WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3191号(2018/6/25)を発行しました。

目次
2、3…特集 オウム事件と死刑
4…連載 在日3世、4世を生きる⑧
4…連載 ハーストーリーⅡ⑭
5…連載 彼女たちの引揚げ(終)
6…music ホイットニー・ヒューストン


1面 ドキュメンタリー映画『祝福』監督 アンナ・ザメツカさんAnna Zamecka
[子ども時代を奪われて]

聞き手…中村富美子
撮影…落合由利子

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アンナ  ザメツカ
映画監督、脚本家、プロデューサー。監督デビュー作となる『祝福』は、2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞はじめ、世界の20以上の映画祭でドキュメンタリー賞に輝く。東京・ユーロスペースで公開中、ほか全国順次公開。

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2面 特集 オウム事件と死刑
●森達也さん(作家、映画監督)に聞く 麻原を治療して、真実を語らせるべきです。
●ねこのひげ

3面 特集 オウム事件と死刑
●永岡弘行さん、英子さん(オウム真理教家族の会)に聞く 件の究明が閉ざされてはならない
●田鎖麻衣子さん(弁護士)に聞く 「死刑」に被害者感情を持ち出すのは無責任

●FLASH
・止めよう核燃料サイクル政策 省庁vs議員・市民の交渉 6月8日
・埋め立て承認「撤回」を ! 山城博治さん講演 6月9日
・安倍政権の退陣求める 国会前に2万7000人集まる 6月10日
・自衛隊の今と改憲を問う 東京・世田谷で講演会 6月12日


4面-1 【連載】在日3世、4世を生きて⑧ 演劇で掬いあげたいこと 文●洪美玉(下)
4面-2 【連載】ハーストーリーⅡ⑭ 1993 加害事実と向き合う「731部隊展」全国で

5面-1 【連載】彼女たちの引揚げ(終) こちらも#MeToo運動 文●山本めゆ
5面-2 【連載】移住女性とあの日、この日(終) 移住女性との連帯を 文●大下富佐江

6面 music 自分を愛することを「学ぶ」 文●岩崎眞美子(ライター)
ホイットニー・ヒューストン・ライヴ(デラックス・エディション)
ソニー・ミュージックエンタテインメントSICP-4320~1(CD+DVD)3600円(税抜)

【書評】6/25号の書評ページへ
『ソウルの市民民主主義』白石孝  編著/コモンズ1500円
『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本 』サッサ・ブーレグレーン  著 枇谷玲子  訳/岩崎書店1500円
『〈食といのち〉をひらく女性たち  戦後史・現代、そして世界』佐藤一子、千葉悦子、宮城道子  編著/農山漁村文化協会2500円

●books 沖縄平和論のアジェンダ 怒りを力にする視座と方法/公文書問題 日本の「闇」の核心/学校がキライな君へ

●Gallery 映画『ガザの美容室』

7面 【連載】ゆりばら!(306)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「東京オリンピック、応援する!?」
●FORUM「皆、病を抱えて…」
●ふぇみんのお店 防虫ポプリ香 (5個入り)486円、(15個入り)1350円、(30個入り)2484円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●2面 ねこのひげ
●6月7日、「安倍9条改憲NO!3000万人署名」を野党4党に提出した●1350万筆の署名入り段ボールが高く積み上げられた前で、立憲野党党首、市民団体、学者等のスピーチが続く。いずれも、モリ・カケ問題に象徴される安倍政権の虚言にまみれた政治の私物化に触れていた。世界平和への指針を記した憲法を変えるべからずと相対峙する先が、史上稀にみる低劣な政権であることの哀しさ●沖縄県選出議員はいまだ憲法より上にある日米安保条約と地位協定を強いられる現状への憤りを語ったが、それは沖縄のみならず日本国全体の問題。今後いや増す矛盾だ。(は)

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3面【フラッシュ】

・止めよう核燃料サイクル政策 省庁vs議員・市民の交渉 6月8日
交渉前の講演で、フランス在住映画監督・渡辺謙一さんは『核の大地 プルトニウムの話』の短縮版を上映し、米と仏の再処理工場の経過、六ヶ所再処理計画はやめるべき、新高速炉計画についても減容化は幻想だと発言。原子力資料情報室の伴英幸さんは、「高速増殖炉開発は、先進国はすでに撤退している。仏では高速炉アストリッド計画について建設コスト増を理由に規模縮小を検討。核燃料サイクルは破綻」と述べた。脱原発政策実現全国ネットワーク主催。


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・埋め立て承認「撤回」を ! 山城博治さん講演 6月9日
辺野古護岸施工済み区域への「国の8月中旬土砂投入」を阻止するために、〈辺野古の海を土砂で埋めるな首都圏連絡会〉が結成され集会を開催。沖縄平和運動センタ一議長の山城博治さんは「翁長知事には勇気をもって一刻も早く(前知事の)承認撤回をしてもらいたい。国は〈撤回〉を無効とするだろうが、権力の無謀が示される」と言葉を強め、全国港湾労組が「沖縄に土砂を運ばない」と申し合わせたことに力を得ていると結んだ。


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・安倍政権の退陣求める 国会前に2万7000人集まる 6月10日
「モリカケ」「セクハラ」は闇の中、高プロやカジノ法成立を優先する安倍政権。国会会期末が迫る中、総がかり行動実行委ほか主催で、大規模な集会が開かれた。労働弁護団の棗一郎弁護士とエキタスや過労死遺族の会のメンバーが高プロについて、木村真豊中市議が森友問題についてスピーチ。「安保法制に反対する学者の会」佐藤学さんは「安倍政権を倒し、南北会談によって訪れようとしているアジアの平和を推進しよう」と語るなど、各テーマで幅広い訴えが続いた。

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・自衛隊の今と改憲を問う 東京・世田谷で講演会 6月12日
東京新聞論説委員の半田滋さんが講演。自衛隊に関する、①専守防衛②軍事大国化しない③非核3原則④文民統制の4つの基本政策はすべて崩れていると、具体例から詳説。改憲による変化として、事実上の軍隊化、隊員確保のための徴兵制、予算の増大、文民統制の後退、米国との共同行動の増加の可能性をあげる。国民投票法は、公職選挙法と違うルールで自民党に有利なので、法の改正が必要と述べた。主催は今とこれからを考える一滴の会、協力ふぇみん。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ