WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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インタビュー

フードバンクいたばしを立ち上げる

山下沙織さん

  • 2017.2.5
  • 聞き手…赤石千衣子
  • 撮影…飯田典子

 山下沙織さん

地域で助け合いの輪をつくりたい

 

生活に困っている、仕事がみつからないなどの相談を受ける窓口として、生活困窮者自立支援法(2013年成立)に基づき、各地にセンターが設立されて2年。東京都板橋区にある「いたばし生活仕事サポートセンター」もその一つ。地域に役立つ仕事起こしをテーマにした協同組合、ワーカーズコープが受託した。

山下沙織さんは初代の所長であり、現在は地域をつなぐ仕事をしている。  「仲間と夜中まで話し合って書いた」という企画書が通り、生活困窮者支援が始まった。

 

山下さんは、専業主婦だった17年前、夫の転勤先の福岡で突然夫を亡くした。末の子は小学2年生。3人の子どもを抱えてどうやって生きていこうと思ったという。幸い、夫の勤め先だった音楽関係の会社からオファーがあり就職。独身時代からの音楽関係の絆がつないだ縁だった。それでも〝片親〟に対しての偏見と差別を感じた。

息子娘たちの大学進学とともに東京に戻り、一転して子どもたちを守る仕事をしたい!とワーカーズコープの学童クラブの仕事に飛び込んだ。

        続きは本紙で...


やました さおり

1960年山口県生まれ。イベント会社に勤め、27歳のときに結婚。夫亡き後はワーナーミュージック・ジャパンに就職。子どもの大学入学を機に福岡から東京へ戻り、ワーカーズコープの学童クラブの現場に。2015年度いたばし生活仕事サポートセンター所長。

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