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『カフェグローブ』 仕掛け人
青木陽子さん
女性にとって役立つメディアをつくりたい

「環境問題は私のライフワーク」という
青木さん。10代のころから、環境問題に
関心を持っていたが、そのころ大学には
環境学科は少なかったので、生物学を専
攻した。エコ関連の講演会にパネリスト
として呼ばれることもしばしば
(撮影 落合由利子)
ベンチャー企業界のホープである。人気のウェブマガジン『カフェグローブ』を立ち上げた一人として、各界から注目され、あちこちからひっぱりだこの青木陽子さん。会社の仕事以外にも、雑誌の執筆、講演会、テレビやラジオなどの仕事をこなし、"働く女性のモデル"として若い女性のあこがれの的だ。

青木さんは、大学卒業後、車の文化誌や女性ファッション誌の編集者として活躍した。女性ファッション誌の編集を始めてまもなく、青木さんにある疑問がふつふつとわいた。女性読者は流行を追いかけているだけで、本当のおしゃれを楽しんでいないのではないかと。このことに気付かせてくれたのは、ほかでもない自分自身だった。
「私自身が流行のおしゃれをしていないと不安になったんです。というのも私がいいと思うファッションはみんなもいいと言っていたし、自分はマス(多数、大衆)の中心に近いところにいると思っていた。その私が?流行を追わなきゃ?と縛られているなら、多くの女性たちもそうに違いないと。雑誌が流行を煽<ルビ"あお">り、読者が煽られているという構図が目に浮かんだらつらくなって…」
「休日はノーメイクです」というヘアメイクの仕事をしている女性の記事を書いたら、上司に「ノーメイクを削れ。広告主上位3つは化粧品会社なんだから」と言われた。広告主の顔色をうかがい、女性はファッション以外には興味がないと決めつけられ、エコ記事などつくりたい企画がほとんど通らないことに苛立ちを感じるようになった。
「女の人がぐりぐりにやられている状態に我慢ができなくて、ヨーロッパへ行って、女性学や環境学などをもう一度勉強したいと思いました」
日本で知り合った英国人のパートナーとイギリスに住むことを決意し、会社を辞めた。
ちょうどそのとき編集者仲間の矢野貴久子さん(現カフェグローブ・ドット・コム代表)から、女性のためのメディア立ち上げの話をもちかけられた。
「企画を考えてくれない?と軽く言われたんですが、おもしろそうなのですぐ飛びつきました(笑)」

続きは本紙で・・・

あおき ようこ
1969年、神奈川県生まれ。自動車文化誌、女性ファッション誌の編集者を経て、99年、編集者仲間だった矢野さんらと『カフェグローブ』を企画、立ち上げて、編集長となる(現在は(株)カフェグローブ・ドット・コム取締役)。趣味は、写真、ダイビング、自転車、ガーデニング、旅行など。
cafeglobe.com http://www.cafeglobe.com/
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