WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3144号(2017/1/25)を発行しました。

目次
2…島洋子さん寄稿 オスプレイ墜落と日米政府とメディア
3…ついに始まる  核兵器禁止条約交渉
4…新連載 避難の権利はどこへ
5…イルダ   「整形ローン」が韓国の性産業を持続させる
6…mystery 『棺の女』

1面 NPO法人MAMIE理事長  安藤美紀さんAndo Miki
[「聴覚」という壁を超えて自由に]

聞き手…社納葉子
撮影…井上陽子

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あんどう  みき
1969年、鹿児島県生まれ。大阪市在住。NPO法人MAMIE理事長。mamieは古いフランス語で「大切な人」を意味する。MAMIEのウェブサイトで美紀さん作のパラパラ漫画「きこえないことって?」「聴導犬って?」等を読むことができる。

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2面 ●島洋子さん(琉球新報)寄稿 オスプレイ墜落と日米政府とメディア 文●島洋子
●ねこのひげ

3面 歴史的な動きに、日本の市民の後押しを ついに始まる核兵器禁止条約交渉 文●川崎哲

●FLASH
・安倍政権打倒へ、選挙で共闘 野党、新宿で新春街宣 1月7日
・フェミニスト議員パワーアップ! 参議院議員会館で講座 1月11日
・山城博治さんらの釈放を!「稀に見る政治弾圧」抗議   1月12日
・放射線管理区域への帰還!?さようなら原発講演会 1月14日

4面-1 【連載】避難の権利はどこへ?① 文●熊本美彌子 私たちは「棄民」となる
4面-2 映画『抗い』の西嶋真司監督に聞く 権力、歴史の風化に抗う

5面-1 【イルダ】「整形ローン」が韓国の性産業を持続させる 文●ナラン(イルダ記者)
5面-2 【連載】それぞれの介護 女ひとり介護経営に挑む⑤(終)文●村田則子 波乱万丈乗りこえて

6面 ミステリーの本棚 『棺の女』リサ・ガードナー 著 文●稲塚由美子(ミステリー評論家) 満園真木訳 970円(税別) 小学館文庫

【書評】1/25号の書評ページへ
『飾らず、偽らず、欺かず 管野須賀子と伊藤野枝』田中伸尚  著/岩波書店2100円
『それでもパレスチナに木を植える』高橋美香  著/未來社2000円
『あごら 雑誌でつないだフェミニズム 全3巻』あごら九州  編/石風社 各2500円

●books 海女をたずねて 漁村異聞 その4/被爆70年ジェンダー・フォーラムin広島「全記録」 ヒロシマという視座の可能性をひらく/対馬への旅 罪なきこととけして言うまじ

●Gallery 『Amal for Peace 2017』

7面 【連載】ゆりばら!(254)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「大阪府協の1泊交流会開催」
●FORUM「私にとってのふぇみん」
●ふぇみんのお店 ハンドソープ泡状ポンプ式(500ml)810円 詰替用(450ml)540円
お肌しあわせハンドソープ泡状ポンプ式(330ml)388円 詰替用(300ml)291円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ

●福島では、原発で事故は起こるが放射線は怖くないという、新たな「安全神話」が広められていると武藤類子さんは言う●「安心安全だから帰れ」ではなく、「放射性物質はあるが帰還せよ」と●日本原子力研究開発機構などの協力でつくられた県の環境創造センターには県内の小学5年生が訪れ、放射線安全教育をゲーム仕立てで体験●双葉町には福島原発事故のアーカイブ拠点建設が決定、2020年完成を目指す。全国の高校生の修学旅行やオリンピックで来日する外国人観光客も誘致する●9日、NHKで放送された「それでも生きようとした 原発事故から5年・福島からの報告」では、14年から福島県(県外避難者を含め)の自殺率が上昇していると報告。多くの原発事故被害者が、力つきて膝を折る状況にある●“アンダーコントロール”の虚言でオリンピックを誘致した国は、人々の苦境に目を向けようともしない。(ね)

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3面【フラッシュ】

・安倍政権打倒へ、選挙で共闘 野党、新宿で新春街宣 1月7日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合の呼びかけで「ともに闘う 2017 ファーストアクション」と題して野党4党による共同街宣があり2500人が新宿駅頭を取り巻いた。安住淳民進党代表代行は「1強の政治は国をダメにする。小選挙区で1対1で対決する体制をつくるので応援を」、志位和夫共産党委員長は「この1年で、本気で共闘すれば自公を打ち破れるという勝利の方程式が見えた」など語り、次の衆議院選挙での野党共闘の推進を約束した。
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・フェミニスト議員パワーアップ! 参議院議員会館で講座 1月11日
全国フェミニスト議員連盟主催「女性議員パワーアップ集中講座」が開かれた。講座Ⅰは「性産業から少女たちを守る 安心できる居場所と支援を」としてColabo代表の仁藤夢乃さんが講演、講座Ⅱは「原発事故避難者 基礎自治体のできること」として、FoEの満田夏花さんと、武藤類子さんが、自主避難者の住宅支援の現状を報告、各自治体での取り組みを求めた。講座Ⅲは「議会改革をすすめよう」と題して自治体議員が発表した。
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・山城博治さんらの釈放を!「稀に見る政治弾圧」抗議1月12日
沖縄平和運動センター議長山城博治さんら3人が微罪であるのに90日以上長期勾留されているのは不当だと、作家の鎌田慧さんらが12月中旬に署名を呼びかけた。海外66カ国からを含む1万6528筆が集まり、記者会見と集会を開催。鎌田さんは「弁護士以外接見禁止が続き山城さんは極悪犯扱い」と怒った。刑事法が専門の前田朗さんが「刑事法の研究者が『政治的弾圧だ』と緊急声明を出すのは稀だ」と話すと満員の会場から大きな拍手が起きた。

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・放射線管理区域への帰還!?さようなら原発講演会 1月14日
講師は北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さん。西尾さんはがんの放射線治療を行ってきた。「放射線治療は放射線の表の世界のこと。裏の世界の話はICRPが公的機関ではなく、ただの民間団体であり、健康管理より原子力政策を推進する立場の組織であること。放射線被曝は細胞分裂の盛んな子どもが一番危険。放射線管理区域とも言える高線量の土地に住民を帰還させるなんてとんでもない」と語った。さようなら原発1000万人アクション実行委主催。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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