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時代を描く 劇作家・演出家
永井愛さん
聞き手赤石 千衣子
撮 影宇井 眞紀子
違う世界 体験する芝居をつくりたい
 今年の6月、新国立劇場で上演された劇『やわらかい服を着て』は、イラク反戦や医療支援などを行うNGOで活動する若者たちが主人公だった。イラクの人々や子どもたちへの思いで行動する若者たちの希望や切なさ、葛藤がみずみずしく描かれていた。
 この舞台の脚本・演出は永井愛さん。いつも満員御礼の作家に会えることになり、ドキドキして隅田川川岸の事務所を訪れた。
 永井さんは『やわらかい服を着て』で「イラク攻撃から自衛隊派遣、この数年に日本で起こったことを描いておきたかった」と言う。
 俳優・吉田栄作さんが、商社マンから日雇いになって活動を続ける青年の役を、共感を持って演じていた。
 芝居では、2004年の「人質」事件が起こると、それまで好意的だった大家である鉄工所のおやじさんにまで批判され「自衛隊撤退」を看板に書くべきかで激論が起こる…。
 「あの事件のときに、日本ってそこまで行っているんだなと思いましたね。まさかと思って」

続きは本紙で・・・

ながい あい
桐朋学園大学短期大学部演劇専攻科卒業。1981年、大石静とともに劇団二兎社を旗揚げ。92年より二兎社を主宰し、自作のプロデュース公演を続ける。『ら抜きの殺意』で第1回鶴屋南北戯曲賞、『萩家の三姉妹』で第52回読売文学賞シナリオ・戯曲賞、昨年は『歌わせたい男たち』で、朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞最優秀作品賞をダブル受賞など数多くの賞を受賞。エッセーに『中年まっさかり』(光文社文庫)がある。
「ごめんください」とは、ふぇみん1面のインタビュー記事です
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