WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3207号(2018/12/15)を発行しました。

目次
2…外国人は使い捨ての労働力なの?
3…韓国・元徴用工の賠償判決、どう考える?
5…「イスタンブール条約」から女性支援を考える
6…film 『私は、マリア・カラス』
12月25日号は休刊です

1面 映画『天から落ちてきた男』を紹介する音楽家  八木啓代さん Yagi Nobuyo
[中南米で起きることは日本でも]

聞き手…清水さつき
撮影…宇井眞紀子

やぎ  のぶよ
1962年大阪府生まれ。音楽家、作家。音楽家としてメキシコを拠点に活動。中南米各地で公演し、多くの作曲家から曲を献じられる。著書に『禁じられた歌』『ラテンに学ぶ幸せな生活』など多数。映画情報はタイトルで検索。公式サイト http://nobuyoyagi.com

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2面 外国人労働者を増やす「入管法」改正を考える 外国人は単なる使い捨ての労働力?
●ねこのひげ

3面 日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」? 韓国・元徴用工の賠償判決、どう考える?

●FLASH
・子どもたちに平和と未来を! 東京でパレスチナ・イベント   11月24日
・核燃サイクルは税の無駄遣い 省庁との交渉 11月30日
・憲法改正国民投票の危険 法改正して広告規制を 11月30日
・「環境と公害」セミナー開催 東京・明治大学で 12月1日

4面-1 東京五輪は誰のため?⑫ 変質してしまったオリンピック① マネーファースト 文●谷口源太郎
4面-2 【連載】ハーストーリーⅡ⑰ 1995 沖縄米海兵隊員による少女レイプ事件に抗議

5面-1 【連載】ジュゴンの里に暮らす 文●浦島悦子 美しい島を美しいままで
5面-2 全国女性シェルターシンポに参加して 欧州評議会の「イスタンブール条約」から、女性支援を考える 文●高村幸子

6面 film 『私は、マリア・カラス』監督  トム・ヴォルフ 文●斉藤綾子(大学教員)
12月21日より、東京TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開配給 GAGA 公式サイト http://gaga.ne.jp/maria-callas

【書評】12/15号の書評ページへ
『植民地遊廓 日本の軍隊と朝鮮半島』金富子、金栄  著/吉川弘文館3800円
『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ  著/文藝春秋1750円
『家庭裁判所物語』清永聡  著/日本評論社1800円 

●Books 前川喜平 教育のなかのマイノリティを語る/新編 日本女性文学全集6/ザ・空気/六月二十三日 アイエナー沖縄
●Gallery 絵本『戦争なんか大きらい!』

7面 
【連載】ゆりばら!(322)竹内佐千子
●voices「安倍さんの魔の手から、私の憲法を守る!」
●FORUM『江戸期の平和外交に学ぶこと』
●ふぇみんのお店から 近藤醸造
丸大豆醤油(360ml) 334円
(1l) 810円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●ねこのひげ
●安倍長期政権の下、国会では数の力に任せての独裁的運営が常態化されて久しい。外国人労働者への無慈悲な扱いが暴露された入管法改悪法の影で水道「民営化」法、企業の優先参入の漁業法改悪法が拙速審議で成立●そして首相妄執の憲法改悪国民投票実施に向け、某野党議員によれば「安倍さんが右を向けと言う前からもう右を向いているような」側近2人を、それぞれ憲法改正推進本部長と衆院憲法審査会筆頭幹事に就任させた●あげく憲法審査会は慣例だった与野党合意ではなく議長職権という強権発動による無理やり開催が強行。野党6会派は欠席し、「掟破り」と痛烈に批判。各地でも緊急抗議が計画され、官邸主導の憲法審査会再開催の企ては予定日12月6日の前夜、ぎりぎり頓挫となった●翌朝9時、中止と知らずに国会前緊急集会に来た人も多く、雨と寒風のなか駆け付けた300人に安堵のどよめきと笑顔が広がった。 (束)

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3面【フラッシュ】

・子どもたちに平和と未来を! 東京でパレスチナ・イベント   11月24日
主催はパレスチナ子どものキャンペーン。パレスチナでは米国の国連への拠出金停止により難民支援資金が不足し、教育・保健などのサービスが低下、ガザの若者は70%が失業など、厳しい状況と報告。後半は酒井啓子さんが2018年の中東情勢について、サウジアラビアがイスラエルを巻き込んでイランと対抗することにより、イエメンなどでの紛争が起こっていること、シリアではアサド政権のコントロールが強まり、内戦は終結の方向にあるなどと話した。



                                            ●

・核燃サイクルは税の無駄遣い 省庁との交渉 11月30日
西尾漠さん(原子力資料情報室)は「核燃料サイクルの破綻」と題した講演で、「もんじゅの廃炉は核燃料サイクルの破綻であるのは明らかだ。次世代高速炉『アストリッド』の開発計画もフランスではすでに頓挫。税金の無駄遣いだ」と指摘。省庁へのヒアリングでは、「核大国が核燃料サイクルから撤退する中でなぜ日本はプルトニウム利用を続けるのか。プルトニウム削減より増殖を目指すのは矛盾だ」との指摘も出た。主催は脱原発政策実現全国ネットワーク。

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・憲法改正国民投票の危険 法改正して広告規制を 11月30日
作家の本間龍さんが「巨大広告代理店に操作される憲法改正国民投票」と題して講演(主催は現代を考える連続講座実行委員会)。憲法改正の可否をにぎる国民投票は、賛成派・反対派が出す広告の媒体や時間、戸別訪問などの規制がない、寄付金額の上限も公表義務もない、という問題点を示し、巨大広告代理店・電通を使う自民党が金など物量で圧倒的優位に立つと解説。講師はテレビCM規制のための議員連盟を立ち上げた。


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・「環境と公害」セミナー開催 東京・明治大学で 12月1日
辺野古新基地建設に反対する立場で、日本環境会議代表理事の宮本憲一さん、環境学者の桜井国俊さん、海洋生物学者の大久保奈弥さん、法学者の白藤博行さんが講演。宮本さんは沖縄への歴史的差別について詳説、桜井さんは、地位協定改定、環境NGOの連帯、アセスの国際標準化などの必要を述べた。大久保さんは「サンゴ移植ありき」の環境監視等委員会を非科学的と批判し、白藤さんは埋め立て承認撤回の法律的問題について論じて、多面的な議論となった。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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