルをアップロードします。アップロード時 (ZUp) にはバッチモードは使えません。1ファイルのみです。 MU ---- M−LINKでホストにファイルをアップロードします。アップロード時 (MUp) にはバッチモードは使えません。 1ファイルのみです。エラー訂正機能 (MNPやV42)のないモデムでアップロードをすると、エラーチェッ クをしていないために途中でアップロードを失敗する場合があります。 U ------ テキストファイルをアップロードします。登録したファイルはテキスト属 (Up) 性がつきます。 テキストファイルの登録は通常のメッセージのそれと同様の制限が付きま す。エスケープシーケンスを駆使したテキストを登録するのは Edit の項 を参照ください。  アップロードするものは自作のものかドキュメントに転載可としているものとし、 それ以外は作者の了解を必ず得るようにしてください。該当ボードに簡単な紹介を載 せていただけるとうれしく思います。  バイナリー転送プロトコルは適当なものを選んでください。転送時間は、おおよそ (M-LINK)<(YMODEM-g,FLYING-XMODEM)<(ZMODEM)<(YMODEM,XMODEM/1024)<(XMODEM/128) となります。MNP接続の場合はこの差が顕著になります。ただし、YMODEM-g,FLYING -XMODEM, M-LINK は誤り訂正機能を持ちませんので、回線の状態が良い時かMNP接 続で使用することをお勧めします。頻繁に転送に失敗するときは他のプロトコルをご 使用ください。なお、FLYING-XMODEM でのアップロードはできません。  YMODEM は通信プログラムにより仕様が若干異なるのでご注意ください。  一般に YMODEM/YMODEM-BATCH の選択子があるはずですが、ZMなどはすべて BATCH モードです。またYMODEM-g は、ULTmini等は1ファイルモードですが、WTERM, FT等 はBATCHモードです。  詳しくはお手持ちの通信ソフトのマニュアルをごらんください。 ● ライブラリを編集/削除する ● E ------ 自分のアップロードしたファイルは、次のものを変更できます。 (Edit) コメント 属性(バイナリー/テキスト) テキストファイルのアップロードはボードのメッセージと同じく、コント ロールコードは無視される場合があります。(BBSにより異なります。) もしもエスケープシーケンスを使ったものをアップロードしたい場合は以 下の手順で行なってください。   1.そのファイルを X/Y/ZMODEM or M-LINK で登録する。   2.Editで、属性をバイナリー -> テキストに変更する。 このようにすれば、Downコマンドで直接読み出すことが出来ます。 K ------ 指定したライブラリを削除します。バージョンアップ等で不要となったも (Kill)   のは、アップロードした本人に限り削除できます。      編集・削除はSigop、Sysopに連絡いただいても結構です。 ● その他 ● H ------ 利用の手引き。この解説です。 (Help) ? ------ コマンド・メニューを表示します。 0 ------ ボード番号選択に戻り、再度 '0'入力でメインメニューに戻ります。 これは 00と一度に入れることも出来ます。また、01, 02 のようにすれば ボード選択を介さずにボード間を渡り歩けます。 ● ファイルのダウンロードの方法について ●  BBSでは、ファイルはアップ/ダウンロードの時間節約のため、通常圧縮形式で とり扱われます。圧縮(アーカイブ)形式には何種類かありますが、ファイルの拡張 子で判別でき、専用のツール(アーカイバ)で復元します。  まず、拡張子が *.COM あるいは *.EXE のものはほとんど自己解凍型です。これは 実行させると自分で元のファイル(通常複数)を作成します。まれにサイズの小さい ものなどで実行形式がそのままアップされている場合もあります。  *.LZH となっているものは LHA.EXE という圧縮ツールで作成したものです。   LHA x Filename で元に戻せます(解凍する、ゆがくとも言う)。  拡張子が *.ARC となっているものは PKXARC.COM を使って(PKXARCJ.DOC に詳しい 説明があります)、 PKXARC Filename とします。アーカイバは圧縮ファイルと同じディレクトリにあるか、PATHで指定して ある必要があります。ちなみにこの形に圧縮するものが PKARC です(他のアーカイバ はひとつのプログラムで圧縮/解凍できます)。  アーカイバにはこの他 LARC (*.LZS) 等があります。これらの圧縮形式には、一般 に互換性がないので、専用のもので解凍してください。アーカイバもファイルライブ ラリに登録されています。なお、使用の際には必ず最新のものをお使いください。古 いものでは解凍できないことがあります。  ISH 形式は、拡張子が *.ISH となっています(一部なっていない場合もありますが )。これは一定の規則で *.LZH, *.EXE. *.ARC ファイル等を制御コードを含まないア スキーコード(テキストファイル)に変換したものです。中味はアスキーコードその ものですから、普通の文書と同じように扱うことが出来、実際、メッセージといっし ょに書き込まれていることもあります。ISH は XMODEM もサポートしていないBBS でもプログラムを送れるように工夫されたもので、1行に2つまでの誤り回復機能が あり、間に余分な行があっても復元可能です。元よりもサイズは少し大きくなります がテキスト形式でダウンロードできますから、転送速度の点でもメリットはあります。  これの復元には ISH.COM が必要です。使い方は ISH.DOC にもありますが、 ISH Filename とします。  で、普通は圧縮ファイルをさらに ISH にしていますから、ISH で解凍したものの拡 張子を見て、必要ならばさらに適当なアーカイバで解凍してやればよいわけです。  UUENCODE 方式は ISH 形式と同様にバイナリファイルをテキスト形式でやりとりす る為に使用します。誤り回復機能は ISH 形式に劣りますが、構造が簡単なのでモデム の持っているファイル圧縮機能を有効に使えます。  また、このBBSでは、バイナリファイルをテキスト形式でダウンロードするよう に指定すると、自動的に UUENCODE 方式に変換しながらダウンロード出来ます。  これの復元には UUDX.EXE が必要です。使い方は UUDX.DOC にもありますが、 UUDX Filename とします。 ----------------------------------------------------------------------------