WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3167号(2017/10/05)を発行しました。

目次
2…朝鮮学校「高校無償化」裁判判決を受けて
3…スノーデン文書が照らし出す共謀罪時代(下)
4…アジア・太平洋フリースクール大会(APDEC)開催
5…ベロ亭の岩国さん 東京で70歳の個展
6…DVD 『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』


1面 高校教員として人権教育に取り組む  土肥いつきさんDohi  Ituki
[すべての人権を「公式な人権」に]

聞き手…社納葉子
撮影…井上陽子


どひ  いつき
1962年、京都府生まれ。京都市でパートナー、2人の子どもと暮らす。全国在日外国人教育研究会次長、セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク副代表。著書『「ありのままのわたしを生きる」ために』、共著『にじ色の本棚』、編著『セクシュアルマイノリティ第3版』など。

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2面 朝鮮学校「高校無償化」裁判判決を受けて 政治的な「無償化」不適用は許せない
文●金賢一
●ねこのひげ

3面 ●小笠原みどりさん寄稿 スノーデン文書が照らし出す共謀罪時代(下)
あふれる情報が隠す戦争体制 文●小笠原みどり

●FLASH
・安倍政権に終わりを告げよう ともに生きる未来を! 9月18日
・東京電力の適格性を了承? 原子力規制委員会 9月20日
・森友・PKO日報疑惑から見る 公文書管理の問題 9月22日
・今、辺野古の工事は? 追加調査が必要に 9月24日

4面 アジア・太平洋フリースクール大会(APDEC)開催 世界中から集まって 子ども主体の学びを考える 文●朝倉景樹

5面-1 【連載】ジュゴンの里に暮らす 23  50年先の名護の未来 文●浦島悦子
5面-2 ベロ亭の岩国さん 東京で70歳の個展 文●岩国英子

6面 『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』ケリー・ライヒャルト 監督 文●水島希(大学教員)
映画の原作は、マイリー・メロイ(Maile Meloy)の3編の短編。マイリーはアメリカで人気のモンタナ生まれの若手女性作家だが、こちらも日本ではほとんど紹介されておらず、邦訳が読めるのは村上春樹が訳した短編1本のみ
アメリカ 3800円(税別) 発売・販売元 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント http://www.sonypictures.jp/

【書評】10/5号の書評ページへ
『特高と國體の下で 離散、特高警察、そして内戦』孫栄健 著/言視舎2200円
『発達障害の薬物療法を考える』嶋田和子 著/彩流社1900円
『環境破壊と現代奴隷制   血塗られた大地に隠された真実』 ケビン・ベイルズ 著 大和田英子  訳/凱風社2300円

●ふぇみん句会

●Gallery 写真絵本『ぼくたち、ここにいるよ』

7面 【連載】ゆりばら!(282)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「石垣島、宮古島を訪ねて」
●FORUM「2020・30」
●ふぇみんのお店から 第1コーヒー  メキシココーヒー豆・粉(200g)702円 有機インスタントコーヒー(80g)864円
第3世界ショップ ブラジルコーヒー豆・粉(200g)950円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●安倍首相は臨時国会冒頭での衆議院解散を明言。突然、政権選択選挙とも言いだした●どこに大義があるのか。あまりに国民をバカにしていないか●「信を問う」理由とする消費税増収分の分配先の変更は、本来国会の場で十分に議論をつくすべきことだ●北朝鮮の脅威を言いながら政治空白を2週間もつくるのではなく、対話への枠組みづくりに努力すべきだ●森友・加計問題も全く決着がついていない●衆議院選挙費用は約600億円程度かかるという。この間、削減された生活保護費の食費相当分は約670億円、今年3月に打ち切られた福島原発事故の区域外避難者へのみなし仮設住宅支援経費は最大約81億円(2015年度)だ●同日選挙となる宮城県知事選挙に「市民の、市民による、市民のための」県知事候補が立った。女川原発の再稼働に反対の意思も示している●この解散と政治の流れに抗して、声をあげ、態度で示す時だ。(い)


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3面【フラッシュ】

・安倍政権に終わりを告げよう ともに生きる未来を! 9月18日
「大義なき解散」風が吹く中、「さようなら原発一千万署名市民の会」主催の「さようなら原発さようなら戦争全国集会」(東京・代々木公園)には9500人が参集。歌手の趙博さん、ひだんれん幹事の佐藤和良さん、沖縄から山城博治さんたちの揺るぎない異議申し立てに鼓舞され、「平和のうちに生きる権利を奪われてきた世界中の子どもたちを原発と戦争から守るのが平和への道」と語った、自主避難者の森松明希子さんの訴えを噛みしめ、デモへ出発した。

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・東京電力の適格性を了承? 原子力規制委員会 9月20日
柏崎刈羽原発の新規制基準適合性審査について、東京電力経営陣との意見交換をする異例の会合だった。規制委員会は東電の適格性について原発の保安規定に盛り込むことを了承。わずか数分の説明だった。小早川社長は規制委員に対して深々と頭を下げ、これを受け委員らも同様に返すが、会場を埋め尽くした傍聴者には見向きもしない。福島の教訓はこうして忘れられていくのか。東電の決定を市民は認めていない。

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・森友・PKO日報疑惑から見る 公文書管理の問題 9月22日
公文書管理法の改定を前に、問題と課題を情報公開クリアリングハウスの三木由希子さんを講師に学習会が開催された。「情報公開法・公文書管理法」の基本は、行政文書を通じて政府が説明責任を果たす仕組みであることが前提。日報や森友・加計学園疑惑は政府・行政の隠蔽体質や文書作成、保存、管理等、法が抱える普遍的問題が内在するが、政治問題化された。文書作成の義務化や公開度を高くするなどの改定が求められる。主催は「秘密保護法」廃止へ!実行委員会。



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・今、辺野古の工事は? 追加調査が必要に 9月24日
翁長知事の工事差し止め訴訟を支持する声が広がる。辺野古への基地建設を許さない実行委は、東京・新宿で行ったアピール・デモで、工事の現状について「国は4月に本体工事(K9護岸)を着工したと宣伝したが、地盤の脆弱性が問題になり途中で止まったまま」と報告。沖縄県民会議の大城悟さんは「防衛局はK1、K5の工事もできないので仮設道路造りや、シュワブ内に大量の工事車両を入れて工事が進んでいると見せる姑息なことをしている」と国を批判した。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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