WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

  • HOME
  • >
  • ダイジェスト

ダイジェスト

「ふぇみん」3115号(2016/03/05)を発行しました。

目次
2…ねらわれる教科書
4…被爆70年のヒロシマをジェンダー視点で探る
5…大阪市でヘイトスピーチ規制条例成立
5…新宿ニコンサロン  「慰安婦」写真展中止裁判勝訴
6…DVD 『フレンチアルプスで起きたこと』

1面 再審開始決定で釈放された袴田巌さんの姉 袴田秀子さんHakamada Hideko
[そうはいくかよ、負けてたまるか]

聞き手…柏原登希子
撮影…落合由利子


はかまだ  ひでこ
1933年、静岡県浜松市生まれ、在住。2月には支援者らが誕生日を祝ってくれた。今年で3回目になる。『袴田巌 夢の間の世の中』は、東京・ポレポレ東中野で公開中ほか全国順次公開。http://www.hakamada-movie.com/

---


2面 【特集】ねらわれる教科書
35年かけた「憲法の理念」つぶし
●ねこのひげ

3面 【特集】ねらわれる教科書
〈大阪〉姑息な世論操作も/〈横浜〉市長の政治的な判断?●石下直子/〈韓国〉韓国では国定化に逆戻り●チョウイ・ヨウル(イルダ編集長)

●FLASH
・放射能汚染防止法の制定を 市民ら環境省と交渉 2月16日
・安保関連法廃止法案 野党5党共同提出 2月19日
・原発賠償裁判に支援を 自主避難当事者は語る 2月19日
・オール沖縄に呼応しよう 辺野古埋め立てを中止へ 2月21日

4面 【連載】ジェンダーフォーラム in 広島① 被爆70年のヒロシマをジェンダー視点で探る 文●高雄きくえ

5面-1 「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例」成立 
5面-2 新宿ニコンサロン「慰安婦」写真展中止裁判勝訴 文●岡本有佳 

6面 【DVD】『フレンチアルプスで起きたこと』監督 リューベン・オストルンド 文●中村富美子(ジャーナリスト)
*スウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー2014年 3800円+税 発売・販売 オデッサ・エンタテインメント TEL 03(5148)6085

スウェーデンの裕福な一家が、フランスのスキーリゾートに遊ぶ。幸せそうな家族はしかし、ある出来事によって揺らぎ始める。「理想のパパ」の面目がつぶれ、夫婦関係はきしみ、ブルジョワ的な幸福が崩れてゆく。はたして5日間の休暇中に家族は修復できるのか。オストルンド監督お得意の人間観察に、サスペンスフルな娯楽性も加わり、一級の社会学的エンターテインメントに仕上がっている


【書評】2/5号の書評ページへ
『家族幻想 「ひきこもり」から問う』杉山春  著/筑摩書房800円
『母乳がいいって絶対ですか?』田房永子  著/朝日新聞出版1400円
『誰でもできるロビイング入門 社会を変える技術』明智カイト  著/光文社780円

●ふぇみん句会

●Gallery 劇団態変東京公演「ルンタ(風の馬) いい風よ吹け」

7面 【連載】ゆりばら!(230)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「「夜の街歩きツアー」に参加して」
●FORUM「自衛隊の3文字消えた!」
●ふぇみんのお店から 高橋ソース トマトケチャップ (300ml) 432円 とんかつソース (300ml) 518円 ウスターソース (300ml) 518円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌



--------------------------------------------------------------------------

●ねこのひげ
●4月から始まる電力小売りの自由化。市民はどう選択すべきか悩む●まずは焦らずに情報を集め、見極めること。4月を過ぎても従来通りの供給は続くので心配ない●電力会社と直接契約していれば、住宅への供給に参入する新電力会社へ変更できる(集合住宅で管理組合の一括契約の場合は除く)●どこと契約するか。最重要ポイントは、できるだけ原発電気でない新電力を選ぶこと。良心的な新電力は供給電力の構成(風力、太陽光など)を公表している。加えて、安さで選ばないこと●情報をどこから得るか。「反原発自治体議員市民連盟」が新電力各社に電力構成などアンケートをした。その結果はウェブで公表の予定。「パワーシフト・キャンペーン」も新電力の情報公開をしている●合言葉は「原発の電気にサヨウナラ」。特に原発が再稼働した電力会社はやめよう。新電力の選択は、暮らしの中で誰でもできる意思表示だ。(さ)

--------------------------------------------------------------------------

3面【フラッシュ】

・放射能汚染防止法の制定を 市民ら環境省と交渉 2月16日
「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会ほか主催で、参議院議員会館にて環境省交渉と院内集会開催。札幌市民の会の山本行雄弁護士が「環境基本法は産業規制の法律で大気・水質・土壌などを汚染させないための規制で罰則も厳しい。放射性物質も基準を設けて強制すべき」と解説。その後の環境省交渉では福島県の製材所から琵琶湖鴨川河川敷に不法投棄された木材チップの問題を追及。指定廃棄物となる8000Bq/kgの基準についても質した。


                                             ●

・安保関連法廃止法案 野党5党共同提出 2月19日
安倍政権が安保法案を強行採決した5カ月目のこの日、民主、共産、社民、維新、生活の5党は、安保関連法廃止法案を共同提出した。その夜に行われた「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の国会前集会で、民主党の枝野幸男幹事長が「安保法制廃止、集団的自衛権容認の閣議決定撤回」などの5野党共通目標を読み上げた。5党の代表議員は「今日がスタート」「参院選という大きな闘いがある」と、集まった7800人を前に手をつなぎ合った。
                                                                                                                           ●

・原発賠償裁判に支援を 自主避難当事者は語る 2月19日
いわきからの自主避難者で「福島原発被害東京訴訟」原告の草野和美さんのお話を聞く会が、東京・スペース三里で開かれた。ふぇみん渋谷支部主催。「自主避難者」という言葉には勝手に避難している神経質な人というイメージがあり、福島県内でも避難先でも差別されている。2017年3月に避難用住宅の提供を打ち切ると国・福島県が方針を出しているが、避難者をゼロに見せかけたい国の陰謀。絶対負けないと草野さんは語った。

                       ●


・オール沖縄に呼応しよう 辺野古埋め立てを中止へ 2月21日
辺野古新基地建設への反対と、国による沖縄県提訴に抗議する国会包囲首都圏アクションが行われ、2万8000人が参加(主催は国会包囲実行委と総がかり行動実行委)。沖縄から駆けつけた稲嶺進名護市長は「行政不服審査は国民を守るためのもの。国がやるのは法の濫用だ」と訴え、ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表も「絶対に勝ち抜こう」と決意を語った。埋立用土砂の搬出地域からの発言も。札幌や岡山・大阪など全国でも同時行動が行われた。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
このページのTOPへ