WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3174号(2017/12/15)を発行しました。

目次
2…自衛隊撤退後の南スーダンは、どうなっているのか?
3…「選挙マルシェ」開催
4…韓国・イルダより 韓国の女性たちは今
6…film『ぼくの名前はズッキーニ』
12月25日号は休刊です


1面 石垣島で陸上自衛隊配備に反対する  山里節子さん Yamazato Setsuko
[反戦の思いをトゥバラーマにのせて]

聞き手…清水さつき
撮影…宇井眞紀子

やまざと  せつこ
1937年、沖縄・石垣島生まれ。高校生の時に石垣市の琉米文化会館で英語を学ぶ。米軍による地質調査の助手、半民半軍の航空会社、琉米文化会館で働いたあと、沖縄の平和や環境保護運動に出会う。「いのちと暮らしを守るおばーたちの会」世話人。

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2面 日本にできる貢献とは?自衛隊撤退後の南スーダンは、どうなっているのか? 文●今井高樹(日本ボランティアセンター(JVC)・南スーダン緊急支援担当)
●ねこのひげ

3面 市民による「選挙マルシェ」開催 選挙が変われば政治が変わる

●FLASH
・脱原発女たちの会6周年集会 東京で開催 11月25日
・もんじゅ廃止措置検討会議 廃止措置計画未提出続く 11月27日
・事業者の努力が感じられず 原子力規制委員会 11月29日
・ヨーロッパ国民投票視察報告 衆議院憲法審査会 11月30日

4面 インターネット・フェミニズム・ジャーナル  イルダより 韓国の女性たちは今
 4面-1 私のアルバイト体験記 「生存」はハードルが高い 文●キム・ヨンキョ(イルダ記者)
 4面-2 警察はDV加害者の代弁者か? 文●パク・チュヨン(イルダ記者)

5面-1 【連載】学校どうよ?!②「学校・地域・家庭でつなぐ」、何となく軍国 文●梅山美智子
5面-2 【連載】安全保障法制とジェンダー(終) 損害賠償は認められるべき 文●松本克美さん/「平和的生存権保障基本法案」を 文●大脇雅子さん

6面 【Film】『ぼくの名前はズッキーニ』監督 クロード・バラス 文●斉藤綾子(大学教員)
2月10日より東京・新宿ピカデリーほか全国公開 配給 ミラクルヴォイスほか TEL03(6416)3681

【書評】12/15号の書評ページへ
『新聞記者』望月衣塑子  著/KADOKAWA800円
『永山則夫の罪と罰  せめて二十歳のその日まで』井口時男  著/コールサック社1500円
『「韓国からの通信」の時代  韓国・危機の15年を日韓ジャーナリズムはいかにたたかったか』池明観  著/影書房4200円

●Books 「慰安婦」問題の言説空間 日本人「慰安婦」の不可視化と現前/沖縄にみる性暴力と軍事主義/ここがおかしい! 小林節が壊憲政治を斬る!/改憲 どう考える緊急事態条項・九条自衛隊明記 ありふれた日常と共存する独裁と戦争

●Gallery 宇井眞紀子写真展「アイヌ、現代の肖像」

7面 【連載】ゆりばら!(289)竹内佐千子
●voices  「「平和」「憲法」は禁句?」
●FORUM「平和とジュゴンを守るコンサート」
●ふぇみんのお店から 近藤醸造
丸大豆醤油(1?)810円、(360m?)334円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●ねこのひげ
●2014年11月、福島県飯舘村の村民3千人が原子力損害賠償紛争解決(ADR)センターに申し立てをした●今年11月15日、東京電力の代理弁護人がセンターに提出した書面で、村民の避難までの行動記録とNASAによる放射能測定データから京大原子炉実験所の今中哲二さんが算出した村民の初期被ばく量約9ミリSvを、過大評価と断じた上、20ミリSv以下の被ばくでは健康の危険はなく、「村民の法的権利が侵害されたとは言えない」●高齢者がいる、牛の世話や仕事が村内にあるなどの理由で、村民が避難指示後1カ月以内に避難できなかったことも「やむをえない事情」ではなく、村内に残っていたことは、「被ばく回避を最優先にしていない」のだから慰謝料は認められないと言い放つ●村内の長泥、蕨平、比曽の各地区住民の申し立てにADRセンターが出した和解案も、東電は次々拒否●「まやえ(謝れ)!償え!」の村民の声に応えよ。(い)


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3面【フラッシュ】

・脱原発女たちの会6周年集会 東京で開催 11月25日
「被災者には補償を! 東電経営者には責任を!」集会が、東京で開かれた。武藤類子さんは、フレコンバッグは山積み、汚染水は増大するなど、原発事故が終わっていない中で、福島県の大・高生を「復興」事業に取り込んでいる状況や、ようやく始まった刑事裁判について、吉田千亜さんは、住宅支援や賠償、精神的慰謝料などの打ち切りによって、避難者が追い詰められ、支援活動が生活困窮者支援に移行している現状を報告した。


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・もんじゅ廃止措置検討会議 廃止措置計画未提出続く 11月27日
もんじゅ廃炉決定から1年弱。いまだ原子力研究開発機構(JAEA)は廃止措置計画を申請していない。8回目の今回会議も、冒頭で原子力規制委員会から廃止措置計画提出時期を尋ねられるが、JAEAは具体的に回答せず、また、真っ先に実施する(5年半かかる)予定の燃料取り出しも、具体的な本数や期間を記載しない計画を提出し、注意を受けている。こんなJAEAに廃炉ができるのかと疑念が増す一方の会合となった。後日、廃炉を想定しない設計だったと報道された。
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・事業者の努力が感じられず 原子力規制委員会 11月29日
原子力発電所等における基準地震動は「敷地ごとに震源を特定して策定する地震動」と「震源を特定せず策定する地震動」について策定している。震源を特定しない地震動のうち、地表地震断層が出現しない可能性がある地震については、本来なら事業者が検討をしているとのことだったが、これまでに何も進んでいない状況だ。原子力規制委員会は検討チームを立ち上げることとした。更田委員長は事業者の努力が感じられずとても残念だと話した。


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・ヨーロッパ国民投票視察報告 衆議院憲法審査会 11月30日
衆院選後初の憲法審査会では、欧州で国民投票を経験した英国、イタリア、スウェーデンへの与野党議員7人による視察(7月)の報告が行われた。森英介団長(自民)は「国民投票が時の政府への信任投票になりがちで慎重にやること、国民に何の事項の投票なのか理解されるべきこと、投票は公平・公正にと助言を得た」と報告。その後の自由討論で、複数の野党議員から日本の国民投票法に最低投票率の規定もなく投票法自体に議論が必要だとの発言が相次いだ。

【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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