インターネット女性メディアの波(イルダ)

3月。韓国女性インターネット新聞『イルダ』の記者、ユン・ジョンウンさんとチョウイ・ヨウルさんが来日、『ふぇみん』をはじめ女性運動との交流を行った。
きっかけは『イルダ』のメンバーであるチョウイ・スンミさんとの、ある集会での出会い。『イルダ』を見たとき、なんて『ふぇみん』とカバーしているテーマが同じなんだろう!と、うれしい驚きがあったが、『イルダ』のメンバーもそうだったらしい。来日の交流が実現した。
『イルダ』は2003年5月に創刊されたインターネット新聞である。韓国の若いフェミニストらが独自のメディアをつくろうと創刊したのだ。
以来、4年間、経済的な困難にありながら、インターネットメディアの中では長く続いてきたと評価も確立しつつある。
編集長のチョウイヨウルさんは「小学校時代から、女と男は平等ではないんだなと思っていた」と語る。80年代の民主化運動のときは中高校生で、毎日のようにデモが行われており社会の問題に目覚めた。
大学時代、社会運動の中でフェミニズム運動は部分的なものだ、と言われて違和感を持ち、「フェミニズム宣言運動」を行い、『第3次性徴』というタイトルの女性たちの雑誌づくりをした。卒業のころはドキュメンタリー映像制作にもかかわり、パソコン通信で評論を書いて注目され、誘われて『韓国女性新聞』の記者となった。
『韓国女性新聞』は韓国初の女性新聞で、発行部数も多い。だが、02年の大統領選で保守のハンナラ党のパク・クンヘ代表(朴正熙の娘)が出馬、女性新聞は、「女性たちは彼女を支持すべき」という論調だった。チョウイ・ヨウルさんはそれに強い違和感を感じ、社長のハンナラ党への入党を批判、記者4人とともに退社した。
韓国にフェミニズムのメディアをつくろう、と『イルダ』を創刊した。紙媒体での発行は経費的にムリなので、インターネットメディアとして創刊。心を寄せる多くの協力者があり、自発的に会費を納入。記事も多くの協力者が書いている。ヨウルさんの韓国女性団体連合への批判など、その論評は鋭い。
続きは本紙で・・・