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ダイジェスト

「ふぇみん」3136号(2016/10/25)を発行しました。

目次
2、3…特集 「自主避難者」の切り捨て
4…核兵器廃絶国際デー記念イベント 変化する今、できること
4…ヒバクシャ国際署名で核廃絶の後押しを
5…どうなる? 東京・築地市場の豊洲移転
6…music 宇多田ヒカル


1面 『ルポ 母子避難』著者 吉田千亜さんYoshida Chia
[彼女たちは自分だったかもしれない]

聞き手…岩崎眞美子
撮影…落合由利子

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よしだ  ちあ
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。原発事故と母親を取材した季刊誌『ママレボ』、埼玉県内の避難者向け情報誌『福玉便り』などの編集・執筆に携わる。著書に『ルポ  母子避難~消されゆく原発事故被害者』(岩波新書)、『原発避難白書』(編著/人文書院)がある。

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2、3面 「自主避難者」の切り捨て
2面 貧困にも直面する自主避難者 避難し、住み続ける権利を 文●瀬戸大作
●ねこのひげ

3面 (避難者の声)帰れないから帰らない ●加倉美奈子さん(仮名、都営住宅)/いきなり高い家賃に ●桑田圭子さん(仮名、雇用促進住宅)/仮住まいだからこそ、このままで ●松本徳子さん(民間借り上げ住宅)  

●FLASH
・戦争法廃止へさらに広がりを 総がかり行動シンポ 10月6日
・女性議員を増やす法を 緊急院内集会 10月7日
・辺野古・環境アセスを問う ジュゴン保護キャンペーン 10月7日
・東村高江の住民らが国を提訴 東京で報告集会開催 10月13日

4面 核兵器廃絶国際デー記念イベント 
4面-1 核廃絶へ動く世界日本はどうする?
4面-2 ヒバクシャ国際署名で核廃絶の後押しを 文●林田光弘

5面 「日本の台所」が大揺れ どうなる? 東京・築地市場の豊洲移転

6面 music 愛する人を失った時に 文●岩崎眞美子(ライター)
『Fant?me』 宇多田ヒカル ユニバーサルミュージック TYCT-60101 3000円(税別)

【書評】10/25号の書評ページへ
『武器輸出と日本企業』望月衣塑子  著/KADOKAWA 800円
『新版 いのちの女たちへ  とり乱しウーマン・リブ論』田中美津  著/発行  パンドラ 発売  現代書館3200円
『帝都東京を中国革命で歩く』譚?美  著/白水社1800円

●books 大問題! 子ども不在の新学習指導要領 学校が人間を育てる場でなくなる!?/地方都市から子どもの貧困をなくす 市民・行政の今とこれから/今から始める「安保関連法制」学習ノート

●Gallery 『もう楽しいことしかしたくないから、イケメンに会いに行った。』(コミックエッセイ)

7面 【連載】ゆりばら!(251)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「京子ちゃん、さようなら」
●FORUM「仲間の人生をかみしめて」
●ふぇみんのお店 第3世界ショップ  ミルクチョコレート(100g) 702円 ビターチョコレート(100g) 702円 ヘーゼルナッツチョコレート(100g) 810円 ウインターチョコレート(100g) 864円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●「親子断絶防止議員連盟」が、父母の離婚や別居の後に、子との「継続的な関係の維持等」促進を目的とする「親子断絶防止法案」をまとめている●離婚後の面会交流や養育費の分担の書面での取り決めを努力義務とし、子の連れ去り防止や、国・地方公共団体が面会交流を支援する責務を明記●DV被害女性やその子ら、児童虐待被害者、支援者、弁護士、専門家から反対の声が続出。児童虐待やDVへの特別配慮規定はあるが、安全を守る制度的な担保がなく、DVや児童虐待の深刻な影響を無視。父母との継続的な関係維持が「子の最善の利益」とは、子の意思を無視し、特定の家族観を押しつける。「連れ去り」防止はDV被害女性らの避難を困難にする、ひとり親家庭の貧困の原因である養育費の徴収こそ強化すべき…●至急声を上げよう。詳細は「面会交流等における子どもの安心安全を考える全国ネットワーク」http://nacwc.net/(登)

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3面【フラッシュ】

・戦争法廃止へさらに広がりを 総がかり行動シンポ 10月6日
昨年9月の戦争法強行採決から1年間の運動経過および今後を語るシンポジウムに900人が参加した。超党派の総がかり行動に参加した市民の声を背景に野党共闘が実現し、参院選での善戦と今後への抵抗の基盤ができたと総括があった。政治学者の渡辺治さんは、「2009年の政権交代時、沖縄・普天間基地の県外移設を掲げた民主党政権に財界・米国は猛攻した。この時、私たちは単に観客だったのでは」と警鐘を鳴らし、変革に向け市民も行動をと訴えた。


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・女性議員を増やす法を 緊急院内集会 10月7日
超党派の「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」ができながら、先の通常国会で野党単独提出となった「政治分野における男女共同参画推進法案」。臨時国会では、男女の候補者を「同数」を「均等」とし、超党派での提出を目指す。集会で大山礼子・駒沢大学教員は「法案には理念とともに、国や地方公共団体に人材育成や環境整備の努力規定を課しており、使える法だ」と指摘。主催はクオータ制を推進する会。

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・辺野古・環境アセスを問う ジュゴン保護キャンペーン 10月7日
辺野古・大浦湾の環境アセスに関する防衛省と環境省へのヒアリングが行われた。防衛省に対し、アセスで基地建設がジュゴンに影響はないとしているが、専門家名が非公開では信頼性が担保できないこと、大浦湾内で確認されたジュゴンを北部「嘉陽沖」生息としているのは情報操作ではないかと追及。環境省にはジュゴン保護について、混獲の防止から生育環境保護の取り組みへの拡大と、外来種の侵入を防ぐため、基地建設での外部からの土砂の搬入中止を求めた。

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・東村高江の住民らが国を提訴 東京で報告集会開催 10月13日
9月に住民33人が行ったヘリパッド建設工事差し止め訴訟の提起と工事差し止めの仮処分申請について、原告の安次嶺現達さん、伊佐育子さんと代理人の小口幸人弁護士が報告をした。主催は「辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク」他。伊佐さんは「前の戦争の遺骨を拾い上げないうちに次の戦争の準備か」と訴え、裁判にかける思いを語った。小口弁護士は裁判の骨子と概要、オスプレイの飛行が身体全体に影響する住民の被害/不利益などを解説した。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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