「ふぇみん」3160号(2017/7/15)を発行しました。 目次 2、3…共謀罪 萎縮せず、自粛せず 4…連載 避難の権利はどこへ⑦ 4…連載 わたしと24条⑨ 5…連載 つないで紡いで色とりどり生活③ 6…film 『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』 1面 共謀罪 萎縮せず、自粛せず 撮影…豊田直巳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2、3面 【特集】共謀罪 萎縮せず、自粛せず ●髙山佳奈子さん(刑法学者)に聞く 社会の監視が進み、市民を圧迫する 【特集】共謀罪 萎縮せず、自粛せず 3面-1 一からわかる共謀罪 私の場合 文●京極紀子さん(ふぇみん・あもるふ支部) 3面-2 「共謀罪」法を廃止させよう 文●中森圭子さん(ふぇみん平和部会、共謀罪NO!実行委) ●FLASH ・廃炉と灰リサイクルで復興? 福島で進む巨大ビジネス 6月24日 ・東電元首脳3被告を裁け!福島原発事故刑事裁判 6月30日 ・赤ちゃんを襲う見えない汚染 東京都内で学習会 7月1日 ・違法重ねる辺野古工事 翁長知事、「差し止め訴訟」へ 4面-1 【連載】避難の権利はどこへ⑦ 文●高橋千春 どんな選択も受け入れられる社会に 4面-2 【連載】わたしと24条⑨ 文●大垣有香 家父長制と家制度はブッ壊せ! 5面-1 【連載】つないで紡いで色とりどり生活③ 遊びの中で自然に介助 文●金澤まゆ 5面-2 【連載】ハーストーリーⅡ⑪ 1990 日本企業の不当解雇に闘いを挑んだ韓国スミダの女性たち 6面 【Film】『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』 監督 テレンス・デイヴィス 文●向後友惠(放送作家) 7月29日より、東京・岩波ホールほか全国順次公開 配給 アルバトロス・フィルム、ミモザフィルムズ TEL 03(5380)4776 【書評】7/15号の書評ページへ 『あそびの生まれる場所 「お客様」時代の公共マネジメント』西川正 著/ころから1800円 『「?好」羽根つき餃子とともに 二つの祖国に生きて』石井克則 著/三一書房1500円 『自己責任社会の歩き方 生きるに値する世界のために』雨宮処凛 著/七つ森書館1500円 ●Books 沖縄 鉄血勤皇隊 人生の蕾のまま戦場に散った学徒兵/戦争する国のつくり方「戦前」をくり返さないために/緊急事態条項で暮らし・社会はどうなるか 「お試し改憲」を許すな ●Gallery 『ハート アンド ハーツ コリアン・フィルムウィーク』 7面 【連載】ゆりばら!(275)竹内佐千子 ●voices 「『この世界の片隅に』閉じこめられる日常」 ●FORUM「安倍政権 このままにしない」 ●ふぇみんのお店から 石けん1割引中 フェイスクリアソープ(95g)972円→875円 フェイシャルローション(100ml)1512円→1361円 詰替用(100ml)1134円→1021円 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌 -------------------------------------------------------------------------- 3面【フラッシュ】 ・廃炉と灰リサイクルで復興? 福島で進む巨大ビジネス 6月24日 「放射能ゴミ焼却場とイノベーション・コースト」と題する学習会が福島・三春町で開かれた。講師は「放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会」の和田央子さん。福島県浜通り地域では大規模焼却炉の建設が行われ、焼却灰を路盤材や人工骨材に使用するなどの再利用が進む。また、廃炉国際研究センターや遠隔技術開発センターの建設、廃炉のための人材育成などを掲げる国家プロジェクト、「福島イノベーション・コースト構想」の現状について報告があった。 ● ・東電元首脳3被告を裁け!福島原発事故刑事裁判 6月30日 第1回公判が東京地裁で開かれた。地裁前では9時から被害者がアピール。10時からの法廷で、被告人の東電元首脳3人は津波の予見は不可能として無罪を主張。検察官役の指定弁護人は、当時の社内会議録やメール、報告書などの証拠から、被告らが大津波を予見、対策は不可避としながら、先送りしたと主張した。公判は17時まで行われ、次回公判日は未定。傍聴できなかった約300人が参議院議員会館での集会に参加した。 ● ・赤ちゃんを襲う見えない汚染 東京都内で学習会 7月1日 「きれいな水といのちを守る東日本連絡会」主催で行われた。講師は上田昌文さん(市民科学研究室)。子どもを取り巻く環境は有害化学物質をはじめ、電磁波など避けることのできないものに溢れている。上田さんはそれらへの暴露を軽減することはできると。例えばスマホなどを耳に当てて会話するのをやめる。発着信時の電磁波は電子レンジに耳を当てるのと同じで危険だ。枕元に置いて寝るのも危険。そんな当たり前のことが知られていないと感じた。 ● ・違法重ねる辺野古工事 翁長知事、「差し止め訴訟」へ 辺野古埋め立てをめぐり国・県「事前協議」や、3月で失効している「岩礁破砕許可」の再申請を拒否し、「護岸工事」拡大を続ける国に対し、知事は7月中旬の県議会議決を経て訴訟を提起する予定だ。7月3日、辺野古への基地建設を許さない実行委呼びかけの防衛省前抗議行動で、ヘリ基地反対協の安次富浩さんは「知事の提訴を全力で支持していく、8月12日の県民大会の成功へ」と電話で伝え、7月25日にはカヌーや船での海上座り込み行動が行われるとの発言も。