HOME  >  ごめんください
ごめんください 詳しくはこちら
アクション
ふぇみん記事から
イベント
ふぇみんからお知らせ
見本紙、ご購読の申込みはこちら ふぇみんの書評 ふぇみんのブログ
ふぇみんのお店
フィリピンにビデオメッセージを届ける
神 直子さん
聞き手室田 元美
撮 影落合 由利子
加害者と被害者の心をつなげたい。


 あの戦争のことを、もっと知りたい。そんな思いからさまざまな活動を始めた、若い人たちがいる。加害者と被害者…戦争体験者たちの間にいまも横たわる深い心の溝を、新しい時代を生きる自分たちが埋めたい、と願う。 
 ビデオメッセージという新しい手法で、国を越えて人々をつないでいる神直子さんも、そのひとりだ。

 2000年2月、大学のゼミで訪れたフィリピン。そこで神さんは戦争被害者に出迎えられた。日本軍に家族や親戚を次々に殺された人たちだった。
 「それまでは『私たち世代は関係ない』と思っていました。でも、アジアでは自分が日本人であることから、逃れられないですよね」
 新婚の夫を日本軍に連行され、亡くしたバーバラさんは、顔をこわばらせて怒鳴った。「日本人なんて見たくなかったのに! なんで来たんだい?」。若者たちに、返す言葉はなかった。
 体験していない戦争。それだけに神さんはありったけの想像力を働かせる。
 「同じように愛する人を亡くした日本人女性もいるはず。どんな戦後を生きているんだろう…」
 婚約者がフィリピンで致命傷を負い、洞窟に置き去りにされた日本人女性の存在を知る。別の人と結婚し、子どもも授かったが婚約者を忘れられず離婚してしまったという。あふれ出る悲しみをビデオに収め、フィリピンでバーバラさんに見せた。
 「日本にも戦争で夫を亡くした人がいるの?と彼女は驚きました。ビデオで長年の恨みや悲しみが消えるとは思えないけれど、加害の側にも苦しんでいる人がいることを知ってもらえたら…」

 

続きは本紙で・・・

じん なおこ
 1978年生まれ。青山学院大学卒業後、会社員、NGOスタッフを経て、フィリピンと日本を結ぶビデオメッセージ・プロジェクト「ブリッジ・フォー・ピース」を立ち上げ、代表に。 http://bridgeforpeace.jp/

「ごめんください」とは、ふぇみん1面のインタビュー記事です
 HOME | サイトマップ | お問い合わせ
婦人民主クラブ Women's Democratic Club since 1946