悔しがり屋が根をはって
新年号の特集テーマが「食」に決まった時、私たちが真っ先に思い浮かべたのは、「日本消費者連盟」(以下、日消連)の富山洋子さんだ。富山さんは団体創立時からのメンバーで、食の安全に長年取り組み、先頃、『子どもたちにつなぐ みんなの食べ方じてん』を出版。おだやかな晩秋の一日、千葉の自宅を訪ねた。
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とみやま ようこ
1933年岡山県岡山市生まれ。12歳で学童疎開を体験、敗戦を迎える。日本消費者連盟に69年の創立委員会発足以来かかわり、2000年に代表運営委員、11年9月に退任。雑誌「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」編集委員、著書に『子どもたちになにを食べさせたらいいの?』(ジャパンマシニスト社)ほか