WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3127号(2016/7/15)を発行しました。

目次

2…熊本地震から3カ月 被災地は今
3…障害者差別解消法、いよいよ施行
4…届け、怒りの声 沖縄県民大会
5…連載 南三陸  汐風たより⑤
6…film 『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』


1面 『シアター・プノンペン』監督 ソト・クォーリーカーさんSotho  Kulikar
[体に刻まれた忌まわしい記憶]

聞き手…中村富美子
撮影…落合由利子

ソト・クォーリーカー
1973年、プノンペン生まれ。通訳等の仕事を経て映画に関わり、映画製作会社を設立。自伝的要素を盛り込んだ監督デビュー作『シアター・プノンペン』は、2014年東京国際映画祭でスピリット・オブ・アジア賞を受賞。現在、東京・岩波ホールで公開中、以後全国順次公開。

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2面 熊本地震から3カ月 被災地は今
●ねこのひげ

3面 どうなる?  どう使う? 障害者差別解消法、いよいよ施行! 文●臼井久実子
●FLASH
・戦争ができる国日本と世界 市民連絡会憲法講座 6月25日
・辺野古新基地建設の断念を 「沖縄は負けません」 6月26日
・被告は国と原子力機構 新もんじゅ訴訟口頭弁論 6月29日
・「原発は戦争の顔をしている」 原発のある社会は軍事社会

4面-1 届け、怒りの声  沖縄県民大会
4面-2 【連載】女性議員が行く⑤ 太田あゆみ(香川県高松市議)下 娘との二人三脚で

5面-1 【連載】南三陸汐風たより⑤ 文●工藤真弓 祈りのかたち「キリコ」
5面-2 【連載】波のはざま~からだの流れのつかみ方~⑤ 文●富永純枝 笑いの呼吸

6面 【Film】『奇跡の教室  受け継ぐ者たちへ』監督  マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール 文●向後友惠(放送作家)
*8月6日より、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開 配給 シンカ TEL03(6434)1524

【書評】7/15号の書評ページへ
『時代の正体2 語ることをあきらめない』 神奈川新聞「時代の正体」取材班  編/現代思潮新社1600円
『われらは愛と正義を否定する 脳性マヒ者 横田弘と「青い芝」』横田弘、立岩真也、臼井正樹  著/生活書院2200円
『横須賀、基地の街を歩きつづけて 小さな運動はリヤカーとともに』新倉裕史  著/七つ森書館1800円

●Books 税が拡げる格差と貧困/あたらしい憲法草案のはなし/ビバ!インクルージョン 私が療育・特別支援教育の伝道師にならなかったワケ/安保法制を語る! 自衛隊員・NGOからの発言

●Gallery 映画「太陽の蓋」

7面 【連載】ゆりばら!(242)竹内佐千子
●voices 「肌に安心・安全な化粧品を使いたい」
●FORUM「静かに力強く 30年」
●ふぇみんのお店から 石けん・基礎化粧品・キッチンスポンジ他すべて1割引セール!
 〈新商品〉ハローキティシャーベットクリーム(ボディクリーム)
    ラベンダーミント、ピーチミント、ライムミント 各(30g)702円→632円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●ねこのひげ
●6月、宮城県女川を訪ねた。JR石巻線が昨年3月に女川まで運行を再開。新しい駅舎には温泉施設を併設、駅前に商業施設もオープンしたが、土曜日というのに閑散●こぎれいな商業施設とは裏腹に、駅前以外はようやく土盛りが終わったばかりで、住宅の建設などはこれからだ●町議の阿部美紀子さん(2015年4月5日号)によれば、最近の町議会で原発の温排水問題を指摘したら、原発PR館の温排水の展示がなくなり、さらに福島・双葉町の看板は負の遺産として残すべきという意見があると質問したら、その後女川にあった原発推進の看板がひそかに撤去されていたとか!●阿部さんが見せてくれたのは東北電力の新聞折込広告。カラーの大判ちらしで、原発を止めると電気代が上がるなどの文言が躍る。原発から10キロ圏内の牡鹿半島は山がちで道も狭く、避難に課題が残る。本当に必要なものは何か、熟慮すべき時だ。(い)

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3面【フラッシュ】

・戦争ができる国日本と世界 市民連絡会憲法講座 6月25日
講師は立教大教員の西谷修さん。国家間の戦争の数世紀を経て、核兵器開発と経済のグローバル化で国家間戦争は不可能となり、対テロ戦争の時代へ。国際法は適用できず、敵の姿が不確定なこの戦争は、国内に恒常的な非常事態を生み、社会は管理化へと向かう。一方、安倍政権は再度の国家間戦争を欲望し、日本経済の維持に腐心する官僚・財界と一体となって軍事産業国家を目指す。私たちが向かう先にあるのは奴隷国家か?曲がり角に立つ現在を概観した。


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・辺野古新基地建設の断念を 「沖縄は負けません」 6月26日
元米兵女性殺害事件から2カ月。辺野古新基地を許さない実行委主催の新宿デモに集まった人々は、出発に先立ち被害女性を悼む1分間の沈黙の時を持った。今年3月に司法が国・県に出した「和解」勧告に続き、6月に「国地方係争処理委員会」が勝敗判断をせず両者に「継続協議」を求めたのに対し、参加した沖縄平和運動センター議長の山城博治さんは「話し合いを続ける。負けません、負けるわけがありません」と発言、日焼けした顔に拍手がやまなかった。

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・被告は国と原子力機構 新もんじゅ訴訟口頭弁論 6月29日
昨年12月、もんじゅから250キロ以内の住民105人が東京地裁に「もんじゅに係る原子炉設置許可処分の取消しの義務付けを求める訴訟」を提訴。原子力規制委員会は昨年、日本原子力研究開発機構に代わる新たな運営主体を示すよう勧告したのを受け、夏までに文科省は結論を出すことになっているが、裁判には日本原子力研究開発機構が国と共に被告側に参加。もんじゅを廃炉にしない限り国の原発再稼働政策は変わらない。

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・「原発は戦争の顔をしている」 原発のある社会は軍事社会
「ドキュメンタリーが語る原発と戦争」と題して6月30日から4日間、映画とテレビドキュメンタリー作品の上映とトークが東京・早稲田小劇場どらま館で開催された。主催は早稲田大学ジャーナリズム研究所。最終日7月3日はチェルノブイリと福島に取材した3本の作品を上映、各作品のディレクターと金平茂紀さんがトーク。国策で不条理がまかり通り、誰も責任を取っていない、情報統制が行われるなど、戦争と原発は同根などと語り合われた。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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