WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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インタビュー

ランニングビューティクリエーター

本仮屋雅美さん

  • 2013.11.15
  • 聞き手…栗原順子
  • 撮影…落合由利子

本仮屋雅美さん

マラソンと脱原発のコラボはどう?

ランニングビューティクリエーター? 質素な(?)本紙に華麗な(!)肩書きの購読者がいると知り、好奇心ムクムク。  ランニングカンパニー・オフィスモトカリ代表、本仮屋雅美さんは、女性の若さと美しさを引き出すビューティランニングの提唱者。自身も走りながら、女性たちにランニングのプログラムを紹介・指導している。 「毎号、刺激とパワーをいただいてます」と本紙へのうれしい感想をもらって話を聞いた。  中学生の時から走ることが大好きだった雅美さん。バブル時代は大手保険会社に勤めていたが、米・ニューヨーク市でのマラソン大会に初挑戦するため、会社を辞めた。現地で3カ月間準備して臨んだ市民ランナーの祭典は期待通りだった。  「言葉よりも、ランナー同士が目や体で励まし合える。ランニングに国境はないって思いました」。この感動は「この世界で生きていきたい」と思わせるほど大きかった。ほどなくして米国で取材を受けた日本のランニング専門誌から声をかけられ、専属記者に。実際に走って書く雅美さんの記事は大好評で、スポンサーが山ほどついた。  ある日、編集長が「きみはここで終わる人ではない。会社を起こしなさい」と言った。「え?クビですか?」と一瞬ひるんだが、「ランニングに特化した仕事はおもしろそうだし、自分の会社なら好きに走れる」とポジティブになった時、双子の姉の弘美さんが「雅美ならできる。私も一緒にやる」と背中を押した。1997年、2人はランニングカンパニーを設立した。  雅美さんたちは女性やビギナーが楽しみながら走れるコミュニケーションづくりの場として「42・195キロリレーマラソン」の普及に努める。全国の公園などで、リレー方式で楽しく完走するイベントを企画し、ランナーたちから喜ばれた。  ある時、ランナーたちの肌の張りやつやには差があることに気づく。これは何かあると直感が働き、41歳の時に大学院に進学し、「運動と美肌」を科学的に検証する研究に取り組む。 続きは本紙で...


もとかりや まさみ

1967年、東京都生まれ。ランニングカンパニー・オフィスモトカリ代表、武蔵丘短期大学・非常勤講師。著書に『若い肌力! 私がランニングクリエーターになれた理由』(発行=パレード 発売=星雲社)『美女になるエクササイズのルール』(エクスナレッジ)ほか。

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