WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3169号(2017/10/25)を発行しました。

目次
2…北朝鮮の核・ミサイル 「圧力」で解決するの?
3…福島原発事故と子どもの健康 養護教諭ができること
4…性暴力から「満蒙開拓移民」の記憶を問い直す
5…連載 オキナワ×アート②
6…music クォーター・トゥ・アフリカ


1面 映画『原発の町を追われて』監督 堀切さとみさんHorikiri Satomi
[ひたすら耳を傾けて]

聞き手…中村富美子
撮影…落合由利子

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ほりきり  さとみ
1965年千葉県生まれ。『原発の町を追われて』正編は避難1年目の記録。続編は非難の矢面に立たされた井戸川町長(当時)に焦点を当て、第3部『双葉町・ある牛飼いの記録』では、埼玉で野菜農家を始めた鵜沼久江さんを追った。上映会等はhttp://genpatufutaba.com

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2面 ●半田滋さん(東京新聞論説兼編集委員)講演
北朝鮮の核・ミサイル「圧力」で解決するの?
●ねこのひげ

3面 大谷尚子さんに聞く 3.11後 養護教諭ができること 子どもを国策の犠牲にしない

●FLASH
・辺野古、差し止め訴訟 「本土」から支援を強めよう 10月4日
・南スーダンPKOを検証する 東京・専修大学で 10月5日
・死刑廃止を求める集会開催 東京・渋谷区で 10月7日
・憲法9条改憲にNOを 市民と学者のつどい 10月8日

4面 NHK・ETV特集「告白―満蒙開拓の女たち」を見て 性暴力から「満蒙開拓移民」
の記憶を問い直す 文●山本めゆ

5面-1 【連載】オキナワ×アート② 文●金惠信 阪田清子 《ゆきかよう舟》(2016年)新潟・砂丘館ギャラリー
5面-2 【新連載】安全保障法制とジェンダー① 私たちはなぜ訴えたのか 文●中野麻美さん/女性の安全が代償に 文●若尾典子さん

6面 music 初めての「アフラブ」 クォーター・トゥ・アフリカ 『レイバック』 UBCA-1056 タフビーツ 2315円(税別) 文●岩崎眞美子(ライター)

【書評】10/25号の書評ページへ
『社会的入院から地域へ 精神障害のある人々のピアサポート活動』 加藤真規子  著/現代書館2200円
『大人のための社会科 未来を語るために』 井手英策、宇野重規、坂井豊貴、松沢裕作  著/有斐閣1500円
『新・贈与論』 林公則  著/コモンズ1900円

●books ゴースト/「被害者問題」からみた死刑/戦争をよむ 70冊の小説案内/亡国の武器輸出 防衛装備移転三原則は何をもたらすか

●Gallery 映画 『はじまりの街』

7面 【連載】ゆりばら!(284)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「呼びに行かないで」
●FORUM「シンポで平和の輪広がる」
●ふぇみんのお店 第三世界ショップ ココア(無糖)(130g) 648円/鹿北製油 洗双糖(450g) 324円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌



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●ねこのひげ
●10月11日、沖縄・東村高江の牧草地に米軍の大型輸送ヘリCH53が緊急着陸・炎上する大事故が起きた。軍隊や基地に対する市民の不安がまたも現実に●なにより高江住民の安否を心配したが、無事との報に安堵●高江では警察や米軍車両が行き来し、規制線も張られた。しかしすべての捜査権限は米軍に。人々は怒りと共に不安な夜を過ごしただろう。いつまで沖縄ではこんな現実を受け入れなくてはいけないのか。そしてこの事故は日本全国で起きうる●今回の事故機は2004年夏に沖縄国際大学に墜落した同機種で、放射性物質ストロンチウムが使用されており、飛散が心配される。一刻も早く信頼のおける放射能検査をするべきだ●小野寺防衛大臣は事故直後に同型機の安全性が確認されるまで飛行停止を要請したというが18日に飛行は再開された●もうごめんだ。米軍基地の返還と不平等な日米地位協定の改定を求める。(さ)


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3面【フラッシュ】

・辺野古、差し止め訴訟 「本土」から支援を強めよう   10月4日
沖縄県が国を相手にした訴訟で、第1回口頭弁論(10月10日)を前に裁判支援の集会が東京・日比谷で開かれ2000人が集まった。主催団体の1つ「基地の県内移設に反対する県民会議」(他に「国会包囲実」「総がかり行動実」)の大城悟さんは「抗議行動で工事が遅れている」と。本土からの埋め立て土砂搬出問題で全国港湾労働組合連合会は「運搬拒否の闘いにとりくむ」とアピール。この衆院選で「沖縄」が争点にならないことに、発言者から疑問の声が上がった。

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・南スーダンPKOを検証する 東京・専修大学で 10月5日
南スーダンPKOについて、布施祐仁さんは、現地の状況と日本政府の説明がかけ離れているので政府が日報を隠したが、隠さないと派遣できないのではシビリアンコントロールが骨抜きになると指摘。伊勢崎賢治さんはジブチを例に、海外派遣の地位協定締結時点で、私たちはすでに加害者の側に立っているとし、国際人道法に対応して戦争犯罪を裁く国内法を持つべきと述べ、憲法9条の改憲案に対しては76条で対応すべきとした。ヒューマンライツナウが主催。

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・死刑廃止を求める集会開催 東京・渋谷区で 10月7日
「響かせあおう死刑廃止の声2017」をフォーラム90主催で開催。裁判員裁判をテーマにした芝居上演後、1部は「最高裁はなぜ死刑制度を見直さないのか」と題して元裁判官、ジャーナリスト、弁護士が議論。最高裁は「世間」を見ており、現状では裁判官は信念を貫けず、貫いた人は昇給を止められるという厳しい状況が語られた。死刑廃止議連の議員を増やし、国会での議論と併せ、さらに報道と運動が必要とも。2部は死刑囚表現展の審査選考会。



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・憲法9条改憲にNOを 市民と学者のつどい 10月8日
衆院選告示直前に東京都内で、「安全保障関連法に反対する学者の会」主催のシンポジウムがあった。基調講演で水島朝穂さん(早稲田大学・憲法学)が、「今回の違憲な“自己中解散”により、憲法『改正』問題が焦点化した。9条3項の加憲方式は9条の死文化を狙っており2項が危うい」と訴えた。その他、社会保障について大沢真理さん(東京大学)が、24条について三成美保さん(奈良女子大学)が問題点を指摘した。




【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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