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「ふぇみん」3119号（2016/4/25）を発行しました。

目次

2、3…CEDAW～世界が見た日本の女性差別～
4…高校無償化排除問題に揺れる「オモニ会」の母たちに聞く
5…7月選挙へ動く！ ママの会、T-ns SOWL、ミナセンTV東京
5…台湾と韓国に学ぶクオータ制
6…music　PJ・ハーヴェイ
　
1面　「にんしんSOS東京」の  中島かおりさんNakajima Kaori
［産むことも産まないことも支える］

聞き手…赤石千衣子
撮影…宇井眞紀子

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なかじま  かおり
1971年神奈川県生まれ。がんの免疫療法の研究員を経て、助産師に。2015年末仲間と共に「にんしんSOS東京」を立ち上げた。にんしんSOS東京　TEL03（4285）9870　16～24時。寄付先は西武信用金庫薬師駅前支店（普）1210163シャ）ニンシンエスオーエストウキョウ

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2面　【特集】CEDAW～世界が見た日本の女性差別～　
2面-1　●日本軍「慰安婦」（性奴隷制）　日韓「合意」では解決にならない　文●渡辺美奈（「アクティブ・ミュージアム女たちの戦争と平和資料館wam」事務局長）
●マイノリティ女性　複合差別の包括的差別禁止法を
●ねこのひげ

3面　【特集】CEDAW～世界が見た日本の女性差別～
●民法改正　フォローアップ対象でも進歩せず　坂本洋子（ｍネット・民法改正情報ネットワーク）
●婚外子差別　全ての婚外子差別規定の廃止を　田中須美子（なくそう戸籍と婚外子差別・交流会）
●リプロダクティブライツ／ヘルス　多様な性を前提とした法を　大橋由香子（SOSHIREN女 （わたし）のからだから）
●女性に対する暴力　被害実態を反映させよ　鈴木文（「すぺーすアライズ」代表）
●その他の項目

●FLASH
・高浜原発停止、重要でない？ 原子力規制委員会　4月6日
・自衛隊との癒着に抗議都教委へ再々交渉と請願　4月7日
・超党派で民法改正をｍネット主催院内集会　4月13日
・辺野古「工事中止」守られるか？  防衛省交渉　4月13日

4面　高校無償化排除問題に揺れる「オモニ会」の母たちに聞く　地域の人たちとのつながり目指して

5面-1　7月選挙へ動く！　ママの会、T-ns SOWL、ミナセンTV
5面-2　台湾と韓国に学ぶ　クオータ制導入から始めよう

6面　music　２万8千人の声なき声 ●岩崎眞美子（ライター）『The Hope Six Demolition Project』PJ・ハーヴェイ　ホステス・エンタテインメントHSU-10072　2400円（税抜）

【書評】4/25号の書評ページへ
『戦争を悼む人びと』シャーウィン裕子  著／高文研2000円
『〈68年〉の性  変容する社会と「わたし」の身体』神奈川大学人文学研究所  編　小松原由理  編著／青弓社3400円
『森達也・青木理の反メディア論』森達也・青木理  著 ／現代書館1700円

●books　はたらく女性のハンドブック／アメリカ人が伝えるヒロシマ「平和の文化」をつくるために／市民の力で立憲民主主義を創る／市民が明らかにした福島原発事故の真実　東電と国は何を隠ぺいしたか

●Gallery『世界のともだち エジプト アフマド 毎日がもりだくさん！』

7面　【連載】ゆりばら！（234）竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく　「教育の鉄則は「余裕」のはず」
●FORUM「「年だから」といってられない…」
●防虫ポプリ香　5個入り（486円）、15個入り（1350円）、30個入り（2484円）

8面
●event information
●diary　ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●7月の選挙が近づいてきた。私たちも国会議員へ政策提言しようという企画に参加した。ウェブ上のグループ「全日本おばちゃん党」のメンバーが主催した「未来をこの手に！大討論会」だ●ＴＰＰ（ＰＡＲＣ・内田聖子さん）、沖縄と外交（新外交イニシアティブ・猿田佐世さん）の解説後、クオータ制、原発、格差・貧困・子育て・教育、社会保障、ＴＰＰ、安保法制・外交の6テーマを、参加者が進行役と共に議論し、マニフェストの原案を練った●「女性の目線が生かされる意思決定の場を求める」「原発事故による汚染調査の情報公開を」「選挙の供託金を下げる」「保育士、介護士の給料を上げる」「若者に雇用機会を」「戦わず、話し合う方策を考える」「武器輸出はしない」…●マニフェストづくりは政治への距離を縮める。そして女性視点の肝は、「生活は政治」。マニフェストは5月中に公表し、国会議員に向けてロビイングするという。（さ）

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3面【フラッシュ】

・高浜原発停止、重要でない？ 原子力規制委員会　4月6日
高浜原発4号機の原子炉自動停止は、発電機作動時の電流値が保護継電器の作動値を上回ったことで起きた。過去の運用を参考に、主変圧器の一時的な電流バランスの誤作動防止を考慮した電流差を30％と判断していたが、実際には32～35％の電流値が計測されたため起きた。委員長は電流潮流の影響に関して関西電力の意識不足で、社会的な信頼失墜につながるとしたが、「安全上重要でない事象」とした。原発では小さなミスが重大事故につながりかねない。


                                             ●

・自衛隊との癒着に抗議都教委へ再々交渉と請願　4月7日
都教委主導による自衛隊での宿泊防災訓練中止を求めてきたブックレット編集委（ふぇみん参加）が、生活者ネットの都議同席での3度目の都交渉を持った。自衛隊側は「青少年防衛講座」としているものを、学校側は保護者に「災害活動体験」と説明、陸自駐屯地で実施している（練馬工業高校の事例）など新たな問題を加えた請願書を説明・提出し、3週間後の回答を求めた。誠意のない回答の場合は、都議会で取り上げてもらうなどを検討している。


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・超党派で民法改正をｍネット主催院内集会　4月13日
ｍネット・民法改正情報ネットワーク主催の「法制審から20年、民法改正を求める院内集会」には、107人が参加。公明党、民進党、共産党、社民党の議員らが出席した（自民党からは2議員の秘書が出席）。昨年末の夫婦同姓強制合憲判決への批判や、野党議員からは超党派で選択的夫婦別姓法案を提出したいという意欲が語られたほか、ｍネットが参議院議員選挙に向け、候補者の選択的夫婦別姓制への賛否をウェブサイトに公表するプロジェクトが発表された。

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・辺野古「工事中止」守られるか？  防衛省交渉　4月13日
辺野古代執行訴訟の「和解」により、昨年10月の知事による「埋め立て承認取り消し」の効力が復活し、国は一切の作業ができない。しかしまだ大浦湾に調査用のスパット台船や立ち入り禁止フロートなどを置き続けている。辺野古の抗議船船長で土木専門家の北上田毅さんは、防衛省交渉（主催FoE Japan他）で「海上の物を早急に撤去するべき」と質したのに対し、防衛省は「県と協議し適切に行う」と誠意のない返答を通した。

【 新聞代 】（送料込み）

　1カ月750円、3カ月2,250円

　6カ月4,500円、1年9,000円

【 振込先 】

　郵便振替：00180-6-196455

　加入者名：婦人民主クラブ