「ふぇみん」3162号(2017/08/05)を発行しました。 目次 2、3…ふぇみん泊まってシンポ in びわ湖大津 4…連載 ジュゴンの里に暮らす22 4…連載 つないで紡いで色とりどり生活④ 5…共謀罪法成立後の今 市民社会の強靭さを示そう 集会&デモ 6…DVD 『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』 1面 阪神淡路・借上復興住宅20年問題を訴える 市川英恵さんIchikawa Hanae [誰もが当事者になりうるから] 聞き手…片山幸子 撮影…谷口紀子 いちかわ はなえ 1993年生まれ。ろっこう医療生活協同組合職員。大学在学時、ボランティアサークル「灘地域活動センター(N.A.C)に所属し、阪神淡路大震災被災者との交流を始める。著書に『22歳が見た、聞いた、考えた 「被災者のニーズ」と「居住の権利」』(クリエイツかもがわ)がある。 --- 2面 ふぇみん泊まってシンポ in びわ湖大津 ●中川智子さん講演 女(わたし)が変える 日本の政治! 3面 ふぇみん泊まってシンポ in びわ湖大津 3面-1 第1分科会 女性作家によるドキュメント映像上映会「ふりぃだむのシンデレラ」ほか 話し手●下之坊修子さん、副島忠義さん 3面-2 第2分科会 しなやかにしたたかにヘイトに抗する 話し手●李信恵さん、上瀧浩子さん 3面-3 第3分科会 火山と原発最悪のシナリオを考える 話し手●古儀君男さん 3面-4 第4分科会 京丹後・宇川でいま起きていること Xバンドレーダー基地のある街 話し●塩見ヤチホさん 第5分科会やられっぱなしは、もうゴメン!森友問題からみえてきたこと 話し手●木村真さん、熊野以素さん ●FLASH ・アジアプレス創立30周年 東京・早稲田周辺で 7月22日から ・辺野古工事差し止めへ 翁長知事が訴訟提起 7月24日 ・老朽原発の運転延長、容易に 原子力規制委員会 7月26日 ・監視社会を考える連続学習会 盗聴法改悪と共謀罪 7月26日 4面-1 【連載】ジュゴンの里に暮らす22 失うもののない強さをもって 文●浦島悦子 4面-2 【連載】つないで紡いで色とりどり生活④ 地域の幼稚園、小学校で学ぶ 文●金澤まゆ 5面-1 市民社会の強靭さを示そう 大学人と市民が集会 5面-2 #安倍政権に退陣を求める 6面 『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』イ・ユンジョン 監督 文●水島希(大学教員) 原作『チーズ・イン・ザ・トラッ プ』の日本語版は、NAVER WEBTOON が運営するウェブ漫画サイトXOY(http://xoy.we btoons.com/ja/)で毎週木曜日に配信中。すべて無料で読める。他にも韓国漫画が多数掲載されているので、ぜひチェックを! コンプリート・シンプルDVD-BOX 9月21日発売 5000円(税別) 発売元 NBCユニバーサル・エンターテイメント TEL03(5615)9363 【書評】8/5号の書評ページへ 『暗い時代の人々』森まゆみ 著/亜紀書房1700円 『シャルリ・エブド事件を読み解く 世界の自由思想家たちがフランス版9.11を問う』 ケヴィン・バレット 編著 板垣雄三 監訳/第三書館3500円 『「旅する蝶」のように ある原発離散家族の物語』 岩真千 著/リべルタ出版1700円 ●ふぇみん句会 ●Gallery 「極限芸術 死刑囚は描く」 7面 【連載】ゆりばら!(277)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「ふぇみん聞き書き集『めげない女たちの物語』に感謝!」 ●FORUM「脱原発の方向へ」 ●ふぇみんのお店から 島おこし奄美カレー(中辛)(200g) 378円 スリカレー(35g 8皿分) 508円 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌 -------------------------------------------------------------------------- 3面【フラッシュ】 ・アジアプレス創立30周年 東京・早稲田周辺で 7月22日から 独立系メディアのアジアプレスが創立30周年を迎え、7月22日は小野記念講堂で「独立系ジャーナリズムはアジアをどう取材してきたか」をテーマに、3部構成で所属ジャーナリスト(綿井健陽、石丸次郎、古居みずえ、玉本英子、吉田敏浩、刀川和也、野中章弘ら)がこれまでの取材を振り返り、メディアの今後を考える討論を行った。また29日まで早稲田どらま館では、メンバーのドキュメンタリー作品が日替わりで上映された。 ● ・辺野古工事差し止めへ 翁長知事が訴訟提起 7月24日 辺野古埋め立てに伴う「岩礁破砕許可」は3月末で切れたが、国は再申請を拒否。県は無許可工事は違法だと24日、国を相手取り那覇地裁に提訴した。同日夜「知事の差し止め訴訟を支持しよう」と「辺野古実」の緊急の呼びかけに約100人が首相官邸前に集まった。主催者は「政府は漁業者への補償金で漁業権は放棄されていると工事の正当性を強弁している」と抗議。8月12日の沖縄県民大会と結ぶ首都圏行動への参加要請があった。 ● ・老朽原発の運転延長、容易に 原子力規制委員会 7月26日 原発の運転期間は原則40年だが、電力会社が規制委員会に申請し、審査を受ければ最大20年の延長が認められる。延長審査が40年の期日までに終わらなければ審査は打ち切りとなり廃炉を余儀なくされるが、今回の改正で前倒し申請が受け入れられれば、より延長運転が容易になる。世界では老朽原発の廃炉が続いている中、経済性優先の改正となる。7月末からパブコメ(意見募集)が実施される。 ● ・監視社会を考える連続学習会 盗聴法改悪と共謀罪 7月26日 改悪された盗聴法と共謀罪が連動するとどうなるか。弁護士の小池振一郎さんは「共謀罪立証には盗聴・密告が不可欠で、合意を裏付けるために日常的な監視が行われるようになり、『合法的』盗聴が増大する。恣意的運用をさせないよう警察を監視する第三者機関の設置が必要だ」。ジャーナリストの小笠原みどりさんは「秘密保護法、盗聴法改悪、共謀罪成立で、権力の乱用を隠す違法監視が合法化された。萎縮せず言論空間を広げ、表現活動で押し返していこう」と語った。