WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3141号(2016/12/15)を発行しました。

目次

2…どう考える? 配偶者控除改定
3…冗談で話し合っても罪? 「テロ等組織犯罪準備罪」の正体
4…クリントンはなぜ支持されなかった? 米大統領選を金平茂紀さんに聞く
6…film 『天使にショパンの歌声を』
12月25日号は休刊です

1面 関東大震災朝鮮人虐殺を伝える 大竹米子さん Otake Yoneko
[いつまでも種を蒔き続けます。]

聞き手…室田元美
撮影…落合由利子

おおたけ  よねこ
1930年大阪府生まれ。1954年より1991年まで千葉県の中学校で社会科や国語を教える。1978年より関東大震災朝鮮人虐殺の調査や真相究明に全力を注いでいる。2015年、市民が集える「おおわだシード」http://oowadaseed.comを設立。

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2面 どう考える? 配偶者控除改定 女性の経済的自立と反貧困の視点が必要です
文●竹信三恵子
●ねこのひげ

3面 共謀罪=「テロ等組織犯罪準備罪」(仮)の正体 冗談で話し合っても罪になるってホント? 

●FLASH
・高江、見せしめ逮捕・勾留 警察庁へ抗議 11月25日
・被爆者は禁止条約を求める 外務大臣等へ要請 11月25日
・「オリンピック化」される身体 女性、学教教育… 11月25日
・1日も早く裁判を!福島・いわき市労働福祉会館で集会

4面 米大統領選を金平茂紀さんに聞く 
女性の冷ややかな目と労働者の怒りがクリントンを降ろした

5面-1 【連載】女天研と考える ジェンダーと天皇 第2回●近藤和子 皇位男子継承は日本の伝統?
5面-2 【連載】それぞれの介護 女ひとり介護経営に挑む④文●村田則子 地元の旬野菜を使って

6面 【Film】『天使にショパンの歌声を』 監督 レア・プール 文●斉藤綾子(大学教員)
2017年1月14日より東京・角川シネマ有楽町ほか全国公開 配給 KADAKAWA TEL03(3514)1556

【書評】12/15号の書評ページへ
『THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本』 ブレイディみかこ  著/太田出版1500円
『ヒトラーの娘たち ホロコーストに加担したドイツ女性』ウェンディ・ロワー  著 武井彩佳  監訳 石川ミカ  訳/明石書店 3200円
『近代日本公娼制の政治過程  「新しい男」をめぐる攻防・佐々城豊寿・岸田俊子・山川菊栄』関口すみ子  著/発行  白澤社 発売  現代書館2400円

●Books ヘイトデモをとめた街川崎・桜本の人びと/武器輸出大国ニッポンでいいのか/学校に思想・良心の自由を 君が代不起立、運動・歴史・思想/今をどう生きる 科学・震災・核・被曝を語る

●Gallery ドキュメンタリー映画『人生フルーツ』

7面 【連載】ゆりばら!(256)竹内佐千子
●voices  「ふぇみん沖縄ツアーに参加して」
●FORUM「フーンさんのおかげで頑張ります」
●ふぇみんのお店から ナイアード ヘナ100%(100g)1080円  ヘナ+木藍(100g)1620円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●来年3月、原発事故による区域外避難者(いわゆる自主避難者)への住宅支援が打ち切られる。自主避難者には賠償金は払われておらず、唯一の支援が借り上げ住宅の無償提供だ。対象世帯は1万2千戸余●東京に避難する熊本美彌子さんは福島原発被害者証言集会で、翌日福島県知事に手渡す予定の文書を読み上げた●田舎暮らしを望んで田村市に移り住んだが、夢は原発事故で打ち砕かれた。いまだ放射能はなくならず、フレコンバッグは山積みで、元通りの生活には戻れない。住宅支援の打ち切りで路頭に迷う人も出ると●しかし県庁では職員に阻まれ、知事への面会どころか文書を秘書に手渡すこともできなかった●子どもの健康被害を懸念して逃げることはわがままか。事故さえなければ、生活を失うことも避難する必要もなかった。国も福島県も原発事故をなかったことにする道一直線だ。避難者を路頭に迷わせてはならない。(い)

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3面【フラッシュ】

・高江、見せしめ逮捕・勾留 警察庁へ抗議 11月25日
沖縄・高江で続く不当な身柄の拘束・勾留は憲法34条に反する。警察の権限の濫用を禁止する警察法2条にも違反し、さらに警察車両による工事車両の先導は同条規定の「公平中立」に反すると、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、辺野古実などが呼びかけて警察庁へ抗議した。緊急行動に集まった170人の市民の前に警察官が隙間なく立ち並び、「申入書」提出には1人しか認めない強圧的態度に対し参加者は批判、「機動隊は高江から帰れ」と声を上げた。

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・被爆者は禁止条約を求める 外務大臣等へ要請 11月25日
10月開催の国連第1委員会において、核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議に、被爆国である日本が反対票を投じた。核廃絶日本NGO連絡会、ヒバクシャ国際署名連絡会が、長崎、広島の被爆者らとともに外務省を訪れ、反対票を撤回して条約交渉に積極的に参加するよう求める岸田外務大臣ら宛ての要請書を手渡した。その後の集会で、中島正徳さん(長崎県被爆者手帳友愛会会長)は「核兵器は非人道的兵器。廃絶する最後のチャンスだ」と訴えた。
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・「オリンピック化」される身体 女性、学教教育… 11月25日
五輪は社会へさまざまな影響を及ぼす。ジェンダーや教育問題もその一つ。いちむらみさこさん(反五輪の会)が、性二分法強化とセックスチェックの方法や、国威発揚やドーピング問題などと、それに対する女性たちの抵抗を語った。増田らなさん(同会)は、東京都が五輪礼賛の副読本を都内の小学生から高校生に配布していること、それを基にした教育が進む実態を解説。反五輪の会とアジア女性資料センターの共催。
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・1日も早く裁判を!福島・いわき市労働福祉会館で集会
11月26日、福島原発告訴団の総会と福島原発刑事訴訟支援団主催による被害者証言集会が開かれた。告訴は一段落だが、告訴団は今後の健康被害への懸念などを考慮して、解散せず維持することとなった。東電幹部を被告とした刑事裁判の公判の開始は来年になる予定。証言集会では7人が発言、被害の厳しい状況を訴えた。保田行雄弁護士は、現状は被害者の切り捨てが進んでいると指摘し、刑事裁判では東電の犯罪性と国の責任を明らかにしていくと述べた。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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